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2024年11月05日

「蒔絵屋だより」2 

みなさん、こんにちは!研究所研究員の青木美紗です。
早いもので研究所にご縁をいただいてから10年が過ぎました(汗)。
季刊誌『くらしと協同』と同期になります。

最近のマイブームはお米づくりです(笑)。
耕作放棄地が広がり、日本の美味しいお米をお金があっても買えない日が来そうで、自分で作りたいという15年越しの願いが3年前にかないました!
毎日、毎年、笑いあり、涙あり、学ぶことだらけです…

今年は稲1本1本の生命力を最大限に発揮する乾田苗代で苗を育ててみたところ、虫も寄り付かない立派な稲に!
途中、いもち病には悩まされましたが穂が出てきたときは感動でした。
安心するのもつかの間で、今度はイノシシ侵入に悩まされ、稲の一部が倒され泥まみれになった姿をみて、やるせない気持ちになりました…
米作りを辞めていく人の気持ちもよくわかります。。。

技術協力だけでなく、機械を貸してくれたり、機械の修理を手伝ってくれたり、作業に手伝いに来てくれる近所の方々や価値観の合うメンバーが揃ってきました。いろんな人の協力なしに米はできないなぁと改めて思います。

日本で報徳社や先祖株組合が芽生えた根幹に稲作があるんじゃないかなぁと感じます。
新しいタイプの協同ができ始めているので、既存の協同も巻き込みながら、持続可能な食生産と地域づくりを楽しみたいと思います♪

苗取.JPEG
乾田苗代で育った苗の苗取。ヒエと見分けながら取りました。

イノシシ被害.JPEG
イノシシが泥遊びした形跡。悲しすぎます…

稲架掛け.JPEG
稲架掛けの風景。写真スポットにもなっています(笑)

posted by くらしと協同の研究所 at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | くらしと協同の研究所「蒔絵屋だより」