ことばの魔法
[2015年03月16日(Mon)]
年度替わりの春この頃は、
合格や卒業、就職など
日常にはない うれしい場面に
遭遇するひとが多い季節ですね。
うちも 合格、卒業と
いつもの年にはない場面が続く
春を迎えています。
そのなかで
あらためて 感じたことがあります。それは
「 おめでとう 」という言葉は
言う方も、言われる方も
うれしい気持ちで満たされるなぁ、と。
「 おめでとう 」と言う場面は
不意に 訪れますね。
不意に訪れるがゆえに
うれしさが増幅するのかもしれませんが、
「 おめでとう 」という言葉は
「 おめでとう 」のまわりにいるひとを
幸せな気持ちにしてくれるなぁと
あらためて思いました。
ことばのちから、ことばの魔法。
「 おめでとう 」のように
ストレートに 伝える・伝わる言葉だけでなく、
ことばには 魔法があると思います。
―「あたりまえ」を
「ありがとう」と言うのが “ 感謝 ”
「だから、なに?」を
「おめでとう」と言うのが “ 賞賛 ”
「もう、ダメだ」を
「これからだ」と言うのが “ 希望 ”
「なりたいな」を
「なってやる」と言うのが “ 決意 ”
「もういいや」を
「まだ待とう」と言うのが “ 忍耐 ”
「疲れた」を
「頑張った」と言うのが “ 努力 ” ―
聞き書きした言葉を ふと 思い出しました。
日々 つい口に出ることばも
少しの余裕と 感謝の気持ちから
魔法のことばにかわり、
そのことばのまわりにいるひとと
自分自身を
あたたかい気持ちに させてくれます。
ことばの魔法を
どんなときも使えるひとでありたいなぁと
思う春。
自戒を込めて。感謝を込めて。
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