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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」
 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。



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マイナンバー [2015年12月19日(Sat)]

国民の一人ひとりが持つ
12桁の個人番号「 マイナンバー 」。

今後、税や年金、雇用保険など
行政の手続きに使うとされています。
その通知方法を巡っては、
ニュースで大きく取り上げられていましたね。

国民の誰もが等しく
自分の番号を知る・確認できるものであるべき
この「 マイナンバー 」が、
国民の誰もが等しく
個人情報を受け取れる工夫が成されていない現状を
記事で知りました。


「 マイナンバー通知カードの番号
視覚障害者 読めない困惑 」
(2015年12月17日付け:毎日新聞)


簡易書留で自宅に届く 通知カードに記された番号。
このマイナンバーが、
障がいのあるひと、
とくに 視覚に障がいのあるひとが
読めない事態が続いています。

マイナンバーの通知カードが入った封筒には
「まいなんばーつうち」と点字されているのですが、
肝心の中身には 点字が全くありません。

通知カード書類の左下に
視覚障がい者用の 音声コード(約2p四方)が
印字されているのですが、
そこに音声コードがある ということは
見ないとわかりません。

そして、この音声コードで読み上げるには
スマートフォンの読み上げアプリが必要です。
携帯電話(ガラケー)では 使えません。
スマートフォンを使えても
音声コードの位置が わからないために
1人で読み取ることは 困難です。
一人暮らしだと ヘルパーの支援が必要で、
ヘルパーとの信頼関係がないと頼めません。



マイナンバーの通知カードが送られる世帯は
全国で 約5400万世帯で、
そのうち 視覚に障がいのあるひとは
約32万人と推計されています。

総務省は、
「 全てに 点字を施すと多額の費用がかかる。
音声コードは『ねんきん定期便』などでも
採用されている 」と説明しています。が、
それなら『ねんきん定期便』でも
視覚に障がいのあるひとは困っているのであって、
これを理由にすることは
間違っているのではないでしょうか。

そして総務相は こう 言っています、
「 視覚に障がいのあるひとへの配慮を求めるように
全国に 通知した 」と。
対応は、自治体任せなのです。

では、自治体ごとでは どうなのでしょうか。

兵庫県神戸市では、
区役所などの相談窓口に点字印刷機(12台)を用意し
職員が番号を読み上げ、
点字シールを提供するとありますが
実施は年明け以降 とありました。

大阪府堺市では、
専門スタッフがいる「視覚・聴覚障害者センター」と
連携して支援策を探る とありました。探るです。

そして、大阪市と京都市は「支援策を 検討中」と。



マイナンバーについて、行政から
その在り方や使い道についての情報はあっても、
障がいのあるひとや認知症など
自分ひとりで
番号を知ること・番号を管理することなどの
配慮については
その議論が尽くされていないことから生じる事柄が
置き去りにされたままで、
それらの対応が足りていないことは
誰が見ても明らかです。


障がいのあるひとに関するさまざまな法律が改正され、
来年4月から
障害者差別解消法が施行されるという、直近でも
このような事態が起きているということは
残念でなりません。
そして、これらの法律が
在るだけの法律になるのではないか、
活きた法律に果たしてなるのだろうかと
心が重くなります。



どのような障がいがあっても、障がいがなくても
「自分で個人情報を管理できる配慮のある社会」へ。


省庁とか、自治体とか、
責任のなすり合いをしているようでは
ほど遠い、と 思えてなりません。








追伸:
マイナンバーの通知カードを配達し、不在の場合
郵便局は「不在票」を ポストに入れますね。
「 他の物と判別しやすいように、紙を
ピンク色にしている 」と 聞き及んでいますが、
この「不在票」にも 点字がなければ
特別な簡易書留の不在票 だとわかりませんね。
調べてみると、日本郵便は
重度視覚障がい者として登録している世帯には
点字の不在票を入れる予定 とありました。
でもこれは、居住の郵便局によって
ちがいがあるそうです。















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