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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」
 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。


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生を活かす  [2021年04月04日(Sun)]


ちょうど、一昨年に目にした
ほぼ日刊イトイ新聞の
『 今日のダーリン 』のコラムを
思い出して。


――魔法というものが、ほんとはどういうものか。
 ぼくは知らないけれど、
 音楽というのは、
 かぎりなく魔法に近いものなんじゃないかねぇ。

 人というものが、どういうものか。
 やっぱりぼくは、よくわからないままだけれど、
 人のとても大事な部分が
 こころというやつだとすれば、
 音楽は、その、こころを響かせるからなぁ。

 音楽によって、こころを響かせた人は、
 よろこぶにしても、悲しむにしても、
 力を増してしまうんだよね。
 空っぽになりかけていたところが、
 生きる素みたいなもので満たされてしまう。

 そんなことをできる音楽ってやつは、
 やっぱり魔法みたいなものだと思うんだ。
 魔法ってやつがフィクションだとしても、
 音楽はフィクションじゃなくて、
 いくらでもあって、
 どこにでもほんとにあるからね。

 生活ということばがあるけれど、
 それって、夢のない、おもしろくないもの
 みたいに思われがちだよね。
 でも、生活って
 「生を活かす」ってことだとしたら、
 なんか、それがすべてでもかまわないくらいに
 大きくて広くて豊かなものだと言えるぞ。
 たのしみも、しあわせも、よろこびも、
 生活のなかに息づいているもんな。

 旅も夢も冗談も恋も、そうだ音楽も、
 生活のなかに含められるものなんだよね。
 ロケットだって、顕微鏡のなかの世界だって、
 数学の記号だって、一見すると
 そうは見えないかもしれないけれど、
 人の「生を活かしている」要素や場面だ。
 荒唐無稽も酔生夢死も、ホントもウソも、
 みんな「生を活かす」のなかにあるよ。
 音楽のことを考えていたら、
 「LIFE」のことに流れ着いちゃったな。――



さらりとした語り口の中から
じわりと突くが如く
流れ出る言葉に
うなずくこと、うなずくこと。

2年前に書かれた文章ですが、
今に通じることに
当てはまることに
不思議な感覚を 味わいながら。


コロナ禍だからこそ見えてきたものの中に、
自分に必要な
暮らしの中の優先順位があります。

それは
ひとによってちがうことは言うまでもなく、
でも、それらを 包みこむモノとして
ほとんどのひとに在ると想像できる、
それは、音楽。

さまざまな制限を負に感じながら過ごす中でも
そこに 音楽があったら、
少しは 心が緩み、
生を活かす。

音楽の持つ力に、
喜びと新鮮さを 感じる春。

年度が替わり、
新しいひと
新しい場
との出会いが、
清々しいものと なりますように。












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