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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」

 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。



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夕方支援 [2016年11月11日(Fri)]

障がいのある子をもつ母親が
仕事を続けることには
さまざまなハードル・障がいがあります。

先日 働くおかあさん で、
障がいのある子が学校を卒業したのちに
母親が働き続けることが
無理にも近い状態であることにふれましたが、
それに関連した記事を 目にしました。


「「夕方支援を」6割超 障害者家族に 市が初調査 」
 ( 2016年11月1日付け:神奈川新聞 )


神奈川県川崎市で
生活介護事業所を利用する
重い障がいのあるひとの家族を対象にしたアンケートで、
全体の6割以上の家族が
施設利用後、預かりや見守りなどの
「 夕方支援 」を求めることが分かった、とありました。
主な理由は、
家族の介護負担軽減と 家族の就労継続のため、と。


このアンケートは、
市内59施設の利用者の家族のうち
1507家族に 調査票を配り、
771家族から 有効回答を得ました。

「 施設利用後、何らかのサービスを希望する=66%」。

希望理由(複数回答可)は、
「 レスパイト(休息)=47%」
「 介助者の通院=31%」
「 他の家族の介護=25%」
「 介助者の就労=23%」と 続きます。

そして、延長対応の希望時間帯は、
「 午後6〜7時=35%」
「 午後5〜6時=22%」
「 午後7時以降=14%」で、
希望する頻度は、
「 週1回=17%」
「 週2回=16%」
「 週5回=9%」 でした。


放課後等デイサービスを利用する
小中学校生や高校生が増えている現状を鑑みれば、
卒業前と卒業後の
平日夕方の時間の過ごし方に
大きな差があることは
言うまでもないことかもしれません。

家族だけでなく、
障がいのあるひとを
支援する立場にいるひとたちの中には、
気づいていたけれど…と思うひとがいると思います。

施設は、午後3時か4時まで です。
そこから
午後6時、7時までの時間を
安心安全に充実した時間を過ごすことを望むことは
あって当然のこと と思います。

放課後等デイサービスを制度を整える時に
卒業後のことまで
一緒に 考えられていたら、
予測が しっかりできていたら、
このような状況は
避けられていたのではないでしょうか。


個別に、事業所ごとで
「 夕方支援 」を行っているケースは ありますが、
こうしたアンケートを取って
大勢の意見として取り上げられなければ
「 必要です 」
と 言えない家族がいる、
「 夕方支援を受けたい 」
と 大きな声で言えない現状であることを
とても残念に思います。



ニーズがあっても 取り組みが進まない背景には
障害者総合支援法の
職員報酬体系の延長加算が低いこと も一因だと。

アンケートを行った川崎市は、国に
他の都市と共に 単価設定の引き上げも求め、
そして 施設や法人に対して
延長対応や 日中一時支援事業への協力も
働きかけていくそうです。



大きくて安定した法人ほど
「 夕方支援 」をやらない。
小さい事業所、運営の厳しい施設は
「 夕方支援 」をやっている。
このような二極化が 進んでいる現状を止めないと。

そして、「 夕方支援 」の質にも 目を光らせて。
ただズルズルと居残ることが
「 夕方支援 」ではありません。


施設や法人の
体系や大きさのちがいに 関係なく、
必要とするひと・家族に
そのひとその家族に合った
「 夕方支援 」が成り立つには、
まだ少し 時間がかかりそうです。が、

「 夕方支援 」は 必要な支援です。

必要な支援です。














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