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2025年04月12日

「蒔絵屋だより」6

生協しまねの小林専務よりご指名をいただきましたアンデルセングループの清川秀樹です。
アンデルセングループは広島発祥(本社も広島市)のベーカリーです。
生協様にはタカキベーカリーというブランドでお取り扱いいただき、お世話になっております。私は約20年間、生協様の営業担当として関わらせていただきました。

アンデルセングループの創業は1948年8月1日。広島市中心部に近い比治山本町で高木俊介、彬子(あきこ)夫婦、パン職人、お手伝いさんの4人で商いを始めました。
「食卓に幸せを運ぶ」「パンを売る前に生活を売る」を創業の精神として、食生活の向上のお役にたち、食卓に笑顔や会話が広がることを目指して、一つひとつのパンに心を込めて焼き上げてまいりました。

今もわれわれ従業員は原点である創業の精神を大切に日々の仕事につないでおります。
私は今年4月で62歳となりました。今はグループ内で創業の精神や企業理念を従業員のみなさんと一緒に考える機会をつくって、一人ひとりがイキイキと働くことができる職場風土を実現することが日々の仕事です。

生協の組合員さんとご一緒しなければアンデルセングループの創業の精神・企業理念の重要性や普遍的に人の心に響く価値に気づくことができなかったと思います。勉強会、学習会、おしゃべり会といった経験をさせていただいてきた中で、アンデルセングループの創業の精神、企業理念の大切さに気づかせていただきました。
まさに生協様の組合員さんとご一緒させていただいてなければ今の私はなかったと思います。そういう意味で生協様、特に組合員のみなさまには感謝の気持ちでいっぱいです。

私はパンが大好き。人が大好き。生協さん大好きです。特に組合員さんには「清川さんの話、面白いわね!まるでテレビショッピングみたい。今後タカキベーカリーのマーク(ロゴ)を見たら、清川さんの顔を思い浮かべて注文するわね」と気持ちを乗せていただき、スケジュールが合えば日本全国いろんな場所に行きました。年間80回以上の学習会をさせていただきたくさんの組合員さんと出会い交流させていただいたのがよい思い出です。本当にありがとうございました。

私が高校生時代からずっと熱中しつづけているのがピアノ演奏です。短時間でも、家にいるときは毎日練習しました。毎日わずかでも鍵盤に触れました。生協様関係者の中で楽器をされる方と一緒にライブに出させていただく機会にも恵まれました。音楽仲間もできました。今も年に一度ライブをさせていただくために一生懸命練習します。

生協様は公私ともに、私を新しい世界へと導いてくださいました。心より感謝いたします。ちなみにカラオケでは五木ひろしさんの物まねと顔真似がとても評判です。

ピアノ演奏(3).jpg
ピアノ演奏

posted by くらしと協同の研究所 at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | くらしと協同の研究所「蒔絵屋だより」