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2024年07月08日

くらしと協同の研究所・2024年総会記念シンポジウムの開催

7月6日、7日の2日間にかけて、くらしと協同の研究所2024年総会記念シンポジウムを開催しました。本年度の総会記念シンポジウムは、「生協・協同組合における人づくり−若者に協同の価値をどう伝え、魅力ある職場をどう作るか−をテーマに、以下の基調講演、実践報告、ディスカッションを行いました。

○基調講演
「若者が育つ社会をどう作るか−協同を学び、体感することへの期待−」南出 吉祥 氏(岐阜大学/若者協同実践全国フォーラム)

○実践報告
報告1「『協同を学ぶ』インターンシップ つながりインターンシップ@協同の取り組み」
石澤 香哉子 氏(一般財団法人地域開発研究所・研究員)

報告2「若者に魅力ある職場をどう作るか@」
甲斐 信喜 氏(生活協同組合おおさかパルコープ 常務理事)

報告3「若者に魅力ある職場をどう作るかA」
森 健 氏(エフコープ生活協同組合人事部 部長)
 
○ディスカッション
コーディネーター:細川 孝 氏(龍谷大学・本研究所企画委員)
コメンテーター:田中 陽一 氏(京都エレベータ株式会社 代表取締役)・吉田 博信 氏(京都生活協同組合 店舗運営部マネジャー)

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南出氏による基調講演

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石澤氏による実践報告1

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甲斐氏による実践報告2

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森氏による実践報告3


2日目の分科会では、以下の第1分科会・第2分科会の2つの分科会を開催しました。

第1分科会:「未来に向けての生協のつながりづくり」
─有機農産物・こめたまごを介した農業者とのつながり
      おしゃべりパーティーを介した組合員同士のつながり─

○登壇者
コーディネーター 辻村 英之 氏(京都大学:本研究所研究員)

報告T:「生協における有機農業へのアプローチを考える」
岩橋 涼 氏(名古屋文理大学:本研究所研究員)

報告U:「鶏卵生産における飼料用米の利用と生協の役割」
山野 薫 氏(京都橘大学:本研究所研究員)

報告V:「現在の若年層の意識と生協における組合員活動の影響−おしゃべりパーティを中心に−」
加賀美 太記 氏(阪南大学:本研究所研究員)

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第1分科会のリモート開催の様子

第2分科会 「地域の生産者や食品メーカーとの共存のため、生協は何ができるのか?」

○登壇者
コーディネーター 下門 直人 氏(京都橘大学:本研究所研究員)

報告T:辻井 孝裕 氏(丸栄製パン株式会社 代表取締役社長)
白石 一夫 氏(生活協同組合コープしが 代表理事 理事長)

報告U:川澄 亮太 氏(コーミ株式会社 代表取締役社長)
森 政広 氏(生活協同組合コープあいち 代表理事 理事長)

報告V:角田 祐子 氏(島根中酪株式会社 営業部 部長)
小林 健吾 氏(生活協同組合しまね 専務理事)
湯原 拓也 氏(生活協同組合しまね 商品企画チームマネジャー)

報告W:久場 興志 氏(株式会社沖縄ホーメル 取締役 製造部 部長)
備瀬 知晶 氏(生活協同組合コープおきなわ 協同購入商品部 部長)

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第2分科会のリモート開催の様子

本年度も対面とリモートを用いたハイブリット方式で、7/6の総会記念シンポジウムを開催し、7/7の分科会はリモートを基本に開催し、一部希望者には会場参加していただきました。
7/6、7の2日間で200名を超える方にご参加いただき活発な議論を行うことができました。参加して頂きました皆様、ありがとうございました。

posted by くらしと協同の研究所 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 総会記念シンポジウム