ドキュメンタリー映画『不安の正体 精神障害者グループホームと地域』
[2021年08月03日(Tue)]
障がいのあるひとのグループホームが
近年、各地で増えています。
ですが、それに伴って
地域住民によるグループホーム開設の
反対運動があることも確かで、
事業者側が説明会を開いても
反対の声は収まらず 対立が深まるという事態が
あとを絶ちません。
「 施設コンフリクト 」と呼ばれる
このような反対運動は なぜ起きるのか。
障がいのあるひとのグループホームとは
どのようなものなのか。
反対住民の声と関係者の意見、そして
グループホームに入居しているひとびとの
生活やインタビューを通して 実像を見つめる
ドキュメンタリー映画が完成しました。
ドキュメンタリー映画
『 不安の正体 精神障害者グループホームと地域 』
各地の反対運動をはじめ、
グループホーム内の生活の様子が収められており、
そこには、精神に障がいのあるひとの
置かれた実情を理解してもらおうという思いが
詰め込まれています。
舞台となったグループホームの入居者らが
顔を出して出演したことについて、
「 世の中には 精神障がいのあるひとを
いろんな目でみる人がいる。それでも
ありのままの姿を知ってもらおうという思いが
勝ったのではないか 」と
グループホームの理事長さん。
「 誰もが受け入れられる地域なら、
私はそこに住みたいなと思う 」と、
反対一色の住民説明会で
ある住民が発した言葉の紹介も。
「 精神障害者 大量入居 絶対反対 」と
書かれたのぼりが映し出された衝撃の場面から、
グループホーム開設に至った過程を
ただ 記録したものではなく、
障がいのあるひとを
知らないからことから起こる
数々の誤解を払拭したい、払拭する映画です。
このドキュメンタリー映画の完成を記念して、
オンライン上映会が予定されています。
▼配信日時:2021年8月9日(月祝)
11時 開始 〜13時 終了予定
▼配信スケジュール:
11:00 本編上映開始
12:05 本編終了、5分休憩
12:10 トーク開始、チャットで質疑応答予定
13:00 イベント終了
▼トーク出演:池原毅和さん(弁護士、本作企画者)
飯田基晴さん(本作監督)
※詳しくは イベントページにてご確認ください。
https://kipz.fun/mall/event/1203
障がいのあるひとを知らないひとにこそ
観てほしい映画です。
そして、観たひとたちに答えてほしい問いがあります
「 本当に怖いのは何だろう? 」。
本当に怖いのは。
*映像グループ ローポジション 内
ドキュメンタリー映画『 不安の正体
精神障害者グループホームと地域 』紹介ページ
https://www.lowposi.com/gh/
2021年/日本語/65分
企画:池原毅和
企画協力:三橋良子
監督・撮影・編集・ナレーション:飯田基晴
協賛:社会福祉法人SKYかわさき、
セレリアンス株式会社
助成:一般財団法人松翁会
製作:NPO法人自律支援センターさぽーと
制作・販売:映像グループ ローポジション
※映画のDVDが 9月に発売予定だそうです。
タグ:映画
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