本日、第39回目となるコーポラティブ・ラボを開催しました。
この度のコーポラティブ・ラボでは、研究交流会を行い、下記の報告者とタイトルでご報告頂きました。
【コーポラティブ・ラボ研究交流会】
報告者:
岡本美咲氏(神戸大学大学院 農学研究科食料共生システム学専攻 食料環境経済学講座 博士課程後期課程2年)
報告タイトル:
「週末と平日の購買行動の差異に着目した地域特産品に対する消費者評価の検証−丹波篠山黒枝豆を事例として−」
研究報告後は、活発な質疑応答が行われ、この度も充実した研究交流会になりました。
2024年12月26日
2024年09月11日
コーポラティブ・ラボ研究交流会(2024年度第1回)の開催
本日、第38回目となるコーポラティブ・ラボを開催しました。
この度のコーポラティブ・ラボでは、コーポラティブ・ラボメンバーによる研究交流会を行いました。研究交流会では、メンバーの霜永氏から、以下のタイトルでご報告頂きました。
【コーポラティブ・ラボメンバーによる研究交流会】
霜永 智弘氏
(同志社大学大学院 社会学研究科 産業関係学専攻 博士後期課程3年)
報告タイトル
「労使関係論と職業訓練:『制度設計主体』と『合意水準』への着目」

研究交流会の風景
研究報告後の質疑応答も活発に行われ、充実した研究交流会になりました。
この度のコーポラティブ・ラボでは、コーポラティブ・ラボメンバーによる研究交流会を行いました。研究交流会では、メンバーの霜永氏から、以下のタイトルでご報告頂きました。
【コーポラティブ・ラボメンバーによる研究交流会】
霜永 智弘氏
(同志社大学大学院 社会学研究科 産業関係学専攻 博士後期課程3年)
報告タイトル
「労使関係論と職業訓練:『制度設計主体』と『合意水準』への着目」
研究交流会の風景
研究報告後の質疑応答も活発に行われ、充実した研究交流会になりました。
2024年02月28日
コーポラティブ・ラボ現地視察の開催
コーポラティブ・ラボの研究活動の一環として、奈良のNPOの協力を得て、冬の奈良を代表する吉野本葛づくりと、吉野杉を使用した樽丸を巡る現地視察を行いました。
吉野本葛は万葉集にも詠まれ、漢方薬の材料として珍重されてきたとともに、江戸時代中期からは料理や菓子に使われてきた食材になります。そうした吉野本葛を製造している老舗に訪問して、吉野本葛ならではの技法や、生産現場の様子等について視察しました。
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吉野本葛の製造現場を視察
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吉野本葛の原料となる葛の根
葛の根を細かく裁断して、 水に漬けて絞り、一昼夜冷たい水にさらして沈殿した葛の澱粉を取り出して形作っていくと…
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吉野本葛の形が見えてきます。
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そして木箱で2か月ほど自然乾燥させて、吉野本葛が完成です。
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奈良の寒冷で湿度の低い冬の気候が吉野本葛の乾燥に適しています。
次に祝宴や行事等の鏡開きで使用されている酒樽を、吉野杉でつくっている樽丸の製造過程を視察しました。
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樽丸づくりの製造現場に訪問
吉野杉が酒を貯蔵・運搬するのに最適な素材であったことから、吉野で樽のための材料が作られました。この樽丸が全国の酒所に運ばれ、そこで製樽職人によって樽に組み立てられていきます。
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吉野杉の板目(年輪に対して水平方向に切りだすことで、水分を吸収しにくく蒸発を防ぐ性質の木材の名称)と柾目(年輪に対して中心付近を垂直方向に切り出すことで、水分が吸収しやすくなる木材の名称)についてお話をお聞きしました。
板目は上記の性質を持つため、お酒や醤油の貯蔵に適しています。柾目は水分を吸収しやすいため、中身を入れ替える水桶や鮨桶、お櫃に使われます。
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丸太を切り出す様子
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表面をならす削りの作業
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酒樽の周りに巻かれている竹の箍(たが)を外す作業を見させて頂きました。
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箍のみで樽を形成していることがとても良く分かります。
生産者の方々にご協力頂きながら、奈良の食の文化である吉野本葛づくりと吉野杉を使用した樽丸を巡る充実した現地視察を行うことができました。
吉野本葛は万葉集にも詠まれ、漢方薬の材料として珍重されてきたとともに、江戸時代中期からは料理や菓子に使われてきた食材になります。そうした吉野本葛を製造している老舗に訪問して、吉野本葛ならではの技法や、生産現場の様子等について視察しました。
吉野本葛の製造現場を視察
吉野本葛の原料となる葛の根
葛の根を細かく裁断して、 水に漬けて絞り、一昼夜冷たい水にさらして沈殿した葛の澱粉を取り出して形作っていくと…
吉野本葛の形が見えてきます。
そして木箱で2か月ほど自然乾燥させて、吉野本葛が完成です。
奈良の寒冷で湿度の低い冬の気候が吉野本葛の乾燥に適しています。
次に祝宴や行事等の鏡開きで使用されている酒樽を、吉野杉でつくっている樽丸の製造過程を視察しました。
樽丸づくりの製造現場に訪問
吉野杉が酒を貯蔵・運搬するのに最適な素材であったことから、吉野で樽のための材料が作られました。この樽丸が全国の酒所に運ばれ、そこで製樽職人によって樽に組み立てられていきます。
吉野杉の板目(年輪に対して水平方向に切りだすことで、水分を吸収しにくく蒸発を防ぐ性質の木材の名称)と柾目(年輪に対して中心付近を垂直方向に切り出すことで、水分が吸収しやすくなる木材の名称)についてお話をお聞きしました。
板目は上記の性質を持つため、お酒や醤油の貯蔵に適しています。柾目は水分を吸収しやすいため、中身を入れ替える水桶や鮨桶、お櫃に使われます。
丸太を切り出す様子
表面をならす削りの作業
酒樽の周りに巻かれている竹の箍(たが)を外す作業を見させて頂きました。
箍のみで樽を形成していることがとても良く分かります。
生産者の方々にご協力頂きながら、奈良の食の文化である吉野本葛づくりと吉野杉を使用した樽丸を巡る充実した現地視察を行うことができました。
2023年12月26日
コーポラティブ・ラボ研究交流会(2023年度第2回)の開催
本日、第35回目となるコーポラティブ・ラボを開催しました。この度のコーポラティブ・ラボでは、コーポラティブ・ラボメンバーによる研究交流会を行いました。
研究交流会では、メンバーの御手洗氏と長島氏から、以下のタイトルでご報告頂きました。
【コーポラティブ・ラボメンバーによる研究交流会】
御手洗 悠紀 氏(京都大学大学院 農学研究科 研究員)
報告タイトル:戦間期ヨーロッパにおける有機農業運動の史的研究−土壌・家畜・身体をめぐって−
長島 洋介氏 (ラボラトリオ株式会社マネージャー・奈良女子大学 なら学研究センター 協力研究員)
報告タイトル:歴史を読み解き未来を紡ぐ思考法「リバースキャスト」の構築に関する学際的・実践的研究

研究交流会の風景
報告後の質疑応答も活発に行われ、実りある研究交流会になりました。
研究交流会では、メンバーの御手洗氏と長島氏から、以下のタイトルでご報告頂きました。
【コーポラティブ・ラボメンバーによる研究交流会】
御手洗 悠紀 氏(京都大学大学院 農学研究科 研究員)
報告タイトル:戦間期ヨーロッパにおける有機農業運動の史的研究−土壌・家畜・身体をめぐって−
長島 洋介氏 (ラボラトリオ株式会社マネージャー・奈良女子大学 なら学研究センター 協力研究員)
報告タイトル:歴史を読み解き未来を紡ぐ思考法「リバースキャスト」の構築に関する学際的・実践的研究
研究交流会の風景
報告後の質疑応答も活発に行われ、実りある研究交流会になりました。
2023年05月01日
コーポラティブ・ラボ研究交流会(2023年度第1回)の開催
本日、第32回目となるコーポラティブ・ラボを開催しました。
この度のコーポラティブ・ラボでは、コーポラティブ・ラボメンバーによる研究交流会を行いました。
研究交流会では、メンバーの岩男氏と八尾氏から、以下のタイトルでご報告頂きました。
【コーポラティブ・ラボメンバーによる研究交流会】
岩男望 氏(京都大学大学院 農学研究科 博士後期課程2年)
報告タイトル:「世界農業遺産から考える地域農業の持続性」
八尾祐香 氏(京都大学大学院 農学研究科 博士後期課程1年)
報告タイトル:「道の駅の地域振興機能の発揮プロセス−京都府中山間地域の2駅の実態分析−」
新型コロナウィルス感染症の影響で、2020年3月以来の対面でのコーポラティブ・ラボの開催となりましたが、充実した研究報告に加えて、報告後の質疑応答も活発に行われ、実りある研究交流会になりました。
この度のコーポラティブ・ラボでは、コーポラティブ・ラボメンバーによる研究交流会を行いました。
研究交流会では、メンバーの岩男氏と八尾氏から、以下のタイトルでご報告頂きました。
【コーポラティブ・ラボメンバーによる研究交流会】
岩男望 氏(京都大学大学院 農学研究科 博士後期課程2年)
報告タイトル:「世界農業遺産から考える地域農業の持続性」
八尾祐香 氏(京都大学大学院 農学研究科 博士後期課程1年)
報告タイトル:「道の駅の地域振興機能の発揮プロセス−京都府中山間地域の2駅の実態分析−」
新型コロナウィルス感染症の影響で、2020年3月以来の対面でのコーポラティブ・ラボの開催となりましたが、充実した研究報告に加えて、報告後の質疑応答も活発に行われ、実りある研究交流会になりました。