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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」
 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。


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責任  [2022年02月26日(Sat)]

過日、SNS上で目にしたひと言に、
さまざまな思いが
ぐるぐると頭の中をめぐりました。


「 ママは 人間です 」。


ネット上やメディアでは、
「できる母親」や「頑張っている母親」が
取り上げられ、目立っています。

でも、それを、
「さまざまな理由があってできない母親」や
「さまざまな理由があって頑張れない母親」を
目立たせて取り上げることで、
どれだけの母親の気持ちが楽になり
一歩を踏み出すための後押しができるかを
考えたことがありますか。

それらをひっくるめて
「怠け」というひとがいたならば、
「事実を知らないあなたが怠けだ」と言いたい。


さまざまな理由があって
できない母親、頑張れない母親の中には、
必要とする心理的サポートや福祉サービスを
知ることもできず 知る術もわからず、
たとえ 知ったとしても
どこでどのような手続きをすれば
それを受けられるかを知ることもできず
今に至っている母親が多いことは 事実です。

なのに、何度も何度も
大変です、しんどいです、助けてください、と
言い続けないと届かないのが
「福祉」である現状を、
野放しにして いいはずがありません。


支援を受けるための手続きについて、
必要な書類は何か
その書類はどこでもらえるか
書類の記入方法は誰に聞けばよいか
書類に添付しなければならない書類は
どこでどのような申請をすればもらえるか
その時に費用が必要か、など
一括して教えてくれる場所はありますか
一括して教えてくれるひとはいますか。


「書類一式を準備して手助けしようとすると
上司から、その親の責任だから
甘やかしたらダメだと言われた」と
ある福祉事務所の職員さんから
聞いたことがあります。

その時、衝撃とともに
言い返せない、変えようとしない、変えられない
その職員さん話しぶりに
怒りに似たものを感じ、
支援が必要なひとたちを切り捨てようしている
社会側にこそ障害がある、と
強く思った瞬間でした。

一部で「裏メニュー」的なものがあるという
噂がある中で、
戸惑うことなく
しんどい思いを重ねなくても
全国で地域差がなく
手続きができる状況になるのは
いつになるでしょうか。


「目の前の支援が必要なひとを支援する」仕事に
従事するみなさん、
困りごとを耳にした時に
「そうですよね」で終わらせることを
常としないでください。

「目の前の支援が必要なひとを支援する」仕事に
従事するみなさん、
どうすれば「社会側にある障害」をなくせるかを
現場の声として
行政へ 国へ 伝えてください。

「さまざまな理由があってできない母親」や
「さまざまな理由があって頑張れない母親」のために
福祉の、行政の、
現場にいるひとたちだからこそ
できることがあります、
変えられることがあります。

見て見ぬふりは、もう、やめてください。














タグ:申請主義
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