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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」
 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。


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何をしたいか VS 何ができるか [2012年11月29日(Thu)]

今日は、AERA の
「障がいを持つ人を伸ばそうとしない日本」
(2012年11月26日号)という記事を目にしての
ひとりごとです。


障がいのあるひとを対象にしたスポーツ教室を
運営している
NPO法人アダプティブワールド(東京都稲城市)の
齊藤直さん。

日本体育大学で 障がい者スポーツを専攻し、
在学中に渡米し、
障がい者スポーツ施設を見学された経験があります。
その後、
障がい者施設で 指導員として働き始めたとき、
日米のある違い≠ノ 衝撃を受けたそうです。

障がいのあるひとを 前にして、
アメリカでは まず
『何を したいか』という 目標を立てる。
そして それに向かって努力をする。
それに対して、
日本では まず『何が できるか』を 考える。
現時点で できることに目を向けるに留まることが
ほとんど。

「障がいのあるひとの 可能性を
伸ばそうとしていない と思えた」そうです。

そこから齊藤さんは、2005年に NPO法人を設立し、
任意団体として
障がい者に スポーツを教える教室をつくられました。

ロッククライミングや ラフティング、
水泳、キャンプなど 多岐にわたった 運動を、
発達障がいのあるひとを中心に、
幼児から 30代のひとまで
毎月 のべ150〜200人を 教えています。

障がいのあるひとたちは、運動ができないのではなく、
そもそも、手や足を広げる など
体の使い方が わからなかったり、
運動経験が 少ないために
どうやっていいのか わからなかったりと、
さまざまな「説明不足」が 原因で
運動ができないことが多い、と言っておられます。


お国柄のちがい からなのか、
『何を したいか』と『何が できるか』、
この発想のちがいに 驚きました。

物事に集中したり こだわるという 特徴を、
スポーツに向けて、
好きなスポーツを見つけ、
『何が できるか』から『これが したい』に
つなげてあげられたら 素敵ですね。


目の前にいる 障がいのあるひとに、
「何が したいですが?」
「じゃあ、これをやりましょう。
そのためには これをこうして…」と
話すことから はじめる。

よく考えると、あたりまえのことですが、
『これが したい』が 叶えられない
不自由な現状を、
地道にひとつずつでも 打ち消していくことが、
生活の質の向上にも つながりますね。


*NPO法人 アダプティブワールド
東京都稲城市平尾1−60−13
http://www.adaptiveworld.org/





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