支援
[2015年08月03日(Mon)]
障がいのあるひとへの支援は、
場面により、さまざまに
支援のちがいが あります。
そのひとにより、
支援のちがいも あります。
「 失敗すると、本人が大変」とか、
「 大事に至ったらどうするのか」など
時として その支援が、
“ 失敗させない ” ための 支援になっていませんか。
支援とは、
失敗を防ぐためのもの ではないと思うのです。
本来、支援者が行う「 支援 」とは、
「 失敗を 本人が引き受けられる」支援であること
だと思うのです。
机上で、いくら勉強してもわからないことが
多々あります。
大切なことは、
支援の必要なひとと 向き合い、
そのひとのことを知り
その家族のことを知ってこそ、
「 そのひとに 必要な支援 」が見えてくる
のではないでしょうか。
あれこれと サービスだけを
パッチワークのようにつなげた支援は、
障がいのあるひとが望む暮らしから
程遠いものになるだけかもしれません。
研修などで
「 障がいのある子やひとの 親の心理 」とか
「 障がいのある子や人を抱える 家族の心理」
という 項目がありますが、
本当に必要ことは コレじゃありません。
本当のそれは
「 周囲にいるひとたちの心理 」であったり
「 行政や福祉事業所に携わるひとたちの心理」
ではないか と。
障がいのあるひとが
「 安心して 失敗ができる支援」を
支援者と呼ばれるひとたちが行うには、
何が 欠けているか
何を 足さなければいけないか。
見方考え方を変える
「 柔軟な発想 」が 支援には必要です。
「 柔軟な発想 」こそ、支援を変える基だと思います。
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