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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」
 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。



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あなたのため [2015年12月09日(Wed)]


「 あなたのためを思って」。
親が 子に、上司が 部下に(あまり有りませんかね)
かける言葉のひとつにある この言葉。

先日、「あなたのためが 教育虐待に変わるとき」
という コラムを 目にしました。


「 教育虐待 」
初めて知った言葉でした。
それは、
「 あなたのため 」という 大義名分のもとで 
親が 子に おこなう、
行き過ぎたしつけや教育のことを指すそうです。

子どもを追い詰めるほどの
教育熱心過ぎる親が、引き起こすものだそうです。

成績が悪いことをなじられて
子が親を殺すという
凄惨な事件が起こりますが、
その背景には、親が子へ
言葉の暴力や 体罰をしたことが
犯行の動機につながっている ともありました。


よく考えてみると、
教育熱心な親は 昔からいました。

でも、社会のさまざまな変化が激しくなり、
就職難や 終身雇用制度の崩壊など
先が見えない混沌とした世の中となり、
子どもの将来に
不安を感じる親が増える時代に。
そこから、今までの教育熱心が
ベクトルを変えたことが起因なのかも と。

子どもが幼い頃から
「 あれがいい 」と聞けば、それを体験させて
勉強や習い事を させ続けて、
「 あなたのために 」と
親が子の世話を焼く姿が ありますね。

そこで、ふと思いました。

これは 障がいのあるなしにかかわらず、
いや、障がいのある子の方が
「 あなたのため 」と
教育虐待に似たような行為を
親が子にしているケースが あるのではないかと。


本当に必要なものが 何なのかが
わからなくて 不安だから、
あれもこれも 子どもに体験させる。

さまざまな情報があふれる中で
とにかくやらせる、その多くは 自発ではない場面で。
それは まるで、
親の不安や 期待の裏返しのように。



障がいのある子の成長を促す
「 療育 」にも、
それに近いことが起こっています。

ズンズン運動や 祈祷師の件も しかり。
そこには、何が正しいのか 分からないままに
藁をもすがる気持ちで足を運ぶ 親の姿がありました。


子を思う気持ちは よくわかります。
でも、その「 あなたのためを思って 」は
子どもの人生を 狂わすことになっていませんか。

あなたのためを思って、やっていることは
もしや、私のためになっていませんか。


子を思うばかりに
ほかのものが 何も見えず、
あらぬ方向へと 進んでしまう。

それは「 あなたのため 」ではないのでは。



どう生きるか、生きたいかは
親が 決めるのものではありません。

意思決定は 子にあります。
障がいがあっても なくても。

自戒を込めて。
2015年 師走。















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