本年度は、「『食』の現状を見つめる〜あなたはどんなふうに食べる未来を想像していますか〜?」をテーマに、北は宮城、南は沖縄まで24 生協の組合員理事が集いました。
当セミナーの企画を行った呼びかけ人会では、当セミナーを通して「協同組合の理事として、今、『食』の現状をしっかり見つめ、学び、どのような社会を作りたいのか、みんなで考え合い、その未来に向けて私たちが為せること、協同組合の可能性を一緒に探っていくこと」を企画の柱として、以下の基調講演と各分科会を行い、実際に組合員同士が会って聞きあい、話し合う充実した時間を過ごすことができました。
【基調講演】
「自分の意志で食べ物を選ぶとは?−協同組合の組合員としてできることを考える−」
講師:青木美紗氏(奈良女子大学・当研究所理事)
【分科会】
〇第1 分科会
「日本の食料生産のリアリティ」
(講師:青木美紗氏・奈良女子大学、当研究所理事)
〇第2 分科会
「いま大学生が注目する『食』とは」
(講師:岩橋涼氏・名古屋文理大学、当研究所研究員)
〇第3 分科会
「地域の食文化がもつ多様な価値を観て見る」
(講師:片上敏喜氏・日本大学、当研究所理事)
〇第4 分科会
「地域の食と暮しを支える生活協同組合を若者はどう捉えるか」
(講師:下門直人氏・京都橘大学、当研究所理事)
〇第5 分科会
「誰もが暮らしやすい社会の実現に、生協が食を通して貢献できること」
(講師:山野薫氏・京都橘大学、当研究所理事)
青木先生による基調講演
当セミナーを企画した組合員理事の皆さん