15%に光をあてて
[2021年09月14日(Tue)]
先月 8月19日、
東京スカイツリーなど
世界の約200か所のランドマークが
紫にライトアップされました。
これは、国際パラリンピック委員会(IPC)が主導し
スポーツだけにとどまらず、
人権、政策、コミュニケーション、ビジネス、
芸術、エンターテインメントの世界から
20の国際機関が連携して、
世界人口の約15%が そうと言われている
障がいのあるひとびとへの認識の
改革を訴えるキャンペーン
『 We The 15 』の
スタートを意としたものでした。
障がいのあるひとが走る姿ひとつをとっても、
障がいに合わせた装具などの工夫と
磨かれた技術に目を見張り、
走る障がいのあるひとを見る視点が
いつの間にか
変わっていく自分に気づくひとが増えていて、
それは
走る障がいのあるひとの人間性が与えた気づきであり、
その気づきが
自身や社会に今まであった先入観を解き放ち、
ちがいを受け入れるキッカケとなったり。
『 We The 15 』
―― We're people with disabilities.
We're 15% of the world. ――
( 私たちは障害者です。私たちは世界の15%です。)
世界12億人の15%、
約3臆人が 障がいのあるひとと知り、
その具体的な数に 驚きました。
世界12億人に向けて、
障がいのあるひとの生活を変革することを目指し、
生まれた運動『 We The 15 』では、
今後10年で社会を変えます、
障がいのあるひとびとの未来を描きます、
私たちの文化の変化を推進します、と
宣言しています。
その変化は、あなたから始めることができます。
一人ひとりの意識変革を社会にどう生かすか、は
そこにいる あなた次第。
日常的に直面している
さまざまな障壁と差別を打ち破り、
障がいのあるひとびとが
一人ひとりの潜在能力を発揮し
一人ひとりが 社会の一員として 暮らせる日。
10年も掛からずに実現できる。
それは、あなた次第なのです。
* #WeThe15
https://www.wethe15.org/
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