今日、アール・ブリュットを考えてみる 展
[2016年02月16日(Tue)]
アール・ブリュット。
今や、少しは 聞きなれた
言葉となりましたね。
と同時に、
アール・ブリュットについて
このような問いを 立てるひとも増えつつあります。
「 今あるアール・ブリュットの形は
果たして、障がいのある人たちにとって
よいもの、しっくりきているものなのだろうか 」と。
そのような問いに
何かしらの答えが見えるかもしれない
今日は、こちらの展覧会の案内です。
〜 今日、アール・ブリュットを考えてみる 〜
会 期:2016年2月17日(水)〜3月27日(日)
会場1:みずのき美術館
京都府亀岡市北町18
Tel:0771(20)1888
http://www.mizunoki-museum.org/
開館時間=10時〜18時(入館は閉館30分前迄)
{月曜・火曜休館}(但し祝日の場合は開館)
会場2:京都府アールブリュッ都ギャラりー
京都市右京区嵯峨天龍寺北造路町18-1
「ぶらり嵐山」内
Tel:075(865)0339
開館時間=10時〜17時{火曜休館}
【両会場ともに、入場無料】
主 催:京都府、松花苑みずのき
企 画:みずのき美術館
協 力:ボーダレス・アートミュージアムNO-MA、
藁工ミュージアム、 鞆の津ミュージアム、
はじまりの美術館、日本財団、他
――約50年前にはじまった
入所施設の造形活動。
約20年前に得た
アール・ブリュットとしての評価。
そして、その後出会う
アール・ブリュット作品の数々。
私たちは息を呑んだ。
でも、この定義はなかなかむずかしい。
作品の外側と内側の景色の違いに、
戸惑いを覚えることもある。
だから今日は、
ゆっくりアール・ブリュットを
考える日にしよう。――
(フライヤーより)
会場1、みずのき美術館には
みずのき絵画教室で生まれた作品とともに、
アール・ブリュットや周縁にある
取り組みに関する書籍などが 展示されるそうです。
会場2、京都府アール・ブリュッ都ギャラリーには
日本財団さんの
アール・ブリュット支援事業により開館した美術館から
「アール・ブリュットについて考えさせられる作品」
をテーマに選出された作品が 展示されるそうです。
そして期間中には
関連企画として、トークイベントもあります。
〜 『アール・ブリュット美術館』というテーマ 〜
日 時:2016年3月21日(月・祝)
15時〜16時30分
会 場:みずのき美術館
登壇者:横井悠さん
(ボーダレス・アートミュージアムNO-MA)
松本志帆子さん(藁工ミュージアム)
櫛野展正さん(鞆の津ミュージアム)
岡部兼芳さん(はじまりの美術館)
進行 奥山理子さん(みずのき美術館)
定 員:40名【 予約制、参加費無料 】
※予約は メールのみの受付です。
氏名(ふりがな)、電話番号、メールアドレス、
人数 を明記のうえ 下記へ
info☆mizunoki-museum.org(☆を@に変えて)
フライヤーにあった
「 作品の外側と 内側の景色の違いに、
戸惑いを覚えることもある 」の 言葉。
まさしく、
そう感じているひとが増えていると実感する中で
この展覧会は
とても 興味深いです。
これからの『 アール・ブリュット 』の行方を
おもんばかるうえで、
分岐点となる
展覧会になるかもしれません。
*日本財団「アール・ブリュット支援事業」とは、
パリで高い評価を得た
日本のアール・ブリュット作品を所蔵し
適切に保存しながら
美術作品としての相応しい展覧会への出展と、
古民家・蔵を改修した
美術館の整備・企画運営支援を通じた
展示機会の拡充と鑑賞環境の整備を行い、
より多くの人に作品の魅力を届ける支援事業です。
この支援により、下記の美術館が開館しました。
ボーダレス・アートミュージアム NO-MA
(滋賀県近江八幡市、2004年6月オープン)
http://www.no-ma.jp/
藁工ミュージアム
(高知県高知市、2011年12月オープン)
http://warakoh.com/museum
鞆の津ミュージアム
(広島県福山市、2012年5月オープン)
http://abtm.jp/
みずのき美術館
(京都府亀岡市、2012年10月オープン)
http://www.mizunoki-museum.org/
タグ:アール・ブリュット
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