第16回 土と色 ―ひびきあう世界― 京都展 記録編
[2016年12月11日(Sun)]
先月、京都市美術館で 開催された
第16回 土と色 ―ひびきあう世界― 京都展 。
会場で じっくりと観て、
普段では 感じ得ない
さまざまな感情がほとばしる時間を
過ごしました。
会場のようすや
印象に残った作品を、
記録の意味を込めて 残します。
( 主催者の許可を得て、撮影しています。)
全国で いや 世界で、
「 アール・ブリュット 」として
障がいのあるひとが 描く 創る 作品が
世に出るようになりました。
そこには、
本人の意思と反した
他者の意向に伴う扱いをされる
作品も 見受けられるようになりました。
でも、いつも
この『 土と色展 』には、
作者の息づかいや 手のぬくもりや
表情が 見える作品しか並んでいません。
『 土と色展 』に 並ぶ作品は
「アール・ブリュット」で括れない、括る必要のない
“ 生まれたもの” が そこにあるだけです。
一人ひとりから
“ 生まれたもの ” がもつ 自由で包まない表現を
誰も 邪魔しない 邪魔をさせない場
それが『 土と色展 』。
これからも、ずっと 続けてほしい展覧会です。
タグ:土と色展
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