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2016年02月05日

「健康てんでこ」は「災害てんでこ」から発想

⦿『健康てんでこ』は、『災害てんでこ』から発想した私の表現

その意味は、緊急避難の災事は周りの気遣いを捨て、自らが災害から逃れることの「てんでこ」。てんでことは秋田弁で、自分々々の意味。
「健康もてんでこ」とは、健康管理は自己管理で、医師や家族が守ってくれるものでないという考えです。

◎ 私の親父は、子供に対して厳しかった。20代で怪我をして寝込んだ折、「怪我と病気は自分で治しなさい」と言われた。怪我は本人の不注意であり、病気も自己管理が出来ない不注意であることを私に伝えてくれた。歳月と時間の経過とともに、その原則に気付く。

◎ その弁(ワキマエ)へもなく、暴飲・暴食・夜更かし・深酒などによる肥満・メタボは無縁の沙汰と、私はこんな厳しい親父の教訓を無視。ついに40代前半に不治の病と言われる「糖尿病」「高血圧」に侵され、40年余闘病している情けない年寄りになりました。

◎ 爾来、この病を含め医療と健康と食べ物に関わり、むさぼるように勉強しましたが、かかりつけの医師は『治りません』の一言。親の言いつけ、勉強不足、取り返しのつかない自己管理も出来なかったお粗末極まりない年寄りとなりました(84歳)。

◎ かくなる上は、歩けなくならないように、寝込まないように、自分の始末が出来るように、家族や子供に迷惑のかからないように、日々検討し頑張っている今日この頃です。

◎ 私は、医師でもなく料理人でもないが、「食べ物と健康」について学習、勉強している中で、私なりに納得の出来る範囲の貴重な事をいくつか紹介します。
(1)医師の処方する薬に、医師も勧めたくないクスリとして、血圧の薬・糖尿病の薬・便秘の薬・痛み止めがある。これらの薬は、服用を止めると危険であり、連用すると障害が起きると言われている
(2)三種以上の薬を処方する病院は信頼できないとか
(3)原因不明の病気の薬処方は危険とか
(4)どんな優れた薬でも、患者の免疫力が低下していると薬の効きが落ちるとか
(5)歳を取れば、必要以上に体の免疫力が低下するとか
(6)免疫力が下がれば体内の癌細胞か活発に働き出すとか
(7)免疫力が低下すると内臓機能が劣化し病気を招く(腎臓・肝臓・心臓・肺・脾臓)
(8)食べ物(栄養)のバランスを欠く(好き嫌い)と、病弱の子供になるとか
(9)酒とたばこの飲み過ぎ、吸い過ぎは、平均寿命が短くなる
(10)睡眠不足はストレスと免疫の低下を招くとか
(11)免疫力をアップするのに、はランスの取れた食育と体温アップとか
(12)脳の活性化は、唯一の認知症の訓練・予防とか
(13)笑う事と、歌うことは活力の基本とか
(14)趣味がない、友達がないはストレス。ストレスは病気の原因とか
(15)テレビでの情報ですが、キャベツとブロッコリーから癌細胞を抑制する機能が見つかったとか
(16)丸山博士は、がんは精神病、と診断したとか
(17)難病は早期発見、早期治療で治せるそうだとか

<追伸>

・家族の平和と幸せは食べ物の管理と食育から
・家族の健康は食材選びから
・子供のアレルギーは母親の遺伝とか????
・食材(加工食品)の添加物は大丈夫なのか
・子供の虚弱体質と、アレルギーは何故か

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(写真:pixabay)


◇ 村井宣夫

2016年01月26日

これで良いのか食育と自活力

◎ 女性活躍推進法が成立
◎ 肉、魚、乳製品が食卓から消えそう
◎ 2069年の社会構造の変化を考えて
◎ 共感、信頼の資本主義。利益中心の経済の資本主義
◎ 信頼関係資本。人間関係資本

◎ 商品開発のヒント
(1)イメージが出来るもの
(2)継続して価値が提供されるもの
(3)他の商品と明らかに区別されるもの

◎ 北見ドレッシングの例
(1)家庭では、ドレッシングは冷蔵庫の塵
(2)北見を知らない商品(知名度と商品)30%
(3)マーケット情報が未熟
(4)北見より「オーツク」イメージが強い99%
(5)オーツクのカニイメージが最高

◎ 消費者の視点で生かす決め手が必要
◎ 食育の感覚が希薄になってきている(研修会に学ぶ)

◎ 2016年1月21日〜22日・エルプラザ
(1)食体験が少なくなった
(2)親との食育教育がゼロに等しい(親の料理感)
(3)レシピがないと作れない
(4)食材の選択が出来ない
(5)家族と一緒に食事しなくなった
(6)バッカリ食べが多い
(7)好き嫌いが激しい
(8)味覚エラーが多い
(9)レシピ本が大人気
(10)食べ方、作り方、食材を知らない
(11)押しつけでなく、気づかせる(作らせることで気づく)
(12)今オリンピックに向けた商品開発と、
   位置付けを検討している(クールジャパン戦略)
(13)今こそ商品開発のメッカ、機会を逃すな
(14)中食、外食の発達。レシピ情報の時代となる
(15)料理が世代が増え
(16)食べ方が分からない世代が増え
(17)使い方が分からない人が増えて
(18)食の先細りが著しく、働き手の確保が困難となる
(19)更に進めば事前調理品が増え、優良加工品のニーズが高まるとしている


<私の感想>

 少子高齢化の進行と、TPPの合意で農産物の(食材)選択と、確保に事欠き(機能性豊かな・安全安心)合わせて、調理、料理も人任せ、調理人より食材を求める人が多く、混乱をきたす事にならないか(まさかの現象と、ならないことを期待しながら)。

<私の危惧感として>

⦿ 現状分析として、食育の世界に混乱があれば、子供の五味、五感が乏しく、危険な子供の成長に『医学界の分析として』ブレーキは乏しく、先細りの技能者不足は免れなく、技術の日本は、完全に没落すること間違いない

⦿ 併せて異常気象がもたらす、地球規模での砂漠化と食料の自給率は、益々低下し、食糧暴動も起きかねない

⦿ 食育について書いてきたが、もっと大事な事は、国民の安全安心であり

(1)第一義は、国民食糧の自給率の完全確保であり他国に委ねて安全保障はあり得ない

(2)国際課題として、論議している、環境汚染と国民の健康管理は国際的な国際課題で、協議を超えて、速やかな対策が望まれてならない

(3)これまでの歴史的な課題として、遅々として進まない、多くの国々との平和締結で、これが進まない限り国防も安全保障も覚束ない

(4)国内課題として、覚束ない論議だが、今一つ見えないのは、多額の投資を委ねて進められている新幹線工事の着工は、その費用対効果の見透ししも不明確だし、この着工で在来線の合理化や、空港など、現有の施設の施設過疎は考えなくていいのか、そのための地域の便宜は、我慢で終わるのか、一向に問われていないのが不思議だ

 私が新幹線特別委員会の委員当時、関係代議士が、経済効果が見込まれない青森、北海道に新幹線は無駄だとののしられ、貧乏町村に受益者負担が出来るのかとも言われたことが、当然の様に聞こえたが、これが行政執行の何物化も含め、いまだにこんな課題を持ちながら見さしてもらっている今日この頃です。

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(写真:pixabay)


◇ 村井宣夫

2015年07月24日

国際化の国づくりに意識転換を

国際化の国づくりに意識転換を
(怪しくなってきた国の針路、泥船か)

 アベノミックスの三本の矢も的から外れ怪しくなってきた。国民に委ねる消費税のアップだけが優先していることは、経験不足の素人政策軍団の最たるもので、それより素人の村井でも国の財政危機をを危惧する限りである。

 「木を見て森を見ない」という言葉が最近よく使われるが、使うとしたら国政担当の政策マンにこそ似合うだろう。

 国際化の中で、TPP交渉も含め予断を許せない。このような情勢の中で、TPPは、ますます国力の衰退を招き、合わせてその体力・気力をも失ってしまう国内産業構造となること間違いない。勿論国防も、外交も暗闇の世界となろう。

 こんな判断や意見は私一人かもしれないが、私の生涯の中に農家経済が立ち行かなかった苦しい経験がある。我が家の「信頼・経営者の力と信用」を失った時、社会から信用されないことが如何に苦痛だったことか。

 政治とは人間です。経験・体験の希薄な人間がどんな発想をしても、経験豊富な人間より劣ると申し上げたい。
 社会貢献意識の希薄な人間がどんな対案を示しても、それは単なる想像と夢物語で、実現性に劣ると言わざるを得ない。

 政治の世界に必要なことは、国民の意思が如何に反映されるかであり、党利党略の世界の論議は必要なし。勿論、選挙用のパフォーマンスや守ることの出来ない公約・約束は、やる気があれば実現可能である。しかし、選挙のたびにむなしさを感ずるのは私だけか。
 繰り返し行われる選挙で政変も在れど、国政自体に何の変遷も変革も見えない。旧態依然の国会運営に、国民の国会に対する信頼も期待も生まれません。
 投票率の低迷の洗礼を受けた者の一人として、虚しさだけを感じる次第。

 厳しくなるが、売名と名誉とお金のために立起する候補では、国民の信頼は得られない。地域社会や経済活動や実務実践活動の経験を経た立候補であれば、国民は健全に選択するであろう。

 私は、83年間の生涯に、農民運動45年、行政業務24年、地域活動60年、教育・農業・消防組織活動、集落・集団活動、青少年や青年団、農業クラブ・農業組織活動、構造改革、近代化事業などなど、14haの農業経営の傍ら実践してきた、
 手柄を語ることではなく、その貴重な体験・経験を人生の宝物として、自分で評価しながら語っている。

 言い過ぎかもしれないが、今の政治にまず必要なのは、国民生活の基本である健康にかかわる国民運動としての政策の立案である。現状は対応政策が乏しい。いや、むしろ放置していると言っていい状態だ。
 国家予算を苦しめている医療関係への国費の40%負担。元利償還を含めると70%を要する予算配分は、予算常識を超えたものだ。「健康てんでこ」を主張したい。

 第二必要はことは、国民の希望の政治であり、安全安心な政治である。これらが欠けると、意欲も活力も育たない。もちろん愛情も色気も失えば、政治に犯罪が生まれ、日本が危険な国と化すること間違いない。

 ささやかな、論理を統括させていただく。

 捕り物でも捜査でも、頭と理屈だけでは解決しない、必要なのは、数限りない経験と体験であり、それらが真相を解明する。また、モノづくりの世界も、実践者の技能と技術がモノの完成に導く。経験不足の技術からは、優れたモノづくりは、期待できない。

 国づくりも軽々な発想では完成しないし続かない。今までの原子力発電所の設置は、技能と技術の未熟さを明確に露呈した結果であると思う。今までの事故は、危険極まる活断層の真上に設置した結果の大事故である。核の平和利用を唱えた国の責任は重い。結果として、国民に嘘をつき、危害を与えた。謝罪の一言も言えない責任者に国民として鉄拳を与えたい心境だ。

 国政に演技は不要だ。物真似も聞きたくない。政治家には、仕事を通じ、行動を通じ、貴重な体験と豊かな経験だけが問われていることを学んでほしい。論議も討論も必要だが、失敗は許されず、間違いも侵してはならない。

 国づくりの基本は、国民の愛情豊かな、そして経験豊富な国会議員を選ぶことから始めよう。偉い人と、優れた人とは違う。国会に出たい人を選ぶのか、出れない人を選ぶかも選択肢の一つである。極論かもしれないが、これまで政党政治への期待で選択してきて、失敗したことを反省しよう。

国会議員一人一人の責任と、行動をチェックしよう。
国民の審判が国づくりを選択することを強調したい。

村井 宣夫

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2015年07月23日

北海道の農業振興について

北海道の農業振興について、考えていることを備忘録的にまとめてみた。

・農産物の分析と機能性の発掘(大学等の分析)
・農産物(北海道の)との、機能性対比
・気象と、農産物の特性
・国、道、市長村の役割分担

・健康てんでこと、食べ物と病気
・健康管理と健康制度の改革行政
・学校給食と食育

・子育て(学校・家庭・社会)教育環境の構築
・医療施設(病院、医師、看護師)の充実
・老人福祉施設の完備(災害、健康、生活、医療、食育、介護、交流、ケア)

・温泉施設の維持と持続、効率運用
・喫茶店、スナック、軽食、休憩所、談話室、商談室、足湯、マッサージ、
 産婆さん、夜間保育、認知症、痴ほう症対策、

・制度利用の充実(地方創生への取り組み)


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2015年07月21日

逃れられるか認知症

 自分の体験を通して、『健康てんでこ』というフレーズを使い、健康のメカニズムや病気はなぜ起きるのかなどを勉強してきた。勿論、自分の(83歳)の健康寿命のためでもある。
 最近気になっていることがある。老人性病魔として私の周辺で認知症が横行してきていることである。見逃せない。

 この病は脳機能の劣化なのか、脳機能障害なのか。医師なら、患者に対し適切な診断があろうかと思う。

 しかし、残念ながらこの障害はかかると完治は難しい病気で、かかりたくない病気の一つである。そこで、日常生活としては、どうすれば認知症から逃れられるのか、健康な老人の悩みとして考えるようになった。

 認知症の対策として、訓練・鍛錬が予防のためのメカニズムだと考える。常に脳の活性化が必要で、そのためには、読む・見る・考える・歌う・計算する・笑う・語る・会話する、などの訓練が必要ではないか。

 日常生活の中では、さらに運動が必要。老化の身には難題だが、運動する努力は、ぴんぴんコロリには欠くことの出来ないことであろう。

 病になるメカニズムは、ストレスと食べ物が原因とされる。健康体に必要な「免疫力」の低下が、機能障害のもとであり、体力・気力の減退でその病をもたらすといわれる。
 しかし、認知症はその限りでなく、その発症メカニズムは定かでない。年齢にかかわらず若年アルツハイマー型認知症もある。無視できない病であることを意識し、常に体を動かすことと、脳の訓練を怠りなく実行することと、活動的な生活を意識すべきだと思う。

 最後にお節介なことを一言二言。

 医学雑誌やマスコミにもしばし取り上げられるが、どんな病にも、認知症にも欠くことの出来ない生き方として「いくら歳を取っても色気を失うな」がある。私の体験からも、何よりの健康法として、心してほしい限り。どうか、真面目に考えてください。

 申し訳ありませんが、最近の若者の意識の中では、異性意識の衰退が見受けられると思うが、間違いででしょうか?

 簡単に横行する離婚、結婚意識の低下、少子化現象と、お節介ながら、利己主義・個人主義の横行や社会性の欠落を私は憂う。スマホの普及は、このような現象をエスカレートしていると考えたりするが、間違いでしょうか。

 マスコミで流されるダイエットと肥満対策が、国民生活のバランスを欠き、その為に体力障害も起きているのではないか?
 そう考えると、国民的健康障害が国民生活の低下にはならない、と誰が言い切れるのか?
 その対策と国民健康政策への徹底した対応が必要と思うが、間違いでしょうか?


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2015年07月06日

私の学んだ病気のリズムと国防理念

 病気には何故かかる人と、かからない人がいるのか ??
 今一つ不思議なことは、昔の(昭和15年頃)病気と今の病気は、なぜ違うのか。
 子どものアトピー、糖尿病、血圧症、腎臓病(透析患者)、関節炎(膝痛)、肩こり、腰痛、癌病、生活習慣病などなど・・・。

 昔と比較すると、行列のできるにぎやかな病院がある一方で、医師不足、看護師不足、福祉施設の不足、福祉予算の後退がある。これらは、高齢化時代を逆なでしている限りで、医療政策の充実を強く提言したいことである。

 しかし、このような福祉・医療の環境の中で、年債累増している国の医療予算は、国家予算の40%を超え、その限界を超えている事間違いない。抜本策ないままの財政は、破たんの一途となるであろう。

 政治を志したものとして、今こそ、医療改革・医療と健康政策の充実が必要だと痛感する。「日本の平和は」「日本の防衛は」「安全保障は」、国民の健康からつちかうべきであろう。

 病のメカニズムは、私の知る限り、生活習慣の中で、「ストレス」と「食べ物」のバランスである。食欲の誘われるままに食する食材(油もの)は体に良くない・・・。

 病気の治療には、血液の浄化が優先しなければならない。食材選びの主軸は、野菜と果物とか。
 最近の情報では、食べる順序も野菜、みそ汁、魚、肉、ご飯の順とか、糖尿病、血圧、の治療法としても問われているそうな。

 北海道の至る地域で騒がれているのは、最近の子供に、あらゆる食材のアレルギー症が多発し、学校給食での対応に苦慮していること。また、昔はなかったが現在はアトピー患者が多く、残念なことに、治療法がないようだ(原因不明のため)。血圧症や、腎臓病(透析患者)、糖尿病なども治療法がなく完治は難しく、困難な病とされている。

 なぜこんな難病が増えるのか。治してほしいという患者の声を聴いてください。
 難病といわれる癌や糖尿病、高血圧や腎臓病、アトピーや膠原病、何故?どうしてを知りたいのは患者です。

 患者ではない健康体の人でも、そのメカニズムは知りたいことの一つです。病はかかってからの治療より、予防が今必要でしょう。なぜできないのか、を問いたい。

 私の論理で『健康てんでこ』があります。
 健康てんでことは「健康は自分で管理し、治療する」ことを意味しています。
 多くの病の原因は、日常生活におけるストレス・食べ物・生活習慣などが考えられます。さらに、最近の医師の話によると、原因不明の病気が多く治療に苦慮しているようだ。

 病気の他に、健康と医療についての無関心などが、医療行政の課題を増やしている。
 その大きな問題として、国家予算の40%が医療費負担で,益々増え続ける医療費負担は増大していることがある。私の分析ですが、その対策と政策転換が工夫されない限り、再生破綻は免れない。さらに、工夫のない再生改革は、債務と医療福祉費用の増大、消費税を含む国民負担の増大は必死になると考えるが、この考えは間違ってほしい限りである。

 そして、面倒なことに現在は難病が増えている。
 戦前戦後を通じての国民病の死因の多くは、「伝染病」「臓器障害」「血液障害」がその要因と記憶するが、現代では、伝染病ごときは全く皆無。最近の死亡率の多くは、「癌」「血液障害」「臓器障害」が多くを占める。また、難病とされる膠原病や、患者数の多い糖尿病や、高血圧が目立つ。
 残念なことに、完全完治の期待はできず、患者の精神的な負担も増幅している。
 これらが、医療の世界をこわばらせている現状と言って、果たして「過言」でしょうか。

 私の感覚では家族に一人は難病に悩まされ、さらに、認知症など高齢者の障害が増え続けるている。
 その対策はどうなっているのか? 責任機関の納得のできる説明を願いたいものだ。
 その全部が責任機関の責任とは言えなくとも、国民生活の健康寿命の延長、国民生活の安全安心の福祉社会を政策課題として掲げるべきだ。それらに全く手付かずの政策だとしたら、政治は病にかかった難病患者そのものと考えるが、違いでっか?。

 巷間、当然の様に情報として流れる「医者が3種類以上の薬を処方したら信用するな」とか、「病気の医者が処方した薬は飲まない」「原因不明の病気は治せられない」「病気になったら医者を選べ」「サプリメントは危険」「食べ続けている添加物は猛毒」「アトピーは治せないとか」などなどの情報を耳にすることがある。
 患者も家族もおびえながらこれらの言葉を聞いていることに、関係機関はどう考えているのでしょうか?

 日本の医療機器の開発レベルは、世界の水準をはるかに超えていると聞く。しかし、素人が考えても、必要な指導医療、予防医療、患者責任も含め、その対策の徹底を期待したいところだが、如何でしょうか。
 しつこいかもしれないが、「数種類の薬の服用では、治る病気も治らない」と思うが、間違っていたら教えて下さい。

 こうしている間にも、患者は病と向かい合い、病気との闘いの激しさを増しています。そして、健康人は添加物によって体が蝕まれ、患者は薬による副作用に苦しんでいます。

 私は、病の要因はストレスと確信しています。人は、病とともにストレスが増幅します。ストレスで病気になり、さらにストレスがプラスしては、病の快方はあり得ません、

 ストレスへのケアも含め、徹底した医療改革と治療改革を期待しますが、無理でしょうか? 医療行政の怠慢と言えば言い過ぎでしょうか?

 私の国防理念は、集団的自衛権より「健康てんでこ」こそが、第一義と考えています。

 生意気な論評になりますが、私が経験した将棋・囲碁・麻雀に共通して言えることは、何事にも挑戦する信念・戦法・戦術と戦略が備わないと、戦いは負け戦」で、「戦わずして負け」の如しです。
 何手も先を読み、相手の気性・性格まで読み取っての戦いも必要です。

 財政を伴わない、食料も伴わない戦は、武力とは言えません。現状のわが身(日本の)のノウハウも含め、国民の意思統一を確認して国防政策を構築してください。

 国民が期待できる国民のための国防政策では、70年前の二の舞いになります。
 今、私が心配していることは、@ 国民は精神的にも肉体的にもその意思は全く備わっていません、A 国論が統一されていない、ことです。

 しかし、このような状態で日本の国防は成立しないし、国際的にも通用しないと思うが、如何ですか? 

 現状の国内論議は、国民にとって意味不明の論議。言い過ぎ化もしれないが、国会論議として無駄な論議にしか映りません。
 それは一言で言って、精神的にも能力的にも国民のエネルギーも見えていない論議です。食料も経済も最低のレベルでの国防論議は恥ずかしい限りで、身の程知らずもはなはだしい感があります。
 酷評すれば、認知症にかかった政策論議で、病に伏した論議ともいえる情けないことです。


サンフラワーパーク北竜温泉





『農家の友』で平成26年度女性・高齢者チャレンジ活動表彰事業・最優秀賞をご紹介いただきました

長らくブログ更新が止まってしまい申し訳ございません。
また、ゆっくり書き始めますのでよろしくお願いします。



『農家の友』2015年7月号(一般社団法人 北海道の農業改良普及会)で、平成26年度女性・高齢者チャレンジ活動表彰事業・最優秀賞をご紹介いただきました。

この賞を頂く経過の中で、北海道女性農業者倶楽部(マンマのネットワーク)事務局長・片山様や空知農業改良普及センター北空知支所・土田 様をはじめ、多くの行政の皆様方にお世話になったこと、そして黒千石大豆を通じて皆様に大変お世話になったことを心から感謝御礼申し上げます。


『農家の友』 『農家の友』 『農家の友』
『農家の友』2015年7月号・文:空知農業改良普及センター北空知支所・土田千春 様



<参考>
黒千石事業協同組合10周年記念祝賀会・皆で喜びを分かち合いました(2015年3月23日)


2014年11月05日

地方創生政策について(その2・完)

●「地方創生」の声は聞こえるが、大切な姿は見えない。目的は聞こえるがどうすればいいのか、手法も見えない。具体的な政策も手法も無い政策は、味付けのない料理を食べさせるごときで、地方の健康食とはならない。

● アベノミクスは、3本の矢で成長率2%を目途にスタートしたが、怪しい状況で、年末年始の国会論議になりそうだ。2本の矢はかすかに的に当たったが、3本目は地方の空高く舞い上がり、命中することはなかった。

● 株価は上がったものの特定株のみで、地方経済に至っては反響も無い。貿易収支は、依然として赤字。的中したとする矢も、尽きてしまった感を強くする(経済音痴のコボシ文句)。

● 燃料を始め、記録的な諸物価の高騰は、生活経済を圧迫。消費税のアップと合わせ、購買力の低迷は、かえって経済の足を引っ張る形となっていると考えるが、間違いかね。

● その一方で、マスコミは一斉に、地方人口の半減は、国政による事件・事故に該当する問題だと騒ぐ。この問題がある限り「地方創生」どころか「地方崩壊」の到来間違いないと考えるが、間違いかね。

● しかも、半減した人口の半分は65歳以上だとしたら、「国家の財政破綻」であり「日本沈没」となりかねない。

● 想定されることは「税収破綻」「ものづくり破綻」「福祉破綻」「地域破綻」「集落破綻」「地域産業の衰退と破たん」「治安維持破綻」「商工事業維持破綻」「地方組織、団体の破綻」。
地方行政の破綻も避けきれない状況ではないだろうか。

● こんな心配は年寄りのボヤキで、愚痴の範囲であろうし、絶対ありえないことと信じながら心配する私です。

● この度の国の示す地方創生論は、まさしく国による地域・地方のための持続発展政策ではないということである。すべからく、地方の知恵と地方の意志で、可能な限り財政も含めた行政手法を凝らし、地方の維持と生活を確保することを提言しているということに間違いない。

● 今後は、今までのように中央行政指導の下に甘んじることはありえず、自らの生活圏は自らの知恵で確保する以外に地方の創生は期待できない。

● 私の考えとしては、町の生活権は各地方の責任で、@ 町の健康,A 治安、B 道路、C 河川、D 教育、E 福祉、F 医療、G 課税、H 農業、などはすべて自立・自賄になることが垣間見える。

● 他の国に見られるように課税率40%〜50%を容認するか、自立するかの選択は、国民審判にゆだねられるべきである。しかしそのことは、アベノミクスの結果と成果により、これからが一番の正念場を迎えるとみるが、嘘であってほしい。

● 人口減と現在の国債残高1,000兆円、つまり国民一人当たり800万円の現実は生易しいものでない。私の判断では、それは償還不可能に近い数字であり事件である。債務償還のための課税付加は免れないと考える。

● 行政は、人が勝負の世界で何手か先を読み勝負するように、国が示す地方創生の施策の中で、如何に知恵の結集を図り持続可能な行政を執行するかを、できることなら去年にさかのぼって提示願いたいものだ。

● 私も対案無くして、書きません。

● 一笑に付されてもかまいません、破棄されてもかまいません。賢明な機関の心あるご賢察を期待しています。


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◇ のぶお

2014年11月04日

地方創生政策について(その1)

● この度の安倍総理の第二次組閣で「地方創生」という人口減少を政策課題として掲げた。特任大臣を任命しての肝いりだ。

● 安倍総理のパフォーマンスもさることながら、東京で叫ぶ地方創生は、地方には届いていないのが残念だ。

● その方針の骨子では「創生本部を設置し、政策を総合的に計画的に実施する」とされている。都道府県と市町村で総合戦略を定めて、「まち、ひと、しごと」の計画を構築してこれに努めなければならないとしている。

● 即ち、この行政手法は、どんな論理や理屈を並べても、地方の具体的な戦略無くして目的である人口減少は防げず、勿論「まち、ひと、しごと」も守れず、当然事態は動かない。

● のろしは上がったものの、その中身も、具体的な施策のメカニズムも見えない。この度の創設は、素人っぽい計画に過ぎず、これだけでは、行き先不明の船に乗せられた創生論としか見えない。

● 新聞記事でしか伝わってこないが、記事では「統一選挙を意識しての地方創生論」と書かれている。「地方の創意工夫を尊重」とされているが、国は旗を振って「地方が地方を創生しなさい」と言っているだけとしか受け取れない。だから、パフォーマンスだという。

● 現状の地方における人口減の対策や財政の課題については、ブレーキをかけて辛抱することはできても、アクセルを踏んで前へ進む力は尽き果てている。
今後、政府からさらに具体的な内容が示されると思うが、この政策は至難な事業だと受け止めている。

● 一つだけ提言するが、この政策を策定するに当たり、なぜ人口が減少するかという大きな課題を論議したのか? 現行の食育による人口減少が問われている昨今、課題の受け止め方は間違っていないか。

● 子供が生存するための環境が劣化し、アレルギー体質の子どもが増え、子育てをすべき世代の気力活力が減退しているのも驚異の限りである。医学、食育も含め,調査の対象としてはどうか。


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◇ のぶお

2014年10月31日

限りなく健康志向の限界に挑む

● 先月末、当組合に舞い込んだ広告に、日本医療関係が国際的な医学の権威者による講演会を開催するというので勉強に行ってきた。

● 医学博士の講演は、「癌は治せるか」の研究発表。特にがんで多い「胃がん」は、胃腸内のピロリ菌の撲滅で治療ができるとのこと。「胃がん」の治療は、早期検査・早期治療で、胃がんは60%撲滅できると講演で強調されていた。

● ただし、ピロリ菌は突発的に発生するものなので、定期的な健診・検査を怠ると、胃がんの退治は不可能になるとのこと。また、原則「早期発見・早期治療」が撲滅のカギだと理解した。

● がんを予防するメカニズムとして、巷間言われていることは、健康に必要な免疫力を高めること。さらに、常に活力・気力を持ち続けることと言われている。ストレスが溜まると、必ずがん細胞が働くとされている。
 がんの研究で有名な丸山博士は、「生きているもの皆は、がん細胞を持っている。免疫が低下したりストレスによって活力・気力を失うと、体内の一番弱い個所のがん細胞が動き出す」と言われた。

● 特に体に必要な免疫力を高める一例として、発酵物の摂取が良いとされているが、医学的に解明がなされている訳でない。

● ただ、免疫力は常に消耗されるもので、免疫力を失うと風邪を引きやすくなったり、薬を飲んでも効かなくなったりする。体にはなくてならないもの、それは免疫であることは間違いない。

● 私が勉強してきた医学での病気とは、第1にストレス、第2は食べ物のアンバランスが原因であると考える。ストレスが原因の最たる病は、胃潰瘍、十二支潰瘍、そしてがん。今まで学んできたことから考えると、私はこの3つ病気は、精神病として位置づけられそうだ。

● 第2の食べ物のアンバランスは、すべてでないが血糖値・脳障害・心筋梗塞を引き起こす。臓器障害の原因はすべて食べ物で、血管障害や血栓が要因となっていると考える。アンバランスは、限りなく血液の浄化に問題を招く。

● 医師の説明では、過剰な飲酒、タバコの長期喫煙や、一部食品添加物の障害が(定かでないが)懸念されている。残念なことに現在の患者に、原因不明の病人が多いとのこと。原因がわからない病気の治療法は定まらないと、医師の悩みが聞こえてくる。

● その一方で、治療薬の副作用が課題となっている。
嘘だと思いたいが、「医師の家族は医師の処方した薬を飲まない」、「3種類以上の薬を処方する医師を信用するな」、「痛み止め、インシュリン、血圧の薬、便秘薬のごときは、飲み始めると生涯飲み続けなければならない」とか、医学界の歪(ゆがみ)を聞く思いである。

● ずぶの素人の意見で申し訳ないが、私の昔からの「家族医学・82年間の健康学・持病」を通じての考えは「遠からずも当たらず」として聞いてほしい。

● 私個人にとっての医学の世界は、今から30年前、権威ある医学講習会で聞いたことから始まった。当時、健康保険組合の委員長研修会で、医学博士が講演冒頭に「私は、医師として45年間の経験で、病人を治したことありません」と話された。私にとってそれは、信じられない話だった。

● 医師はその理由として「原因不明の病人に対する治療方法は、ありません」と話された。その当時は、医師なのに何故そのようなこと言うのか理解できずにいたが、今はこの理由がわかるような気がする。

● 医学の世界とは直接関係しないと考えられがちだが、加工食品が横行し、防腐剤など添加物が当たり前のように使われていることは、健康にとって大きな問題である。さらに、便利・簡単の食育、スーパー・コンビニの食育など、今日的な食育に、問題ないと言い切れるのかを問いたい。

● 農産物を生産している農業者も、農薬を使うという点で被害者であり、また加害者となっている。低農薬・有機栽培の考えは徹底しているものの、無農薬栽培となると大きな難題となる。

● しかし問題は、農薬を限りなく減らすことより、折角の農産物を加工する段階で添加物を使うことである。添加物を使うことは、生産者の安全な食料を生産するという誠意を「ないがしろ」にすることであり、許せない行為である。


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◇ のぶお