この度、くらしと協同の研究所では、研究者や実践家の方々の活動や思いなどを広く発信する取り組みとして、本研究所ブログにおいて「蒔絵屋(まきえや)だより」のコーナーを開設しました。当研究所の地名から名付けられた本コーナーでは、多彩な研究・実践活動の取り組みなどを随時発信していきますので、ぜひご覧ください。
2024年10月01日
2024年09月11日
コーポラティブ・ラボ研究交流会(2024年度第1回)の開催
本日、第38回目となるコーポラティブ・ラボを開催しました。
この度のコーポラティブ・ラボでは、コーポラティブ・ラボメンバーによる研究交流会を行いました。研究交流会では、メンバーの霜永氏から、以下のタイトルでご報告頂きました。
【コーポラティブ・ラボメンバーによる研究交流会】
霜永 智弘氏
(同志社大学大学院 社会学研究科 産業関係学専攻 博士後期課程3年)
報告タイトル
「労使関係論と職業訓練:『制度設計主体』と『合意水準』への着目」

研究交流会の風景
研究報告後の質疑応答も活発に行われ、充実した研究交流会になりました。
この度のコーポラティブ・ラボでは、コーポラティブ・ラボメンバーによる研究交流会を行いました。研究交流会では、メンバーの霜永氏から、以下のタイトルでご報告頂きました。
【コーポラティブ・ラボメンバーによる研究交流会】
霜永 智弘氏
(同志社大学大学院 社会学研究科 産業関係学専攻 博士後期課程3年)
報告タイトル
「労使関係論と職業訓練:『制度設計主体』と『合意水準』への着目」
研究交流会の風景
研究報告後の質疑応答も活発に行われ、充実した研究交流会になりました。
2024年07月08日
くらしと協同の研究所・2024年総会記念シンポジウムの開催
7月6日、7日の2日間にかけて、くらしと協同の研究所2024年総会記念シンポジウムを開催しました。本年度の総会記念シンポジウムは、「生協・協同組合における人づくり−若者に協同の価値をどう伝え、魅力ある職場をどう作るか−をテーマに、以下の基調講演、実践報告、ディスカッションを行いました。
○基調講演
「若者が育つ社会をどう作るか−協同を学び、体感することへの期待−」南出 吉祥 氏(岐阜大学/若者協同実践全国フォーラム)
○実践報告
報告1「『協同を学ぶ』インターンシップ つながりインターンシップ@協同の取り組み」
石澤 香哉子 氏(一般財団法人地域開発研究所・研究員)
報告2「若者に魅力ある職場をどう作るか@」
甲斐 信喜 氏(生活協同組合おおさかパルコープ 常務理事)
報告3「若者に魅力ある職場をどう作るかA」
森 健 氏(エフコープ生活協同組合人事部 部長)
○ディスカッション
コーディネーター:細川 孝 氏(龍谷大学・本研究所企画委員)
コメンテーター:田中 陽一 氏(京都エレベータ株式会社 代表取締役)・吉田 博信 氏(京都生活協同組合 店舗運営部マネジャー)
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南出氏による基調講演
石澤氏による実践報告1
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甲斐氏による実践報告2
森氏による実践報告3
2日目の分科会では、以下の第1分科会・第2分科会の2つの分科会を開催しました。
第1分科会:「未来に向けての生協のつながりづくり」
─有機農産物・こめたまごを介した農業者とのつながり
おしゃべりパーティーを介した組合員同士のつながり─
○登壇者
コーディネーター 辻村 英之 氏(京都大学:本研究所研究員)
報告T:「生協における有機農業へのアプローチを考える」
岩橋 涼 氏(名古屋文理大学:本研究所研究員)
報告U:「鶏卵生産における飼料用米の利用と生協の役割」
山野 薫 氏(京都橘大学:本研究所研究員)
報告V:「現在の若年層の意識と生協における組合員活動の影響−おしゃべりパーティを中心に−」
加賀美 太記 氏(阪南大学:本研究所研究員)

第1分科会のリモート開催の様子
第2分科会 「地域の生産者や食品メーカーとの共存のため、生協は何ができるのか?」
○登壇者
コーディネーター 下門 直人 氏(京都橘大学:本研究所研究員)
報告T:辻井 孝裕 氏(丸栄製パン株式会社 代表取締役社長)
白石 一夫 氏(生活協同組合コープしが 代表理事 理事長)
報告U:川澄 亮太 氏(コーミ株式会社 代表取締役社長)
森 政広 氏(生活協同組合コープあいち 代表理事 理事長)
報告V:角田 祐子 氏(島根中酪株式会社 営業部 部長)
小林 健吾 氏(生活協同組合しまね 専務理事)
湯原 拓也 氏(生活協同組合しまね 商品企画チームマネジャー)
報告W:久場 興志 氏(株式会社沖縄ホーメル 取締役 製造部 部長)
備瀬 知晶 氏(生活協同組合コープおきなわ 協同購入商品部 部長)
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第2分科会のリモート開催の様子
本年度も対面とリモートを用いたハイブリット方式で、7/6の総会記念シンポジウムを開催し、7/7の分科会はリモートを基本に開催し、一部希望者には会場参加していただきました。
7/6、7の2日間で200名を超える方にご参加いただき活発な議論を行うことができました。参加して頂きました皆様、ありがとうございました。
○基調講演
「若者が育つ社会をどう作るか−協同を学び、体感することへの期待−」南出 吉祥 氏(岐阜大学/若者協同実践全国フォーラム)
○実践報告
報告1「『協同を学ぶ』インターンシップ つながりインターンシップ@協同の取り組み」
石澤 香哉子 氏(一般財団法人地域開発研究所・研究員)
報告2「若者に魅力ある職場をどう作るか@」
甲斐 信喜 氏(生活協同組合おおさかパルコープ 常務理事)
報告3「若者に魅力ある職場をどう作るかA」
森 健 氏(エフコープ生活協同組合人事部 部長)
○ディスカッション
コーディネーター:細川 孝 氏(龍谷大学・本研究所企画委員)
コメンテーター:田中 陽一 氏(京都エレベータ株式会社 代表取締役)・吉田 博信 氏(京都生活協同組合 店舗運営部マネジャー)
南出氏による基調講演
石澤氏による実践報告1
甲斐氏による実践報告2
森氏による実践報告3
2日目の分科会では、以下の第1分科会・第2分科会の2つの分科会を開催しました。
第1分科会:「未来に向けての生協のつながりづくり」
─有機農産物・こめたまごを介した農業者とのつながり
おしゃべりパーティーを介した組合員同士のつながり─
○登壇者
コーディネーター 辻村 英之 氏(京都大学:本研究所研究員)
報告T:「生協における有機農業へのアプローチを考える」
岩橋 涼 氏(名古屋文理大学:本研究所研究員)
報告U:「鶏卵生産における飼料用米の利用と生協の役割」
山野 薫 氏(京都橘大学:本研究所研究員)
報告V:「現在の若年層の意識と生協における組合員活動の影響−おしゃべりパーティを中心に−」
加賀美 太記 氏(阪南大学:本研究所研究員)
第1分科会のリモート開催の様子
第2分科会 「地域の生産者や食品メーカーとの共存のため、生協は何ができるのか?」
○登壇者
コーディネーター 下門 直人 氏(京都橘大学:本研究所研究員)
報告T:辻井 孝裕 氏(丸栄製パン株式会社 代表取締役社長)
白石 一夫 氏(生活協同組合コープしが 代表理事 理事長)
報告U:川澄 亮太 氏(コーミ株式会社 代表取締役社長)
森 政広 氏(生活協同組合コープあいち 代表理事 理事長)
報告V:角田 祐子 氏(島根中酪株式会社 営業部 部長)
小林 健吾 氏(生活協同組合しまね 専務理事)
湯原 拓也 氏(生活協同組合しまね 商品企画チームマネジャー)
報告W:久場 興志 氏(株式会社沖縄ホーメル 取締役 製造部 部長)
備瀬 知晶 氏(生活協同組合コープおきなわ 協同購入商品部 部長)
第2分科会のリモート開催の様子
本年度も対面とリモートを用いたハイブリット方式で、7/6の総会記念シンポジウムを開催し、7/7の分科会はリモートを基本に開催し、一部希望者には会場参加していただきました。
7/6、7の2日間で200名を超える方にご参加いただき活発な議論を行うことができました。参加して頂きました皆様、ありがとうございました。
2024年06月25日
季刊『くらしと協同』48号発刊のお知らせ
2024年03月25日
季刊『くらしと協同』47号発刊のお知らせ
2024年02月28日
コーポラティブ・ラボ現地視察の開催
コーポラティブ・ラボの研究活動の一環として、奈良のNPOの協力を得て、冬の奈良を代表する吉野本葛づくりと、吉野杉を使用した樽丸を巡る現地視察を行いました。
吉野本葛は万葉集にも詠まれ、漢方薬の材料として珍重されてきたとともに、江戸時代中期からは料理や菓子に使われてきた食材になります。そうした吉野本葛を製造している老舗に訪問して、吉野本葛ならではの技法や、生産現場の様子等について視察しました。
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吉野本葛の製造現場を視察
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吉野本葛の原料となる葛の根
葛の根を細かく裁断して、 水に漬けて絞り、一昼夜冷たい水にさらして沈殿した葛の澱粉を取り出して形作っていくと…
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吉野本葛の形が見えてきます。
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そして木箱で2か月ほど自然乾燥させて、吉野本葛が完成です。
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奈良の寒冷で湿度の低い冬の気候が吉野本葛の乾燥に適しています。
次に祝宴や行事等の鏡開きで使用されている酒樽を、吉野杉でつくっている樽丸の製造過程を視察しました。
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樽丸づくりの製造現場に訪問
吉野杉が酒を貯蔵・運搬するのに最適な素材であったことから、吉野で樽のための材料が作られました。この樽丸が全国の酒所に運ばれ、そこで製樽職人によって樽に組み立てられていきます。
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吉野杉の板目(年輪に対して水平方向に切りだすことで、水分を吸収しにくく蒸発を防ぐ性質の木材の名称)と柾目(年輪に対して中心付近を垂直方向に切り出すことで、水分が吸収しやすくなる木材の名称)についてお話をお聞きしました。
板目は上記の性質を持つため、お酒や醤油の貯蔵に適しています。柾目は水分を吸収しやすいため、中身を入れ替える水桶や鮨桶、お櫃に使われます。
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丸太を切り出す様子
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表面をならす削りの作業
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酒樽の周りに巻かれている竹の箍(たが)を外す作業を見させて頂きました。
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箍のみで樽を形成していることがとても良く分かります。
生産者の方々にご協力頂きながら、奈良の食の文化である吉野本葛づくりと吉野杉を使用した樽丸を巡る充実した現地視察を行うことができました。
吉野本葛は万葉集にも詠まれ、漢方薬の材料として珍重されてきたとともに、江戸時代中期からは料理や菓子に使われてきた食材になります。そうした吉野本葛を製造している老舗に訪問して、吉野本葛ならではの技法や、生産現場の様子等について視察しました。
吉野本葛の製造現場を視察
吉野本葛の原料となる葛の根
葛の根を細かく裁断して、 水に漬けて絞り、一昼夜冷たい水にさらして沈殿した葛の澱粉を取り出して形作っていくと…
吉野本葛の形が見えてきます。
そして木箱で2か月ほど自然乾燥させて、吉野本葛が完成です。
奈良の寒冷で湿度の低い冬の気候が吉野本葛の乾燥に適しています。
次に祝宴や行事等の鏡開きで使用されている酒樽を、吉野杉でつくっている樽丸の製造過程を視察しました。
樽丸づくりの製造現場に訪問
吉野杉が酒を貯蔵・運搬するのに最適な素材であったことから、吉野で樽のための材料が作られました。この樽丸が全国の酒所に運ばれ、そこで製樽職人によって樽に組み立てられていきます。
吉野杉の板目(年輪に対して水平方向に切りだすことで、水分を吸収しにくく蒸発を防ぐ性質の木材の名称)と柾目(年輪に対して中心付近を垂直方向に切り出すことで、水分が吸収しやすくなる木材の名称)についてお話をお聞きしました。
板目は上記の性質を持つため、お酒や醤油の貯蔵に適しています。柾目は水分を吸収しやすいため、中身を入れ替える水桶や鮨桶、お櫃に使われます。
丸太を切り出す様子
表面をならす削りの作業
酒樽の周りに巻かれている竹の箍(たが)を外す作業を見させて頂きました。
箍のみで樽を形成していることがとても良く分かります。
生産者の方々にご協力頂きながら、奈良の食の文化である吉野本葛づくりと吉野杉を使用した樽丸を巡る充実した現地視察を行うことができました。
2024年01月06日
令和6年能登半島地震で被災された皆様へ
本年1月1日に石川県で発生した能登半島地震によって被災されたすべての皆様にお見舞い申し上げます。
被災によって犠牲となられた方々に御悔やみを申し上げるとともに、被災地域の皆様の安全の確保と、1日でも早い復旧、復興を衷心よりお祈りいたします。
被災によって犠牲となられた方々に御悔やみを申し上げるとともに、被災地域の皆様の安全の確保と、1日でも早い復旧、復興を衷心よりお祈りいたします。
(くらしと協同の研究所)
2023年12月26日
コーポラティブ・ラボ研究交流会(2023年度第2回)の開催
本日、第35回目となるコーポラティブ・ラボを開催しました。この度のコーポラティブ・ラボでは、コーポラティブ・ラボメンバーによる研究交流会を行いました。
研究交流会では、メンバーの御手洗氏と長島氏から、以下のタイトルでご報告頂きました。
【コーポラティブ・ラボメンバーによる研究交流会】
御手洗 悠紀 氏(京都大学大学院 農学研究科 研究員)
報告タイトル:戦間期ヨーロッパにおける有機農業運動の史的研究−土壌・家畜・身体をめぐって−
長島 洋介氏 (ラボラトリオ株式会社マネージャー・奈良女子大学 なら学研究センター 協力研究員)
報告タイトル:歴史を読み解き未来を紡ぐ思考法「リバースキャスト」の構築に関する学際的・実践的研究

研究交流会の風景
報告後の質疑応答も活発に行われ、実りある研究交流会になりました。
研究交流会では、メンバーの御手洗氏と長島氏から、以下のタイトルでご報告頂きました。
【コーポラティブ・ラボメンバーによる研究交流会】
御手洗 悠紀 氏(京都大学大学院 農学研究科 研究員)
報告タイトル:戦間期ヨーロッパにおける有機農業運動の史的研究−土壌・家畜・身体をめぐって−
長島 洋介氏 (ラボラトリオ株式会社マネージャー・奈良女子大学 なら学研究センター 協力研究員)
報告タイトル:歴史を読み解き未来を紡ぐ思考法「リバースキャスト」の構築に関する学際的・実践的研究
研究交流会の風景
報告後の質疑応答も活発に行われ、実りある研究交流会になりました。
2023年12月02日
第24回生協組合員理事トップセミナーを開催しました
2023年12月2日に、本研究所主催の第24回生協組合員理事トップセミナーを開催しました。当セミナーは、くらしと協同の研究所の会員生協の組合員理事が呼びかけ人となり、企画内容を考え、運営をしています。
本年度は、「『食』の現状を見つめる〜あなたはどんなふうに食べる未来を想像していますか〜?」をテーマに、北は宮城、南は沖縄まで24 生協の組合員理事が集いました。
当セミナーの企画を行った呼びかけ人会では、当セミナーを通して「協同組合の理事として、今、『食』の現状をしっかり見つめ、学び、どのような社会を作りたいのか、みんなで考え合い、その未来に向けて私たちが為せること、協同組合の可能性を一緒に探っていくこと」を企画の柱として、以下の基調講演と各分科会を行い、実際に組合員同士が会って聞きあい、話し合う充実した時間を過ごすことができました。
【基調講演】
「自分の意志で食べ物を選ぶとは?−協同組合の組合員としてできることを考える−」
講師:青木美紗氏(奈良女子大学・当研究所理事)
【分科会】
〇第1 分科会
「日本の食料生産のリアリティ」
(講師:青木美紗氏・奈良女子大学、当研究所理事)
〇第2 分科会
「いま大学生が注目する『食』とは」
(講師:岩橋涼氏・名古屋文理大学、当研究所研究員)
〇第3 分科会
「地域の食文化がもつ多様な価値を観て見る」
(講師:片上敏喜氏・日本大学、当研究所理事)
〇第4 分科会
「地域の食と暮しを支える生活協同組合を若者はどう捉えるか」
(講師:下門直人氏・京都橘大学、当研究所理事)
〇第5 分科会
「誰もが暮らしやすい社会の実現に、生協が食を通して貢献できること」
(講師:山野薫氏・京都橘大学、当研究所理事)

青木先生による基調講演

当セミナーを企画した組合員理事の皆さん
本年度は、「『食』の現状を見つめる〜あなたはどんなふうに食べる未来を想像していますか〜?」をテーマに、北は宮城、南は沖縄まで24 生協の組合員理事が集いました。
当セミナーの企画を行った呼びかけ人会では、当セミナーを通して「協同組合の理事として、今、『食』の現状をしっかり見つめ、学び、どのような社会を作りたいのか、みんなで考え合い、その未来に向けて私たちが為せること、協同組合の可能性を一緒に探っていくこと」を企画の柱として、以下の基調講演と各分科会を行い、実際に組合員同士が会って聞きあい、話し合う充実した時間を過ごすことができました。
【基調講演】
「自分の意志で食べ物を選ぶとは?−協同組合の組合員としてできることを考える−」
講師:青木美紗氏(奈良女子大学・当研究所理事)
【分科会】
〇第1 分科会
「日本の食料生産のリアリティ」
(講師:青木美紗氏・奈良女子大学、当研究所理事)
〇第2 分科会
「いま大学生が注目する『食』とは」
(講師:岩橋涼氏・名古屋文理大学、当研究所研究員)
〇第3 分科会
「地域の食文化がもつ多様な価値を観て見る」
(講師:片上敏喜氏・日本大学、当研究所理事)
〇第4 分科会
「地域の食と暮しを支える生活協同組合を若者はどう捉えるか」
(講師:下門直人氏・京都橘大学、当研究所理事)
〇第5 分科会
「誰もが暮らしやすい社会の実現に、生協が食を通して貢献できること」
(講師:山野薫氏・京都橘大学、当研究所理事)
青木先生による基調講演
当セミナーを企画した組合員理事の皆さん
2023年09月23日
くらしと協同の研究所・創立30周年記念式典の開催
くらしと協同の研究所は1993 年6 月に創立され、本年で創立30周年を迎え、会員の皆様への感謝と共に30 年を祝う記念式典・祝賀会を9月4日に開催しました。

会場風景
式典には個人会員、団体会員の代表、これまで研究所を支えて下さった方々、日本生協連、生協総合研究所をはじめ、他の研究所関係者など多くの方々にご出席いただきました。式典では、前理事長の的場信樹氏の開会挨拶、土屋敏夫氏(日本生協連会長)、藤田親継氏(生協総合研究所専務理事)から来賓祝辞をいただきました。
来賓祝辞につづいて、若林靖永氏(くらしと協同の研究所理事長)より30 周年記念講演「協同を信じる」テーマに研究所の30 年を振り返り、「未来のより良きくらしと地域に向けて協同、協同組合、生協の役割に注目して、ともに学び合うコミュニティの場として、くらしと協同の研究所は一貫して取り組んできた」とし、今後も以下4 つの課題に取り組んでいくことを話されました。
1. 持続可能な地球と地域を展望して、変化する生活や地域社会の調査、現状分析、課題発見をすすめる
2. 地域における協同のネットワーク、協同の社会システムを展望して、生協や企業・団体、行政の調査、現状分析、課題発見をすすめる
3. 気候変動、ウクライナ、AI など、私たちをとりまく社会問題についてともに学びシチズンシップ、市民のリテラシー学習をすすめる
4. 若手研究者や組合員・生協職員が関る機会、共同の活動の場を提供し、これからを担う研究者を支援し、組合員・生協職員とともに学び成長する

若林靖永理事長の記念講演
記念講演につづいて、多くの方々からもご挨拶をいただき、式典を終了しました。また現在、研究所では30 周年記念実行委員会を組織し、記念式典をはじめ、30 年の歩みをまとめた「30 年史」の発行(2024 年7 月予定)を進めていますので、今後ご紹介させて頂きます。

参加者全員で記念撮影
式典には個人会員、団体会員の代表、これまで研究所を支えて下さった方々、日本生協連、生協総合研究所をはじめ、他の研究所関係者など多くの方々にご出席いただきました。式典では、前理事長の的場信樹氏の開会挨拶、土屋敏夫氏(日本生協連会長)、藤田親継氏(生協総合研究所専務理事)から来賓祝辞をいただきました。
来賓祝辞につづいて、若林靖永氏(くらしと協同の研究所理事長)より30 周年記念講演「協同を信じる」テーマに研究所の30 年を振り返り、「未来のより良きくらしと地域に向けて協同、協同組合、生協の役割に注目して、ともに学び合うコミュニティの場として、くらしと協同の研究所は一貫して取り組んできた」とし、今後も以下4 つの課題に取り組んでいくことを話されました。
1. 持続可能な地球と地域を展望して、変化する生活や地域社会の調査、現状分析、課題発見をすすめる
2. 地域における協同のネットワーク、協同の社会システムを展望して、生協や企業・団体、行政の調査、現状分析、課題発見をすすめる
3. 気候変動、ウクライナ、AI など、私たちをとりまく社会問題についてともに学びシチズンシップ、市民のリテラシー学習をすすめる
4. 若手研究者や組合員・生協職員が関る機会、共同の活動の場を提供し、これからを担う研究者を支援し、組合員・生協職員とともに学び成長する
若林靖永理事長の記念講演
記念講演につづいて、多くの方々からもご挨拶をいただき、式典を終了しました。また現在、研究所では30 周年記念実行委員会を組織し、記念式典をはじめ、30 年の歩みをまとめた「30 年史」の発行(2024 年7 月予定)を進めていますので、今後ご紹介させて頂きます。
参加者全員で記念撮影