次号の『くらしと協同』は、日本の食の生産や表示のあり方、食の安全の堅持に加えて、現在非常に厳しい状況に置かれている酪農現場の声を届けることを中心とした内容で、取材を進めています。
そうした取材先の一つとして先日、鳥取県にある大山乳業農業協同組合と同県内の酪農家の牧場にお伺いしました。
大山乳業農業協同組合と大山町の酪農家にお話を聞いた後に、鳥取市内にある大規模の酪農ファーム「みんなの牧場」に訪問して取材を行いました。
この度の取材を通じて、昨今の飼料代、電気代等の値上がりによる酪農現場の厳しさはもちろん、厳しい中にも何とか日々の食生活に欠かすことができない牛乳を届けたいという作り手の思いを様々な場面から感じました。
また取材を通じて見えてきたこととして、牛乳の価格(乳価)が35円上げることができれば、酪農家の負担はかなり軽減されるということです。しかしながら、なぜ35円の価格を上げることができにくいのか、その要因はどのようなことなのかといったことを取材させて頂きました。
あわせて、酪農の問題は酪農のみに止まらず、地域の様々な食ともつながっていることが取材から改めて見えてきました。
本取材内容の詳細は、2023年6月末発行予定の『くらしと協同』44で掲載されますので、皆様ぜひご覧ください。
※上記の取材内容が掲載される『くらしと協同』44の購入については、同号が発行されたのちの7月以降に、こちらの『くらしと協同』バックナンバー申し込みのページからお申し込み下さい。また定期的に『くらしと協同』が届く、くらしと協同の研究所の個人会員等の入会については、こちらの「入会のご案内」ページをご覧ください。
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