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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」
 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。


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ユニバーサルシアター  [2022年05月17日(Tue)]

先日、初めて知った 映画館があります。

そこは、2016年秋に
東京都北区にオープンし、
「 ユニバーサルシアター 」と称さています。

目の不自由なひとも、
耳の不自由なひとも、
車いすで移動するひとも、
発達障害のある子も、
小さな子連れのママも、
だれもが いつでも安心して
一緒に 映画を楽しむことのできる
すべてのお客様を対象とした映画館
『 シネマ・チュプキ・タバタ 』が、そこです。

上映されるすべての映画は、
イヤホン音声ガイド付き
(目の不自由なひとが場面の描写などについて
音声の詳しい説明を聞きながら鑑賞できます)、
日本語字幕付き(セリフだけでなく、
効果音を表す字幕による解説付き)で、
館内には 車いすスペースが設置されており、
親子鑑賞室(子どもに限らず大人も利用できます、
照明・音量調整可)も 設置されています。

そして、今まで
上記のような障がいや制約のあるひとは、
映画の新作を
すぐに観たくても
観れないケースがほとんどだったのですが、
ここでは
新旧さまざまな
選りすぐりの映画が上映されています。

「障がい者がいない ユニバーサルシアターでありたい」。

チケット代金に関しても、
障がい者割引を設ける というものではなく、
他の映画館も取り入れてほしい
画期的な料金形態があります。

1つは、
同行援護サービスなどで
介助者のチケット代金も
障がいのあるひと自身が負担しなければならない現状を鑑み
「ヘルパーパス」を発行し、
このパスポートを入場時に提示すれば
介助者のチケット代金は
障がいのあるひとが負担しなくてもよいという制度。

もう1つは、
障がいが理由で就業に支障があったり
経済的に困難があるひとに対して
「プアエイド割引」を適応させ、
チケット代金が 1,000円で鑑賞できる という制度です。

どちらも
深くうなずき
感心する取り組みで、
ああ、全国の映画館で
同様の制度というか
サービスを取り入れてくれないかなぁと
即刻 強い思いが。


ちまたに耳にする「バリアフリー」は、時として
段差がなかったり
エレベーター設置など
車いすで移動するひとだけだったり、
目が不自由なひとだけだったり、
耳の不自由なひとだけだったり、と
「誰かだけのため」の状況を指すことが多いです。

が、本来、「バリアフリー」とは、この
『 シネマ・チュプキ・タバタ 』のようなことであり、
「 バリアフリー 」という言葉が
真意とずれた意で使われている今を変えるためにも
『 シネマ・チュプキ・タバタ 』を
たくさんのひとに知ってほしい。


映画館『 シネマ・チュプキ・タバタ 』の
“ チュプキ”とは、アイヌ語で
“ 自然界の光”だそうです。

幼い子がいるひとも、
周囲にひとがいる環境が苦手なひとも、
映画を観たくても経済的に苦しいひとも、
誰もが集える映画館。

座席は20席のミニシアターですが、
映画好きにとって
パラダイスであることは
手に取るようにわかります。

どのような状況下でも
いや、苦しいときだからこそ、なおさら
『 シネマ・チュプキ・タバタ 』のような場が
全国各地に在ってほしい。

全国のミニシアターに
まずは、広がってほしい取り組みです。





*CINEMA Chupki TABATA
(シネマ・チュプキ・タバタ)
東京都北区東田端2-8-4
(JR山手線田端駅北口から徒歩5分)
水曜定休
https://chupki.jpn.org/
















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