ありのままがあるところ
[2021年07月10日(Sat)]
これまでに 拙ブログでも
さまざまな活動を紹介している
鹿児島県にある しょうぶ学園さん。
栃木県の里山に建つ
明治大正の面影を残した
旧小口小学校の校舎を再利用して開設された
「 もうひとつの美術館 」の開館20周年記念に
しょうぶ学園さんの展覧会が 開催されます。
〜 ありのままがあるところ しょうぶ学園 〜
会期:2021年7月16日(金)〜11月23日(火祝)
10時〜17時【入館は16時30分迄】
※休館は毎週月曜【但し祝日の場合は翌火曜休館】
場所:もうひとつの美術館
栃木県那須郡那珂川町小口1181-2
入場料:大人 900円、大学生 600円、
小中高生・70歳以上・障がいのある方付添 450円
障がいのある小中高生 300円
団体20名以上(要予約) 10%割引
主催:認定特定非営利活動法人もうひとつの美術館
助成:公益財団法人朝日新聞文化財団
出展作家(敬称略):
有村アイ子 / 池山麻智子 / 石野敬祐 / 今村哲也 /
鵜木二三子 / 大島智美 / 翁長ノブ子 / 神村八千代 /
記富久 / 坂元郁代 / 高田幸恵 / 高山一郎/ 中田麻美 /
中村哲平 / 野間口桂介 / 濱田幹雄 / 東信枝 / 福満信夫 /
不笠武志 / 藤村直樹 / 前野勉 / 溝口ゆかり / 村田夏子 /
森節子 / 吉盛貢世 / 吉本篤史 / 米山宜秀 / 米徳万里子
―― 障害者たちの創作活動や表現は、
行為として毎日の生活の中に存在していることが多く、
親や施設職員などの関係者が
障害者の日常の生活環境を整え、
その中で生まれた行為や表現に対して共鳴し、
協力し、発信して初めて社会に届きます。
しょうぶ学園ではそれらを実践してきました。
本展覧会では、しょうぶ学園で作られた、
縫・木・陶・絵などの、
既成概念を超えた作品の数々を展示するだけでなく、
それらの“作品”となる表現が生まれる環境を整え、
生まれる瞬間に立会い、
時には共同制作したり、日常生活を支える「人」
(施設職員などの関係者)にもスポットを当てて
“作品”のできるまでを作品と映像を通してお伝えします。
作品そのものだけでなく、
作品・表現ができるまでの“過程”や“場所”、
作家と作家の表現・行為に共感した人との“関係”を探り、
アートの生まれる“環境作り”について
考えてみたいと思います。――
( フライヤーより )
展覧会では、
刺繍、木工、陶芸、絵画の作品
約230点を 展示するだけでなく、
それらが作品となる
表現の生まれる過程も 紹介されています。
そして、ミュージアムショップでは
刺繍Tシャツやクラフト製品などの
展示販売も あるそうです。
また、関連イベントとして
オープニングトークやワークショップ、
以前 拙ブログでも紹介した
映画「幸福は日々の中に。」 と
映画「so:but(and)=1.2.3.4.―あらかじめ、情動の」
の上映会もあります。
▼オープニングトーク
「福森順子さん(しょうぶ学園 統括副施設長)+
梶原紀子さん(もうひとつの美術館 館長)」
日時:7月16日(金) 11:00〜12:00
場所:ギャラリー&カフェ
参加料:無料(別途要入場券+ワンドリンク)
定員30名(要予約)
▼映画「幸福は日々の中に。」上映会
日時:9月18日(土) 1回目13:30〜 2回目15:30〜
場所:ギャラリー&カフェ
定員24名(完全予約制)
参加料:大人1,600円、小中高1,000円(当日受付支払)
▼映画「so:but(and)=1.2.3.4.―あらかじめ、情動の」
上映会
日時:10月2日(土) 1回目13:30〜 2回目15:30〜
場所:ギャラリー&カフェ
定員24名(完全予約制)
参加料:大人1,600円、小中高1,000円(当日受付支払)
コロナ禍で 外出を控えるひとが多い中、
現地へ行って観ることが
難しい状況は続いていますが、
足を運べるひとは、ぜひ。
昨年8月、拙ブログで紹介した
東京藝術大学大学・大学美術館で開催された
「 あるがままのアート 」 で実施されていた
バーチャル展覧会マップや
リモート鑑賞会があったらなぁ…。
あ、ちょっと 呟いてみました。
*社会福祉法人 太陽会
障害者支援センター SHOBU STYLE
鹿児島県鹿児島市吉野町5066
Tel:099(243)6639
http://www.shobu.jp/
*もうひとつの美術館
栃木県那須郡那珂川町小口1181-2
http://www.mobmuseum.org
タグ:しょうぶ学園
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