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これからの女性のためのマネープランニング [2020年10月29日(Thu)]

おうちでくすのきカフェ⓸
これからの女性のためのマネープランニング
[本記事に記載した情報は2020年10月時点のものです]

〜在宅時間が増える時代の家計とライフプランニング〜
くすのきカフェ.jpg

内閣府が行った「新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」によると、
・仕事と比べて生活を重視するように変化した・・・50%
・家族と過ごす時間は増加傾向・・・56% 
との調査結果が出ました。

今後は「働き方改革」、「テレワーク」、「ワークライフバランス」の浸透でますます在宅時間が増えていくことが予想されます。
働き方や家での生活様式が変化していく今、生活を支える土台となるお金について考えるマネープランニングが必要になってきます。世帯主だけでなく、家族全員が家計を共に考える時代になっています

1、在宅時間が増えることで起こること
@健康
・外出が少なることによる、歩かないなどの運動不足
・長時間室内で過ごすことによる孤独感など精神面への影響

A金銭
・残業や出張が減少し、本来給与にプラスされていた手当などが減り手取り金額が少なくなる。
・食費・光熱費・通信費が増え、家計の支出が増える

B家庭生活
・子どもに親の働く姿を見せる機会が増え、子どもも労働収入について関心を持つ。
・家事時間が増える
・家族が共に過ごす時間が増え、家族の有難さが再認識され絆が深まる。一方、普段気にならなかったことが気になるようになり、関係に溝ができる。

女性の人生の三大リスク〜病気・失業・離婚を回避する対応策が必要です。


2、経済(お金)は生活の血液〜正しい知識と情報が大切〜
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将来のために、健康に気を使い、食に関心を持ち、身心を鍛えます。目的を叶えるためにはお金が不可欠、お金の流れが止まれば、食が止まり、身心を成長させ整えることが不可能になります。
お金は、食や身心の健康に欠かせない体を形成する血液と同じ役割を持っています。同じように関心をもち、正しい知識・情報を得ることが自分らしく生きる、納得できる人生への近道です。
人生は進学・就職・結婚・出産・育児・介護と様々なライフイベントの連続。
その中で自分が納得する人生を作るには自分が何を大切にしているか、どう生きていきたいのか」というライフスタイルの土台とそれを実現するために要するお金が必要になります。

3、家計の支出を再確認して今の自分に大切なことをみつけよう
おうちくすのき4.jpg
自分のお金の使い方をはっきりさせると今の自分に大切なことが見えてきます。
日々のお金の支出は次の3つの種類に分かれます。

@消費(生活する上で必要な出費)
住居費・食費・水道光熱費・通信費・被服費・日用品費・交通費・子ども費・保険料

A投資(将来のために役立つ出費・自分が大切にしたいことのための費用)
資格取得やスキルアップのための費用・人脈を広げるための飲食費

B浪費(生活に必要のない出費・無くても生きていけるモノ・サービス)
嗜好品・ギャンブル・身の丈に合わないブランド品

日々の出費をこの3つに分類すると、自分のお金の使い方の傾向が見えてきます。
そして今後のライフプランの作成に役立ちます。
自分の中で減らすことのできない大切にしたい事柄に使うお金が何かを知ることは自分を大切にし、自己肯定感を向上させることにもつながります。

4、あなたのお金の健康度をチェック


お金は生活の血液。家計の血液検査をして、お金の健康度をチェックしてみましょう。
健康度は収入と各費目の支出割合を算出し、理想割合と比較してみることにによって決まります。
住んでいる地域、収入によって違いはありますが例を挙げてみました。
                            (出典:横山光昭 家計黄金比率)

おうちくすのき6.png
・大幅にオーバーしている費目があったら、理想の金額に近づけないか検討してみましょう

5、コロナ禍で収入減少。今すぐできる家計見直し
〜固定費の削減が家計修正への近道〜
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契約している保険を見直してみよう
@生命保険
20代で初めて契約して、いつか必要になるからと見直しせずそのままにしてませんか?
30代、40代、50代とお化粧やファッションが変化するのと同じように必要な保険も変化します。保険は万が一の時に備える人生のお守りです。お金が必要になった時、解約するのではなく、保険額の変更、支払方法の変更を見直すことで家計の支出減ができます。

◎終身・定期保険
死亡や高度重症者になった際に支払われる保険
家族構成で必要な限度額が違います。

◎医療保険
手術・入院や通院の際に支払われる保険。
「子どもの医療保険について」
そもそも出雲市では就学前までの医療費は通院・入院共に無料、非課税世帯の小学生・中学生は通院・入院無料、課税世帯(所得制限内)でも入院は無料です。子どもさんの医療保険の削減を検討してもよい状況です。

「 高額医療費制度について」
入院や手術をすることになった場合、高額な医療費がかかるケースがあります。家計負担が増し、日頃の生活に金銭的にも影響が出ます。その際に利用できる制度として、「高額療養費制度」があります。医療機関や薬局の窓口で支払った額(※)が、ひと月(月の初めから終わりまで)で上限額を超えた場合にその超えた金額を支給する制度です。
※入院時の食費負担や差額ベッド代等は含みません。
毎月の上限額は加入者の年齢(70歳以上かどうか、または、加入者の所得水準によって分けられます(例)69歳以下住民税課税所得者年収約370万円の場合
ひと月の上限額(世帯ごと)は57,600円になります。

食事代・付き添い者の交通費、食費等を考慮して入院一日当たりの医療保険金額を算出してください。医療保険の1日あたりの金額も節約してみましょう。

保険の見直しの一例(大人1名、子ども2名の医療保険料の見直し)
大人終身保険+医療保険で入院一日7,500円の保険、小学生子ども2人それぞれ医療入院一日5,000円の保険を、月払いで支払っていました。

<変更前年間支払額>
大  人  14,295円×12ヶ月=171,540円
子どもA   1,042円×12ヶ月= 12,504円
子どもB   1,042円×12ヶ月= 12,504円
合計 196,548円

※見直し点
医療保険の部分一日当たりの入院で支払われる金額を3人とも3,000円に減少させて保険料を減らし、支払方法も月払いから年払い(掛金が安くなる)に変更しました。

<変更後年間支払額>
大  人  133,494円×1年=133,494円
子どもA    7,446円×1年=  7,446円
子どもB    7,446円×1年=  7,446円
合計 148,886円

以前との差額 年間47,662
月あたりにすると3,971円の減額!

保険の支払額、支払方法の変更は契約月で行われます。保険証書をぜひこの機会に確認してください

A火災保険
近年、風水害が急増し、住宅の火災保険の支払い金が増え、保険料が高くなり家計を圧迫してきています。住宅の火災や風水害に備えるための保険として民間の火災保険と非営利団体の火災共済(住宅共済)があります。突発的な災害に備えるために保険料の高低ではなく、それぞれの内容について知ることが家計の安心につながります。
  
◎火災保険(民間保険)
民間の損保会社が運営。火災保険料には利益が上乗せされるため、保険料は高い。住宅の構造、災害の種類などオプションでつける契約の種類が多く細やかなサービスや保障を選ぶことができます。 

◎火災共済(住宅共済)
お互いに助け合うという理念の下、組合員が出資を出し合う非営利経営。最低限の保障を受けるための商品設計のため細やかなカスタマイズができない分、掛け金が安い。
 
※保険契約を検討する際に参考となるのが住んでいる地域の災害危険度地図に表したハザードマップです。ハザードマップは出雲市のHPで確認することができます。住んでいる地域の危険度を確認してから契約することで適切な火災保険や火災共済を選択することができます。
出雲市HP⇒市民のくらし ⇒ いざという時に ⇒ 防災マップ
また、災害にあった場合に備えて、防災の知識や避難所についても知っていくことは災害後について備えることができ日頃の生活に安心が生まれます。平時にできないことは有事にはできません。
出雲市男女共同参画センターでは、避難所運営HUGゲームの出前講座を通じて防災について学ぶことができます。
くすのきプラーザHP⇒防災⇒避難所体験ゲーム

※保険料のほかの固定費(住居費・通信費等)の見直しが家計の支出減への近道です!

6、在宅時間が増える時代のライフプランニング
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ライフプラン(生涯生活設計)を作ろう

働き方・暮らし方の価値観が多様化します
自分の人生の土台(収入・支出の割合)は自分で決め、人生をデザインしてみましょう。
 ↓
人的資産(時間・お金・情報・人脈など)の棚卸・有効活用
 ↓
@目標の設定
A資産の管理
Bリスクへの対応
 ↓
計画とおりでなくても随時修正していけばOK
 ↓
・時間やモノを大切にする感覚・金銭感覚が身につく
・不測の事態に対する不安を最小限に抑えることができる


7、受援力を身に着けよう
・想定外の辛いことが続くと、判断力が低下し行動する気力がなくなります。
誰もが困難な状態になる可能性があります。
・〜するべき、こうでなければならないという考え方は未来の可能性を狭めます。
・誰もが回復する力(エンパワメント)を持っています。

受援力とは・・・
助けを求めたり、助けを受けたりする心構えやスキルのことです。頼ることは本人にとってもサポートしたい人にとってもプラスに効きます。困ったときに周りの人の力を借りると心が軽くなりひとりで頑張るより良い結果になることがあります。
専門家の第三者の相談機関を利用することは幸せへの第一歩です。
有事の時こそお金の話もできる関係=対等な関係・安心できる関係を作り、収入減への対処、奨学金や給付金の情報で進学を実現等納得できる自分らしい人生を作りましょう

家計の相談 NPO法人日本FP協会 TEL:0120-211-748(
無料電話相談)

記事提供:ファイナンシャルプランナー日本FP協会島根支部 久野みちる
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