研究授業(1・2年道徳)[2019年02月06日(Wed)]
2月5日に1・2年生が道徳の研究授業を行いました。価値は「親切・思いやり」です。「公園のおにごっこ」という教材を通して、本当のやさしさってなんだろう。ということについて考えました。困っている人に手を差し伸べて手助けをするのは、もちろん親切です。人として大切なことです。しかし、手助けをしてくれる人がいなかったら、自分で乗り越えなければならない壁がたくさんあります。自分のことは自分できるようになるために、声はかけるけど、あえて手伝わないということも相手に対する思いやりに含まれるのではないでしょうか。
この教材の中では、交通事故にあってみんなと一緒に思いっきり走れない幼稚園児の友達が、一緒におにごっこをしたいというところから物語が始まります。おにごっこをしていた小学生は一緒に遊ぶことにしたのですが、幼稚園児が大けがをしたことを知っていたので、おににならないようにあえてその子をねらわない行動をとったのですが、その子はおにごっこをやめてしまいます。その子にとって、そのやさしさは面白くないおにごっこでしかなかったのです。その時の行動や心情の変化をとらえるために、担任のH先生を交えた役割演技を行いました。本校の1・2年生は4人しかいません。担任の先生を含めても5人です。途中で役割を替わりながら理解を深めることができていました。ワークシートにも1・2年生とは思えない書きぶりで、一生懸命書いていました。(道徳コーナーに自分のワークシートが掲示されたり、花丸をもらえるのがうれしいそうです。)そのあとは、ワークシートを持ち寄り、リーダーさんが進行を努めながら、なんて書きましたか?と1・2年生っぽいかわいらしいやりとりを行っていました。さすがですね。日頃の複式の授業がここでも光っています。1年生が進行役でしたが、4人のワークシートをつきあわせて、お互いに意見交換ができていました。この教材では、6年生というか大人でも判断が難しい場面でもあります。相手によかれと思ってしたことが、相手の受け取り方によって親切心に繋がらないことは往々にあります。相手のことをどれだけ慮っても、相手次第と言うところが泣き所です。子供たちは役割演技をしたり、ワークシートに書いたりしながら、笑顔になっていく幼稚園児の姿を通して、やさしさについて学ぶ良い機会となりました。研究授業を通して、発表の仕方や学習の進め方、話合いの仕方などがきちんと身に付いている子供たちをみますと、10か月前とは比べられないほど成長したなあと感じることでした。
研究授業のあとは、藺牟田小のS先生と市教委のM先生を交えて、授業研究を行いました。役割演技のさせ方や葛藤場面での中心発問、異学年同内容の学習による発達段階の違いにおける評価の在り方など熱心に討議を行うことができました。授業を提供してくださったH先生、お疲れ様でした。ほっこりできるとてもよい授業でした。
この教材の中では、交通事故にあってみんなと一緒に思いっきり走れない幼稚園児の友達が、一緒におにごっこをしたいというところから物語が始まります。おにごっこをしていた小学生は一緒に遊ぶことにしたのですが、幼稚園児が大けがをしたことを知っていたので、おににならないようにあえてその子をねらわない行動をとったのですが、その子はおにごっこをやめてしまいます。その子にとって、そのやさしさは面白くないおにごっこでしかなかったのです。その時の行動や心情の変化をとらえるために、担任のH先生を交えた役割演技を行いました。本校の1・2年生は4人しかいません。担任の先生を含めても5人です。途中で役割を替わりながら理解を深めることができていました。ワークシートにも1・2年生とは思えない書きぶりで、一生懸命書いていました。(道徳コーナーに自分のワークシートが掲示されたり、花丸をもらえるのがうれしいそうです。)そのあとは、ワークシートを持ち寄り、リーダーさんが進行を努めながら、なんて書きましたか?と1・2年生っぽいかわいらしいやりとりを行っていました。さすがですね。日頃の複式の授業がここでも光っています。1年生が進行役でしたが、4人のワークシートをつきあわせて、お互いに意見交換ができていました。この教材では、6年生というか大人でも判断が難しい場面でもあります。相手によかれと思ってしたことが、相手の受け取り方によって親切心に繋がらないことは往々にあります。相手のことをどれだけ慮っても、相手次第と言うところが泣き所です。子供たちは役割演技をしたり、ワークシートに書いたりしながら、笑顔になっていく幼稚園児の姿を通して、やさしさについて学ぶ良い機会となりました。研究授業を通して、発表の仕方や学習の進め方、話合いの仕方などがきちんと身に付いている子供たちをみますと、10か月前とは比べられないほど成長したなあと感じることでした。
研究授業のあとは、藺牟田小のS先生と市教委のM先生を交えて、授業研究を行いました。役割演技のさせ方や葛藤場面での中心発問、異学年同内容の学習による発達段階の違いにおける評価の在り方など熱心に討議を行うことができました。授業を提供してくださったH先生、お疲れ様でした。ほっこりできるとてもよい授業でした。