人生会議(ACP)2
[2022年04月10日(Sun)]
約2年前、拙ブログで記した 人生会議(ACP) 。
あれから、人生会議という言葉を
見聞きすることは 時々ありますが、
認知されると同時に
誤解されることも増えていて、
必要とされるひとに届いているだろうか、と
ふと 思うことがありました。
万が一のときに備え、
最後に受けたい医療やケアについて話し合う
“ 人生会議 ” =
“ アドバンス・ケア・プランニング(ACP)”。
自らが望む
人生の最終段階における医療・ケアについて
前もって考え、
家族や周囲の信頼するひとや
医療・ケアチームと繰り返し話し合い、
共有する取り組み でもあります。
この “ 人生会議 ” について、
より多くのひとに知ってもらい
人生会議について考えるきっかけになれば と
このほど 厚生労働省が動画を作成し公開しました。
動画には、
在宅医療に従事する
医師の高山義浩さんと紅谷浩之さんの
経験された実話を
再現されたVTRをもとに、
上記の医師とゲストの
“ 人生会議 ” について話し合うようすが
Vol.1〜3、
1話=約20分に まとめられており、
わかりやすい内容となっています。
< Vol.1 >
< Vol.2 >
< Vol.3 >
「 そのひとが大切にしているものに
できるだけ 早く気付いたり、
それを 大事にして揚げることが 大切 」。
「 そのひとが大事にしている信念を共有することで
見えてくるものがある 」。
「 弱さから出た言葉をそのまま終わらせずに
そのひとらしさに 気付かせてあげることが大切 」。
「 家族でなくても、心を許せる関係性があるひとが
近くにいることで 話せることもある 」。
「 生きたい、家族に迷惑をかけたくない、
対極で考えるのではなく 中間の考え方もある 」。
たくさんのキーワードが 心に残ります。
家族、そして
医療従事者、介護従事者、など
さまざまな立場のひとに見てほしいです。
「 揺れる心をくみ取りながら向き合い、
普段の何気ない雑談を大切にしたい 」。
これが わたしの一番の感想です。
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