映画「みんなの学校」
[2015年02月01日(Sun)]
―すべての子どもに
居場所がある 学校を作りたい。
学校が変われば、地域も変わる。
そして、社会が 変わっていく―
目に飛び込んできた この言葉に
思わず 心がわしづかみされた、今日は
映画「 みんなの学校 」を 紹介します。
大阪市内に現存する 公立小学校、
大空小学校を 舞台に撮った
ドキュメンタリー映画です。
―大空小学校がめざすのは「不登校ゼロ」。
ここでは、特別支援教育の対象となる
発達障害がある子も、
自分の気持ちをうまく
コントロールできない子も、
みんな同じ教室で学びます。
ふつうの公立小学校ですが、
開校から6年間、児童と教職員だけでなく、
保護者や地域の人もいっしょになって、
誰もが通い続けることができる
学校を作りあげてきました。
すぐに教室を飛び出してしまう子も、
つい友達に暴力をふるってしまう子も、
みんなで見守ります。
あるとき、
「あの子が行くなら大空には行きたくない」
と噂される子が入学しました。
「じゃあ、そんな子はどこへ行くの?
そんな子が安心して来られるのが
地域の学校のはず」と木村泰子校長。
やがて彼は、この学び舎で居場所をみつけ、
春には卒業式を迎えます。
今では、他の学校へ通えなくなった子が次々と
大空小学校に転校してくるようになりました。
このとりくみは、
支援が必要な児童のため
だけのものではありません。
経験の浅い先生を
ベテランの先生たちが見守る。
子供たちのどんな状態も、
それぞれの個性だと捉える。
そのことが、周りの子供たちはもちろん、
地域にとっても
「自分とは違う隣人」が抱える問題を
一人ひとり思いやる力を培っています。
映画は、日々生まれかわるように育っていく
子供たちの奇跡の瞬間、
ともに歩む教職員や保護者たちの苦悩、
戸惑い、よろこび・・・。
そのすべてを絶妙な近さから、
ありのままに映していきます。
そもそも学びとは何でしょう?
そして、あるべき公教育の姿とは?
大空小学校には、そのヒントが溢れています。
みなさんも、
映画館で「学校参観」してみませんか?―
(イントロダクションより)
2月21日(土)から
東京・渋谷ユーロスペースにて ロードショー、
3月7日(土)からは
大阪・第七藝術劇場にて 公開予定で、
神奈川、愛知、兵庫、京都と
順次 全国公開予定だそうです。
詳しくは、
下記 公式サイトで ご確認ください。
―すべての子どもに
居場所がある 学校を作りたい。
学校が変われば、地域も変わる。
そして、社会が 変わっていく―
まさしく
この言葉が 活きた言葉となり、
映画とともに
さまざまなひとに知ってほしい。
そして 知ることから 次へ
全国に、大空小学校のような学校が
点在すべく、
実現するための行動へと
つながりますように。
*映画「 みんなの学校 」公式サイト
http://minna-movie.com/
出演:大空小学校のみんな
監督:真鍋俊永
製作:関西テレビ放送
配給:東風
タグ:映画
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