映画『 旅のはじまり 』
[2022年03月16日(Wed)]
「 子どもの居場所 とは、子どもを守る とは。
傷ついた子どもを 抱きしめられる大人に。」
先日、目に留まった
この言葉に引き寄せられて、
今日は こちらの映画の紹介を。
映画『 旅のはじまり 』
―― 家庭環境にめぐまれなかった子供達が自立にむけて
歩んでいく様子、それを支える
大人たちに密着取材した本作。
それぞれの子どもに必要なサポートの形。
一人一人にどれだけの大人が関わってこれたのか、
深く抱きしめてくれる人はいたのか。
血のつながりを超えて
支え合う社会を目指して。――
(公式HPより)
ちがったサポートが必要な子ども一人ひとりに、
一人ひとりの大人が
どのようにかかわってこれたのか。
現代における家族の在り方、
社会のあり方を見つめる作品です。
さまざまな背景の子どもたちが入所する
児童養護施設、
虐待や家庭環境等で児童相談所を経由して
15歳〜20歳の子が入所する
自立援助ホーム、
施設への保護を望まない子どもたちが
オンライン居場所をして集まる
オンライン子どもの居場所、
見守りが必要な家庭の子どもたちが放課後を過ごす
子ども第三の居場所、
頼れる場がなく
社会への不信感をもつ少年たちと向き合う
非行少年の自立を支えるNPO、
それぞれの場で向き合う大人と子どもの
ありのままの姿は
私たちに何を問いかけているのでしょうか。
相談できるひとを見つけられなかった子どもたちを
見守る大人たちの姿から
あなたは何を感じますか。
それぞれの子どもたちに
必要なサポートの形は
それぞれちがいます。
その一人ひとりに
どれだけの大人がかかわってこれたのかを
考えた時、
障がいのある子たちにも
同じようなことが言える、と思いました。
その根底には、
血のつながりを超えて支え合う社会が必要だ、と。
2022年4月8日(金)に
シネ・リーブル池袋(東京)、
シネ・リーブル梅田(大阪)を皮切りに、
4月15日からは
名演小劇場(愛知)、
別府ブルーバード劇場(大分)、
その他、アップリンク京都、シネ・リーブル神戸など
順次全国ロードショーの予定です。
詳しくは 公式HPでご確認ください。
子どもたちの悲痛な叫びと
親の本音も交えながら、
彼ら彼女だけの責任なのかを
社会に問う作品であると同時に、
今、苦しんでいる子どもたちにも
届いてほしい作品です。
*映画『 旅のはじまり 』公式HP
https://tabihaji.net/
監督:松本和巳
プロデューサー:石原ゆり奈
出演:自立援助ホームの子どもたち、
子ども第三の居場所の子どもたち、
オンライン居場所の子どもたち、
児童養護施設の子どもたち、他
主題歌:「旅立ちの日に…」川嶋あい
特別協力:つばさエンタテイメント
協力:株式会社リコー、
リコーインダストリー株式会社、日本財団、
一般社団法人HOMEおかえり、
NPO法人陽和、 社会福祉法人中央有鄰学院、
一般社団法人障がい者みらい創造センター、
NPO法人若者メンタルサポート協会、
NPO法人心澄、田栗由美、東口さつき、
株式会社フェアスタート、
NPO法人フェアスタートサポート、
株式会社つぼぐちフードサービス、東富士病院、
NPO法人Support for Woman’s Happiness、
一般社団法人シンプルライフ協会
特別協賛:株式会社ノースゲイト、
NPO法人ノースガイア
タグ:映画
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