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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」
 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。


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障がいのあるひとの仕事 2 [2015年05月22日(Fri)]

先日、厚生労働省が
平成26年度 障がい者職業紹介状況のまとめを
公表しました。

ハローワークを通じた就職件数が、
平成25年度の 77,883件から
大きく伸びて、
平成26年度は 84,602件
(対前年度比 8.6%増)となり、
5年連続で 過去最高を更新したとありました。

また、就職率も
47.2%(対前年度比 1.3ポイント上昇)となり、
5年連続で 上昇とありました。

そして、
精神に障がいのあるひとの就職件数が
大幅に増加し、
身体に障がいのあるひとの就職件数を
大きく上回った とありました。



なるほど、そうですか。でも、
このような数字を見て、いつも思うことがあります。

そののち、離職したひとは
どれくらいいるのですか。

離職したひとは、その後
どうされているのですか。


障がいのあるひとの
離職率、定着率の数字は
意識しないと目にできないことが多く、
大きく取り上げられないことが常ですが、
本来 こちらの方が 大切で、
「 就職したから、はい終わり 」ではなく、
仕事を続けることに もっと重きを置いて
定着するための支援を
就職と同じくらい重視することが
大切だと思うのです。

そんな中で、こちらの記事がありました。


「 障害者の離職、課題に 
京都市、専門職配置し 支援本腰 」
( 2015年5月10日付け:京都新聞 )


京都市の場合、平成24年度に就職した
75人の障がいのあるひとの
1年後の定着率は、66.7%。

全国平均より
7.7ポイント 低い数字だそうで、
全国47都道府県のうち 40番目とありました。

そして記事には、企業が
障がいの特性をよく理解せずに雇用し、
職場のひとにも
詳しく説明していないケースが多いことが
原因ではないか とありました。

そんなことを 今さら言うなんて、
障がいのあるひとの仕事に
かかわるひとたちの
認識不足も甚だしいなぁと、
ちょっと憤慨。


 
洋菓子店「マールブランシュ」を展開する
ロマンライフさん(京都市山科区)では
2009年から、障がいのあるひとを
雇用しているとありました。

仕事は クッキーの仕込みや 包装、
施設の清掃などで、
現在 11人が 働いているそうです。

社内では、
障がい者雇用に詳しいカウンセラーによる
セミナーを開催し、
障がいの特性や
注意すべき点などの説明をするとともに、
本人と 月に一度 面談をし、
職場内でのさまざまなことについて
社員さんが 相談にのっているそうです。

障がいのあるひとが仕事をするには
少なからず 配慮や支援は必要で、
そのことを理解して雇用す企業側には
大きな負担が あるかもしれません。

しかしながら、その負担は
負担だけで終わるものではない と思います。

「 初めは 仕事が遅かったりするが
慣れてくると、粘り強く工夫して
仕事に取り組むひとが多い。
同僚の社員も、成長を一緒に喜び、
励みになっています 」という
ロマンライフのマネージャーさんの
この言葉を聞くだけで、
会社としての 人財育成の姿勢が わかりますね。

人材育成ができる企業だと
社会的に信頼される要因のひとつにも なりますね。

障がいのあるひとを 雇用することから
目に見えないところで
好影響があるということを 理解している企業は、
ロマンライフさんのように
企業側の支援や努力を
自ずとできるのだと思います。



今 欠けていることは、
障がいのあるひと一人ひとりの特性や得手を
企業側に伝えることをおろそかにしている
職場定着を支援する側の認識だと思います。

働く意欲や能力のある
障がいのあるひとへ
門戸を開いていない企業側に
文句を言うだけでなく、
具体的に 採用するために必要なことを
企業側へ 漏れなく伝えること、
伝えて終わりではなく、続けて
企業と障がいのあるひとの関係を見守ることを
忘れてはならない と思います。


障がいのあるひとの仕事は
定着して初めて
「 就職 」のカウントとしてほしい。

厳しいかもしれませんが、
「 障がいのあるひとの仕事 」は、とくに
そういうものだと思うのです。















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