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2023年05月21日

『くらしと協同』44の取材風景

本日は現在、コーポラティブ・ラボメンバーが中心となって、企画編集を進めている次号の『くらしと協同』44の取材風景をご紹介します。

次号の『くらしと協同』は、日本の食の生産や表示のあり方、食の安全の堅持に加えて、現在非常に厳しい状況に置かれている酪農現場の声を届けることを中心とした内容で、取材を進めています。

そうした取材先の一つとして先日、鳥取県にある大山乳業農業協同組合と同県内の酪農家の牧場にお伺いしました。

大山乳業 取材風景.JPG
大山乳業農業協同組合での取材

大山乳業 工場 (1).JPG
工場の見学@

大山乳業 工場 (2).JPG
工場の見学A

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大山町の酪農家(ファーム山下)への取材

山下牧場.JPG
牛舎の風景


大山乳業農業協同組合と大山町の酪農家にお話を聞いた後に、鳥取市内にある大規模の酪農ファーム「みんなの牧場」に訪問して取材を行いました。


みんなの牧場 取材風景.JPG
みんなの牧場の全体の風景

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搾られて牛乳が出荷される様子

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牛乳を保冷するタンク

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牛舎の取材風景@

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牛舎の取材風景A

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搾乳の取材風景

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牛のふん尿の堆肥化の様子

みんなの牧場 取材風景 (8).JPG
あたたかく柔らかな堆肥


この度の取材を通じて、昨今の飼料代、電気代等の値上がりによる酪農現場の厳しさはもちろん、厳しい中にも何とか日々の食生活に欠かすことができない牛乳を届けたいという作り手の思いを様々な場面から感じました。

また取材を通じて見えてきたこととして、牛乳の価格(乳価)が35円上げることができれば、酪農家の負担はかなり軽減されるということです。しかしながら、なぜ35円の価格を上げることができにくいのか、その要因はどのようなことなのかといったことを取材させて頂きました。
あわせて、酪農の問題は酪農のみに止まらず、地域の様々な食ともつながっていることが取材から改めて見えてきました。

本取材内容の詳細は、2023年6月末発行予定の『くらしと協同』44で掲載されますので、皆様ぜひご覧ください。

※上記の取材内容が掲載される『くらしと協同』44の購入については、同号が発行されたのちの7月以降に、こちらの『くらしと協同』バックナンバー申し込みのページからお申し込み下さい。また定期的に『くらしと協同』が届く、くらしと協同の研究所の個人会員等の入会については、こちらの「入会のご案内」ページをご覧ください。
posted by くらしと協同の研究所 at 10:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 『くらしと協同』

2023年05月02日

くらしと協同の研究所・2023年総会記念シンポジウムのご案内

くらしと協同の研究所では、「総会記念シンポジウム」と題して、年1回の記念行事を開催しています。同記念事業では、統一テーマを定めてシンポジウムや分科会等を行います。

本年度は、2023年7月1日(土)と2日(日)にかけて、以下の内容で実施予定となります。

2023年総会記念シンポジウムのご案内.pdf

【総会記念シンポジウム日程・申込み方法】 
●2023年7月1日(土)
 13:00〜17:20 シンポジウム
 テーマ:現代社会における食の価値を考える
     −生活協同組合だからこそできる価値の伝え方、活かし方とは−

 17:40〜18:10 第31回総会

※シンポジウム・第31回総会は、会場参加(京都テルサ)とリモート参加のハイブリッド開催予定

●7月2日(日)
 9:30〜12:30 分科会
 第1分科会:「地域医療福祉と協同組合」
      −地域医療構想・地域包括ケアシステムと医療福祉事業の可能性

 第2分科会:「現代における組合員のくらしの支え方を考える」
      −冷凍食品から考える「生協らしい」商品との向き合い方

※第1・2分科会ともにリモート開催予定


●申込み締切 6月5日(月)
 ※参加申し込みについては、以下のURLからお申し込みください。
 
 参加申込みURL:https://forms.gle/dWWDz3sqvaSQ4PUH8


多くの皆様からのご参加をお待ちしております。
posted by くらしと協同の研究所 at 17:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 総会記念シンポジウム

2023年05月01日

コーポラティブ・ラボ研究交流会(2023年度第1回)の開催

本日、第32回目となるコーポラティブ・ラボを開催しました。
この度のコーポラティブ・ラボでは、コーポラティブ・ラボメンバーによる研究交流会を行いました。
研究交流会では、メンバーの岩男氏と八尾氏から、以下のタイトルでご報告頂きました。

【コーポラティブ・ラボメンバーによる研究交流会】
岩男望 氏(京都大学大学院 農学研究科 博士後期課程2年)
報告タイトル:「世界農業遺産から考える地域農業の持続性」  

八尾祐香 氏(京都大学大学院 農学研究科 博士後期課程1年)
報告タイトル:「道の駅の地域振興機能の発揮プロセス−京都府中山間地域の2駅の実態分析−」


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研究交流会の風景@

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研究交流会の風景A

新型コロナウィルス感染症の影響で、2020年3月以来の対面でのコーポラティブ・ラボの開催となりましたが、充実した研究報告に加えて、報告後の質疑応答も活発に行われ、実りある研究交流会になりました。

posted by くらしと協同の研究所 at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | コーポラティブ・ラボ