成年後見制度
[2022年07月05日(Tue)]
知的や精神の障がいや
認知症があるなどにより
ひとりで決めることに不安や心配のあるひとが
契約や手続きをする際、
本人に 不利益がないよう
法的に保護し支援する
成年後見制度。
その利用が進むなかで、
本人や家族への不都合や不利益な点が指摘され、
改善を進めるべく、今年3月に
『 第二期成年後見制度利用促進基本計画 』が
閣議決定されました。
この度 日本弁護士連合会さんが
それに基づいた 連続学習会を開催されます。
第二期成年後見制度利用促進基本計画に関する連続学習会
(第1回)
これからの成年後見制度の在り方とは
〜 必要なときだけ使えないの? 〜
日時:2022年7月25日(月)
18時00分〜20時00分
※10分前よりアクセス開始予定。
開催方法:Zoomウェビナーによるオンライン開催
参加費・受講料:無料
参加対象・定員:どなたでも参加できます。500名。
申込方法:下記の申込みフォーム または
フライヤーの二次元バーコードから申込み。
【申込期限:7月20日(水)】
※手話通訳希望の場合は7月13日(水)迄に
問い合わせ先へ要連絡。
※申込状況等により、締切前に
募集打ち切りとなる場合があります。
内容:第1回では「必要性・補充性の原則」を取り上げ、
制度を必要なとき、必要な期間、必要な範囲に
限定して利用できないのかという
課題について考えます。
第二期基本計画の概要
厚生労働省
社会・援護局地域福祉課成年後見制度利用促進室
基調報告 〜成年後見制度と必要性・補充性の原則〜
上山泰氏(新潟大学法学部教授)
当事者や支援現場からの問題提起
安藤亨氏
(元愛知県豊田市福祉部福祉総合相談課 )
久保厚子氏
(一般社団法人全国手をつなぐ育成会連合会会長)
花俣ふみ代氏
(公益社団法人認知症の人と家族の会
副代表理事兼埼玉県支部代表)
意見交換:コーディネーター 赤沼康弘弁護士
(日弁連高齢者・障害者権利支援センター幹事)
主催:日本弁護士連合会
問い合わせ先:日本弁護士連合会 人権部人権第二課
Tel 03(3580)9982
Fax 03(3580)2896
成年後見制度については、
さまざまな団体や個人が
そのメリットやデメリットについて
述べたり記したりと、
さまざまな情報があることによって
混乱をきたしていることは 否めません。
わたしも、わかりやすく確実な情報を得ることに
疲れ果てたことが ありました。
ひとりで決めることが
心配なひとびとの
財産管理(不動産や預貯金などの管理、相続手続等)や
身上保護(介護・福祉サービスの利用契約や
施設入所や入院手続き、履行状況の確認等)などの行為を
法的に保護し、支援するために、
本人やその家族だけでなく
専門職、関係諸機関の担当者、
市民のひとびとなど
多くのひとが 無料で参加できる勉強会です。
興味のあるひとへ
この情報が 届きますように。
*日本弁護士連合会 HP
https://www.nichibenren.or.jp/index.html
*厚生労働省
「 成年後見はやわかり 」HP
https://guardianship.mhlw.go.jp/
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