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2014年04月18日

主婦が消える


◎ 理由=育児と家事を主体として働く専業主婦が、家事以外の労働を行うことにより、今までの専業主婦の分担だった育児と家事の内容が大きく変わった。

◎ 育児については、家庭では夫婦の分担業務と化し、合わせて日中は、保育所や託児所に育児を委託。是のみならず、家事もコンビニと即席料理に変化し、料理の多くに手造りが消えた。俗に言う、家事の簡素化が進んだと言えよう。

◎ 簡素化が進む事は、すこぶる合理化が進んだといえるが、恐ろしい事に、健康に必要な栄養のバランスを欠く。即席料理に含まれている、保存に欠かせない添加物の摂取が、事しれず健康を阻害していると伝えられている。

◎ 最近では、子供を中心にアレルギー患者が増えつづけている。育児の中での食生活がかなりの影響をもたらしているようだ。一説には、いまだに要因不明のアトピーや血液病は、食事の影響が大きいといわれる中で、食育が大事であるといわれてきている。

◎ その一方で、テレビ番組を見ていると、ダイエット趣向ややせ趣向で食べもののバランスを欠き、「低栄養」者が増えてきている事が放映されていた。低栄養になると、必要な免疫力が低下する。免疫力が低下することにより、数多い病気を誘発する原因となること間違いない。

◎ 又、最近の報道によると、理由如何に問わず食欲の低下者が増えている。そのため、栄養低下と免疫が低下し、さらに、性欲の低下と活力・気力が低下。その結果、勤務意欲、作業意欲が低下し、社会問題になっているようだ。

◎ また、それが原因かよくわからないが、高齢化と相まって、少子化も社会問題となっている。今朝の報道で、不妊治療患者が増えているショキングな映像が飛び込んできた。

◎ 一般的には、不都合にも晩婚傾向がある。出産末期適齢を42歳としながら、晩婚駆け込み不妊治療が増えている事実は、何を意味しているか、聞きたい事の一つである。

◎ 思春期のすべてに意欲的な時期に、画期的な活力が低下し、心身のメカニズムを失い、そのバランスを欠くことになっている。このことが、社会全体の活力を失わせることを危惧するのは、私だけだろうか。

◎ 家事と育児を管理する主婦が、自らその大切な用務を行わず、ここまで食育を低下させた責任は大きいし、現代社会の男の責任も大きい。

◎ また、若い女性の中で、単刀直入に「男は元気がない」「頼り甲斐がない」「誘っても逃げて行く」「お金を持っていない」など、今までの男の世界では全く聞いたことの無い言葉に遭遇することがある。私は迷うことしきり。

◎ 一方、男の方からは、理解に苦しむ声が伝わってくる。「女性は恐ろしい」「話しても触れても、すぐセクハラといわれる」「ついて行けない」「会社勤務も、そんな雰囲気で息苦しい」「恐怖で性欲も湧かない」と言う。

◎ 考えられる一番の要因は、長い歴史的な流れの中で、近年著しく、女性の地位向上と勤務環境が整い、女性が社会進出する中で男女の関係に変化をもたらし、オフィスや社会全体の雰囲気を変えた事であろう。

◎ ただ、日々の食事や摂取する食事の栄養バランスが崩れていることが、精神的・肉体的・生理的に変化をもたらしているとするならば、容易ならざることである。育児・家事に関する面から、これらの変化を、解析・分析する必要を感じる。

◎ 繰り返しになるが、医療の世界も科学の世界も持ち合わせていない動物の世界では、人間の世界にも勝るとも劣らない環境の中で、動物達は子々孫々と生き続けている。そのさまは、学びに値する事実として捉えるべきでないでしょうか。

◎ もし動物の世界に変化があるとすれば、残念ながら、人間社会の不純行為がもたらしたと知るべきである。

◎ 食べ物が、如何に人間の健康を管理しているかを学び、教えを乞うこと。そして、国家予算の三分の一を占める医療費を削減していくことが国民の義務であり、務めであると考えるが、間違いかね。


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◇のぶお
タグ:健康 食事
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