会場風景
式典には個人会員、団体会員の代表、これまで研究所を支えて下さった方々、日本生協連、生協総合研究所をはじめ、他の研究所関係者など多くの方々にご出席いただきました。式典では、前理事長の的場信樹氏の開会挨拶、土屋敏夫氏(日本生協連会長)、藤田親継氏(生協総合研究所専務理事)から来賓祝辞をいただきました。
来賓祝辞につづいて、若林靖永氏(くらしと協同の研究所理事長)より30 周年記念講演「協同を信じる」テーマに研究所の30 年を振り返り、「未来のより良きくらしと地域に向けて協同、協同組合、生協の役割に注目して、ともに学び合うコミュニティの場として、くらしと協同の研究所は一貫して取り組んできた」とし、今後も以下4 つの課題に取り組んでいくことを話されました。
1. 持続可能な地球と地域を展望して、変化する生活や地域社会の調査、現状分析、課題発見をすすめる
2. 地域における協同のネットワーク、協同の社会システムを展望して、生協や企業・団体、行政の調査、現状分析、課題発見をすすめる
3. 気候変動、ウクライナ、AI など、私たちをとりまく社会問題についてともに学びシチズンシップ、市民のリテラシー学習をすすめる
4. 若手研究者や組合員・生協職員が関る機会、共同の活動の場を提供し、これからを担う研究者を支援し、組合員・生協職員とともに学び成長する
若林靖永理事長の記念講演
記念講演につづいて、多くの方々からもご挨拶をいただき、式典を終了しました。また現在、研究所では30 周年記念実行委員会を組織し、記念式典をはじめ、30 年の歩みをまとめた「30 年史」の発行(2024 年7 月予定)を進めていますので、今後ご紹介させて頂きます。
参加者全員で記念撮影