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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」
 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。


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意思決定を支援すること  [2021年05月10日(Mon)]

先日、あるひとの訃報に接しました。

作業療法士として病院で勤務していた彼女は
24歳のときに
神経難病の重症筋無力症を発症し
支援する側から支援される側になり、
28歳からは
24時間人工呼吸の生活となりました。

その後、
一時はあきらめていた
在宅中心の生活を取り戻してからは、
障がいのあるひとも
健常と呼ばれるひとも
住みやすい地域づくりを目指して
NPO法人を立ち上げ、
在宅医療・看護の助けを借りながら
精力的に活動されていました。

彼女は、愛知県尾張旭市の押富俊恵さん。

昨年9月の講演が、
パワーポイント画面をもとに
彼女の音声が字幕となって
わかりやすく工夫された映像として
残されています。





タイトルは、
「 意思決定を支援すること
   ― 支援者の視点、当事者の想い ― 」。

病気になったことで彼女は
支援する側から支援される側になり、
今まで自身がする必要がなかった
深刻な意思決定を数多く迫られました。

人工呼吸器をつけますか、
急変時の心臓マッサージはどうしますか。

彼女は
28歳で24時間365日人工呼吸器を必要になり
ずっと病院で過ごしていました。

30歳のある日、主治医から彼女に
この先 一生、病院か医療の整った施設で
暮らすしかないと告げられます。

その後、主治医が異動となり、
新しく担当になった主治医が彼女にこう言います。

「 医学的なことは置いておいて、どうしたい?」。

まず、彼女の希望を聞いてくれたのです。

「 家に帰りたい 」。

無理だと言われると思いきや、
「 そうだよね。在宅医療をフル活用して
家に帰る準備をしよう 」と言われ、
拍子抜けすると同時に
医師や医療者の
在宅医療のイメージや知識の量の差で
“ 最も重要なこと ”が決まってしまうかもしれない
という現実に 直面します。

もしも 自分の担当が
他のひとだったら、
もっとたくさんの情報に触れることができて
選択肢も増えて
人生、将来が 変わっていくのかな、と。

それらを“理不尽なこと”で終わらせず、
彼女は
自分にできることを
変えていけることを
探り、共有できる場を立ち上げます。



「 一番 優先することは、
質の高いケアをすることではありません。
わたしのやりたいことを実現するために
応援してくれることです 」。

「 専門性は 凶器にもなります 」。

「 わたしの意思決定を
社会が 支援者が どう扱うかで、
わたしの意思決定の重さが変わります。
自分で決めたことなのに、
その重さは 重くもなり 軽くもなります。
意思決定を支援する立場のひとには
そのことを忘れないでほしい 」。

「 意思を引きだすことと誘導することは紙一重」。

「 今、決めたからって
気持ちが変わることは 当然 あります。
意思決定は 永続的なものではなく、
その時の“ 今の気持ち ”。
変わって当然だという気持ちで支援してほしい 」。

「 そのひとにはそのひとの価値観があり
優先順位もちがってきますが、
尊重し、同じ重さで扱ってほしい 」。


彼女の残した言葉は
どれも尊く、心に残ります。

心に留めるべきひとへ、届きますように。

最後に、
押富俊恵さんのご冥福を
心からお祈りします。




*NPO法人 ピース・トレランス
尾張旭市桜ヶ丘町3-146サンハウス第4あさひの2D
https://www.facebook.com/peace.tolerance2016/


※「意思決定」とは、
一般的にはある目標達成のための諸手段を
考察し、分析し、
その1つを選択決定する
人間の認知的活動といい、
ある目標を達成するために
複数の選択可能な代替的手段の中に
最適なものを選ぶこととされています。

そして「意思決定支援」とは、
自ら意思を決定することに困難をかかえる
障がいのあるひとが、日常生活や社会生活に関して
自らの意思が反映された生活を送ることができるように、
可能な限り本人が自ら意思決定できるよう支援し、
本人の意思の確認や意思及び選好を推定し、
支援を尽くしても
本人の意思の確認や意思及び選好の推定が困難な場合には
最後の手段として
本人の最善の利益を検討するために
事業者の職員が行う支援の行為及び仕組みを言います。









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