• もっと見る

2023年12月02日

第24回生協組合員理事トップセミナーを開催しました

2023年12月2日に、本研究所主催の第24回生協組合員理事トップセミナーを開催しました。当セミナーは、くらしと協同の研究所の会員生協の組合員理事が呼びかけ人となり、企画内容を考え、運営をしています。
本年度は、「『食』の現状を見つめる〜あなたはどんなふうに食べる未来を想像していますか〜?」をテーマに、北は宮城、南は沖縄まで24 生協の組合員理事が集いました。 

当セミナーの企画を行った呼びかけ人会では、当セミナーを通して「協同組合の理事として、今、『食』の現状をしっかり見つめ、学び、どのような社会を作りたいのか、みんなで考え合い、その未来に向けて私たちが為せること、協同組合の可能性を一緒に探っていくこと」を企画の柱として、以下の基調講演と各分科会を行い、実際に組合員同士が会って聞きあい、話し合う充実した時間を過ごすことができました。

【基調講演】
「自分の意志で食べ物を選ぶとは?−協同組合の組合員としてできることを考える−」
 講師:青木美紗氏(奈良女子大学・当研究所理事)

【分科会】
〇第1 分科会
「日本の食料生産のリアリティ」
(講師:青木美紗氏・奈良女子大学、当研究所理事)

〇第2 分科会
「いま大学生が注目する『食』とは」
(講師:岩橋涼氏・名古屋文理大学、当研究所研究員)

〇第3 分科会
「地域の食文化がもつ多様な価値を観て見る」
(講師:片上敏喜氏・日本大学、当研究所理事)

〇第4 分科会
「地域の食と暮しを支える生活協同組合を若者はどう捉えるか」
(講師:下門直人氏・京都橘大学、当研究所理事)

〇第5 分科会
「誰もが暮らしやすい社会の実現に、生協が食を通して貢献できること」
(講師:山野薫氏・京都橘大学、当研究所理事)


第24回トップセミナー 基調講演.JPG
青木先生による基調講演

組合員理事の皆さん.JPG
当セミナーを企画した組合員理事の皆さん

posted by くらしと協同の研究所 at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 講座・講演会・セミナー等

2023年07月24日

京都橘大学×コープしが共同プロジェクト

京都橘大学とコープしがとの共同プロジェクトとして、4月から7月にかけて京都橘大学の経済学部・経営学部の3回生の学生を対象に、食品の生産、加工、流通、消費に至るサプライチェーンを学習するPBL(Project Based Learning:課題解決型学習)が行われました。

本プロジェクトは本研究所支援、コープしが全面協力のもと、京都橘大学の下門直人先生(本研究所理事・運営委員)のコーディネートによって実施され、滋賀県内の農場や工場、コープしがの店舗等をフィールドとして学生自身が現地で様々な体験を行いながら、学びを深めていきました。

また本プロジェクトの成果物として、京都橘大学の学生がフィールドワークを経て学んだ内容(コープしがの仕事の魅力等)をPR動画にして報告を行いました。

京都橘大学×コープしが共同プロジェクト.JPG
コープしがのぜぜ店で開催された報告会の様子

報告会には、授業に参加した学生をはじめ、コープしがの職員、組合員理事の方々が参加しました。また学生各グループが制作したPR動画視聴後には、活発な質疑応答が行われました。

報告会終了後には、コープしがと鳥取県畜産農協とみんなの牧場が行っている「鳥取みんなのつながり和牛」と滋賀県産のきぬひかりを食べながら交流を行いました。

京都橘大学×コープしが共同プロジェクト.JPG
交流会の風景

posted by くらしと協同の研究所 at 08:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 講座・講演会・セミナー等