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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」
 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。


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区民体育祭2011 [2011年10月03日(Mon)]
京都市内では、
小学校区単位で 区民体育祭 が秋に開催されます。
地域の老若男女 が集う、
数少ない機会 のひとつです。

今住む地 に越してから、毎年参加。
なお は もっぱら、ブロックに分かれた地区テントでの応援係。

いくら友だちが誘ってくれても 「いいわ」 と出場を拒み、
これも 自己主張 と尊重しつつも、
「せっかくやから、ちょっとは 出たら」 と背中をつんつん。
でも 「いいわ」 と。


今年、わたしは 体育振興会の役員をしていることもあり、
審判係として 大会の一部始終 を
出発、ゴール、賞品渡し と目にする 機会に恵まれました。

「 うーん、障がいのあるひとを見ないなぁ。 出場もしていないし、
見渡せど 見つからず 」

地域にいるであろう、あのひとこのひとのお顔が 見えませんでした。

もともと 種目としては、走ること が主の 体育祭。
でも うちの地域では、「ザル引き」や 「ボール送り」、
「かぼちゃリレー」 「パン食い競争」 なる種目 もあります。

しかし実情は、ブロックごとの点数制 を取り入れている種目が多く、
「より 速いひと に声をかけて出てもらう 」 裏事情を知ると、
出場を遠慮するひとが多くなる のが現状 です。

まあ仕方ないかなぁ と思いつつ、
地域親睦を目的にあげている 体育祭 なのだから、
もうすこし ゆるくても いいのになぁ、 とも。


リレー選手がアンカーで付ける襷(たすき)を眺めながら、
「 はやいことを突き詰めることにより生まれた 弊害ある現代 を
見つめ直す機会 に、
この体育祭 がなってくれればいいのになぁ 」と
ふと、感じました。


*お隣の地域では、
地区内にある 障がいのあるひとが働く事業所が
出場招待 を受けています。
「招待」がなければ 参加しにくいのが現状なのですね。
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