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2025年05月06日

「蒔絵屋だより」7

アンデルセングループの清川秀樹さんからご指名を受けましたコープみやざきの日宏です。
「“私たちの供給する商品を中心に家族の団らんがはずむこと”をめざします。」を基本スローガンに、「相手の気持ちになって考える」「人の喜ぶことをする」「蝶を集めるなら花を育てよ」という気持ちで日々精進しております。

仕事の話を書いても喜ぶ人は少ないと思いますので、趣味の話をします。私はじっとしていることができないマグロやカツオと同じ仲間で、時間があれば、趣味を中心に何かをしています。
多趣味で、現在は、清川さんと同じ音楽演奏ではギター(フュージョン系)、運動系ではゴルフ、テニス、卓球、ジムトレ、料理では果実酒、チャーシューづくり、その他、ガーデニング、スポーツ観戦、阪神タイガース応援等々です。色んな趣味があるからでしょうか、こうしたらもっと上手にできる・・・これは仕事に使える・・・「改善無限・知恵無限」の精神で色んな閃きが生まれ仕事にも生かしています。そして何よりもボケ防止につながります。同じ趣味の方がいらっしゃれば嬉しいです!(^^)!

※写真は昨年の東京でのLIVE 我が家の庭です。

LIVE風景.jpg

庭の風景.JPG

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2025年04月12日

「蒔絵屋だより」6

生協しまねの小林専務よりご指名をいただきましたアンデルセングループの清川秀樹です。
アンデルセングループは広島発祥(本社も広島市)のベーカリーです。
生協様にはタカキベーカリーというブランドでお取り扱いいただき、お世話になっております。私は約20年間、生協様の営業担当として関わらせていただきました。

アンデルセングループの創業は1948年8月1日。広島市中心部に近い比治山本町で高木俊介、彬子(あきこ)夫婦、パン職人、お手伝いさんの4人で商いを始めました。
「食卓に幸せを運ぶ」「パンを売る前に生活を売る」を創業の精神として、食生活の向上のお役にたち、食卓に笑顔や会話が広がることを目指して、一つひとつのパンに心を込めて焼き上げてまいりました。

今もわれわれ従業員は原点である創業の精神を大切に日々の仕事につないでおります。
私は今年4月で62歳となりました。今はグループ内で創業の精神や企業理念を従業員のみなさんと一緒に考える機会をつくって、一人ひとりがイキイキと働くことができる職場風土を実現することが日々の仕事です。

生協の組合員さんとご一緒しなければアンデルセングループの創業の精神・企業理念の重要性や普遍的に人の心に響く価値に気づくことができなかったと思います。勉強会、学習会、おしゃべり会といった経験をさせていただいてきた中で、アンデルセングループの創業の精神、企業理念の大切さに気づかせていただきました。
まさに生協様の組合員さんとご一緒させていただいてなければ今の私はなかったと思います。そういう意味で生協様、特に組合員のみなさまには感謝の気持ちでいっぱいです。

私はパンが大好き。人が大好き。生協さん大好きです。特に組合員さんには「清川さんの話、面白いわね!まるでテレビショッピングみたい。今後タカキベーカリーのマーク(ロゴ)を見たら、清川さんの顔を思い浮かべて注文するわね」と気持ちを乗せていただき、スケジュールが合えば日本全国いろんな場所に行きました。年間80回以上の学習会をさせていただきたくさんの組合員さんと出会い交流させていただいたのがよい思い出です。本当にありがとうございました。

私が高校生時代からずっと熱中しつづけているのがピアノ演奏です。短時間でも、家にいるときは毎日練習しました。毎日わずかでも鍵盤に触れました。生協様関係者の中で楽器をされる方と一緒にライブに出させていただく機会にも恵まれました。音楽仲間もできました。今も年に一度ライブをさせていただくために一生懸命練習します。

生協様は公私ともに、私を新しい世界へと導いてくださいました。心より感謝いたします。ちなみにカラオケでは五木ひろしさんの物まねと顔真似がとても評判です。

ピアノ演奏(3).jpg
ピアノ演奏

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2025年03月07日

「蒔絵屋だより」5

皆さん、こんにちは。研究員の加賀美です。
研究所では『くらしと協同』の編集長も務めています。日頃から『くらしと協同』へご協力・ご支援いただき、まことにありがとうございます。
ぜひ、気になった記事などがありましたら、フォームからご感想をお寄せいただければ幸いです。

さて、最近気になる話題といえば、やはり物価高でしょうか。

とくに実感するのは食品、スーパーやコンビニ、あるいは外食における価格上昇です。
最近も都内に出張した際、コンビニでご飯だけのお弁当を見かけましたが、こちら200円を軽く超え、立ち寄ろうとしたラーメン屋でも軒並み1,000円超になっていました。

ある程度の部分は安すぎた部分が変わってきているからだと思いますが、日常生活の面では大変です。

そんな中、ありがたく使わせてもらっているのが、大学生協の食堂です。
学生時代から数えて25年以上利用し続けていますが、流石に自分が学生時代の頃に比べれば価格は上がってはいます。
それでも、しっかりとした食事(揚げ物が多くなるのは仕方ないところですが)が日常的に取れるのはありがたい限りです。

コロナ禍以降、学生の行動パターンも変わり、学内に何となく居続ける学生は減っていますが、それでも食堂に集って話を弾ませる学生も少なくありません。
今後も、そうした学生たちのたまり場的な場所であって欲しいし、自分の大学生協についてはそうした助けになるよう頑張りたいと思います。

写真は先日の昼食(590円・約750キロカロリー)です。よくずっと学食で飽きないの?と言われますが、これが意外と飽きません。

大学生協食堂での昼食.jpg
大学生協食堂での昼食

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2025年02月21日

第8回くらしと協同 研究活動報告会(全体研究会)のご案内

「くらしと協同 研究活動報告会(全体研究会)」では、当研究所を中心に活動する研究会やグループが、1年間の活動報告を行います。本年度は、実践家や研究者による活動紹介を新たに企画し、各実践・研究活動についての情報交流を行う時間も設けます。本会は下記の日程等で行いますので、ぜひご参加ください。

【第8回くらしと協同 研究活動報告会(全体研究会)のご案内】
日時:2025年3月8日(土)13:30−16:00(予定)
開催形式:リモート開催

内容:
1.研究所主催の研究会・研究活動について

2.季刊誌『くらしと協同』に関する紹介

3.「協同労働・労協研究会」からの活動報告

4.研究員の執筆書籍 紹介

5.実践家・研究者による活動紹介
・國見 伸行 氏(大学生協事業連合)
「コロナ禍以後の大学生活・学びの変化と大学生協の事業(仮)」

・黒岩 勝博 氏(姫路医療生活協同組合)
「組合員参加の共立病院建て替え運動(仮)」

・中嶋 陽子 氏(当研究所 研究員)
「ホームレス・困窮者「支援」グループの昨今ーはたちを迎える『健康よろずプラザ』の場合ー(仮)」

・則藤 孝志 氏(福島大学)
「もやし1袋の値段から考える食品の低価格問題(仮)」

申込み方法: 
e-mail、もしくは以下のURLフォームメーラーからお申し込みください。
参加登録URL:https://qr.paps.jp/g89A9

※e-mailでお申し込みの場合は「氏名」「e-mail アドレス」「連絡先電話番号」「所属団体」を記載した上で、kki@kurashitokyodo.jp までメール送信をお願いします。

申込期限:3月3日(月)   
参加リモート情報は開催数日前にメールでご連絡します。

お問合せ先:くらしと協同の研究所(075-256-3335 e-mail: kki@kurashitokyodo.jp)

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2025年02月05日

「蒔絵屋だより」4

こんにちは!生協しまねの小林です。コープしがさんの白石理事長より紹介いただきました。文才がないので恥ずかしい気持ちですが、折角の機会ですので私のロマン?を紹介したいと思います。

子どもの頃から航空機に興味があり、外を眺めてキャンパスに描かれた飛行機にいつも想いを馳せています。専用アプリから飛行ルートや機種、航空会社、おまけに飛行履歴まで閲覧するほど(^^♪

我が家の上空を飛行する海外線は主に韓国、欧州から関空航路、アジア方面からアメリカ行きの航空機が頻繁に飛行しています。目視できる範囲で機種名も想像ができますが、あと〇時間もかかるのかとか、どんな人が搭乗しているのかなど、子どものようにいつも妄想しています。

そこで話は変わりますが、ハリーアップ症候群と云う言葉を羽田で起きた飛行機事故の発生要因の一つとして報道され、はじめて知りました。日頃のストレスや時間に追われて、注意力が散漫になることで起きるヒューマンエラーです。

生協しまねも毎日100台以上の車両が県下を巡り、決まった時間にお届けしている訳ですが逼迫すると同様な事故が発生しないかなど、運転技術だけではなく、物理的な側面からも検証することが大切だと考えさせられます。生協は模範運転で(尊い命)を守らねば・・。

蒔絵屋だより 4.jpg

写真はシドニー発羽田行きのB777-346ER 
JA732Jグアム上空

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2025年01月20日

「蒔絵屋だより」3

みなさん、こんにちは!会員のコープしがの白石一夫です。前回の青木先生につづいて、マイブームを発信します。
私のマイブームが生まれたきっかけは感染症の心配がつのる日々が続く中で、自宅で、近所で楽しみのあるくらしであるように工夫したいという想いからです。今回は2つ紹介します。

ひとつは、畑での農作物の育成です。わけあって荒れ地を開墾したら自由に使ってもいいというチャンスがあり、仲間に手伝ってもらって80坪程度の農地が誕生しました。様々な作物をつくり、我が家、実家、息子の家庭に届けて大変喜ばれています。農産物の育成をして4年になりますが、冬野菜は夏から、夏野菜は冬・春から播種や育苗が必要であり、本当に気長で、地道な作業の積み重ねで、ようやくいただくことができるのだと痛感しています。
また肥料や資材も必要であり、お店に並ぶ価格って生産者の再生産価格にはなっていないなーとも実感しています。なにはともあれ、仲間とともに開墾した畑ですから、守っていかなければと思っています。

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畑の様子

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出来上がった農作物

もうひとつは、パン・お菓子つくりです。このマイブームが生まれたのも自発的ではなく、組合員理事さんから、パン・お菓子つくりの機材を譲り受けたことがきっかけで、せっかくいただいたのだから、自宅で過ごす時間が増えている中でチャレンジしてみようとやってみたことが今も続いていて、おっさんがパン・お菓子をつくるなんてスゴイと褒められるものですから、いい気になってあれやこれやとやっています。面白いもので、毎回反省すること、工夫することもあり、いい刺激をもらっています。

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出来上がったパン

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出来上がったお菓子

この2つのマイブームのきっかけをいただいたのは、人とのかかわりであり「人って、かかわりやつながりの中で育つんだなー」と実感しています。周りの方に感謝・・・!

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2024年12月26日

コーポラティブ・ラボ研究交流会(2024年度第2回)の開催

本日、第39回目となるコーポラティブ・ラボを開催しました。
この度のコーポラティブ・ラボでは、研究交流会を行い、下記の報告者とタイトルでご報告頂きました。

【コーポラティブ・ラボ研究交流会】
報告者:
岡本美咲氏(神戸大学大学院 農学研究科食料共生システム学専攻 食料環境経済学講座 博士課程後期課程2年)

報告タイトル:
「週末と平日の購買行動の差異に着目した地域特産品に対する消費者評価の検証−丹波篠山黒枝豆を事例として−」

研究報告後は、活発な質疑応答が行われ、この度も充実した研究交流会になりました。

posted by くらしと協同の研究所 at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | コーポラティブ・ラボ

2024年12月25日

第25回生協組合員理事トップセミナーを開催しました

2024年12月14日(土)に、本研究所主催の第25回生協組合員理事トップセミナーを開催しました。当セミナーは、くらしと協同の研究所の会員生協の組合員理事が呼びかけ人となり、企画内容を考え、運営をしています。
本年度は、「『食』の未来を見つめる〜「食料・農業・農村基本法」と私の選択、そして生協〜」をテーマに、北はコープさっぽろ、南はコープおきなわまで27生協の組合員理事が集いました。 

当セミナーの企画を行った呼びかけ人会では、セミナーを通して食料・農業・農村基本法が改正されたことを受けて、農業、農村の問題を「自分事として捉え」、「生協理事としてどう考え、自生協でどう取組み、どう発信していく」かを企画の柱として、以下の講演とグループワーク行いました。グループワークでは、実際に組合員同士が会って聞きあい、所属する生協の課題等についてじっくりと話し合う充実した時間を過ごすことができました。

【T部講演】
「食料・農業・農村基本法」の改正をめぐって
講師:北川太一氏(摂南大学・当研究所常任理事・運営委員長)

【U部講演】
食と農をつなぐ生協の役割〜食料・農業・農村基本法の改正にかかわって
講師:平野路子氏(日本生活協同組合連合会・政策企画室室長)

【V部グループワーク、グループワーク報告、オブザーバー・T部U部各講師コメント】
オブザーバー:片上敏喜氏(日本大学、当研究所理事)
オブザーバー:山野薫氏(京都橘大学、当研究所理事)
T部講師:北川太一氏(摂南大学・当研究所常任理事・運営委員長)
U部講師:平野路子氏(日本生活協同組合連合会・政策企画室室長)

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T部講演:北川太一氏(摂南大学教授、当研究所常任理事・運営委員長)

第25回生協組合員理事トップセミナー (2).JPG
U部講演:平野路子氏(日本生活協同組合連合会 政策企画室 室長)

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2024年11月05日

「蒔絵屋だより」2 

みなさん、こんにちは!研究所研究員の青木美紗です。
早いもので研究所にご縁をいただいてから10年が過ぎました(汗)。
季刊誌『くらしと協同』と同期になります。

最近のマイブームはお米づくりです(笑)。
耕作放棄地が広がり、日本の美味しいお米をお金があっても買えない日が来そうで、自分で作りたいという15年越しの願いが3年前にかないました!
毎日、毎年、笑いあり、涙あり、学ぶことだらけです…

今年は稲1本1本の生命力を最大限に発揮する乾田苗代で苗を育ててみたところ、虫も寄り付かない立派な稲に!
途中、いもち病には悩まされましたが穂が出てきたときは感動でした。
安心するのもつかの間で、今度はイノシシ侵入に悩まされ、稲の一部が倒され泥まみれになった姿をみて、やるせない気持ちになりました…
米作りを辞めていく人の気持ちもよくわかります。。。

技術協力だけでなく、機械を貸してくれたり、機械の修理を手伝ってくれたり、作業に手伝いに来てくれる近所の方々や価値観の合うメンバーが揃ってきました。いろんな人の協力なしに米はできないなぁと改めて思います。

日本で報徳社や先祖株組合が芽生えた根幹に稲作があるんじゃないかなぁと感じます。
新しいタイプの協同ができ始めているので、既存の協同も巻き込みながら、持続可能な食生産と地域づくりを楽しみたいと思います♪

苗取.JPEG
乾田苗代で育った苗の苗取。ヒエと見分けながら取りました。

イノシシ被害.JPEG
イノシシが泥遊びした形跡。悲しすぎます…

稲架掛け.JPEG
稲架掛けの風景。写真スポットにもなっています(笑)

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2024年10月01日

「蒔絵屋だより」1  

こんにちは。くらしと協同の研究所で事務局をしております高木です。京都生協から研究所に来ております。
突然ですが「生協」ってなんでしょうか。例えば「京都生協」という具体的な名称も京都生協を抽象化した表現です。では「生協」の実態とは何でしょう。私は過去から現在に至るまでの生協に関わったすべての人の営みの総体だと思っています。あの時一緒に汗をかきながら展示試食会を手伝ってくれた組合員の行為や留守の方の商品を預かってくれた同じ班の組合員の行為のように。

そんな生協を構成する具体的な構成要素の一つを紹介します。
2004年、私が京都生協右京支部にいたときのこと。突然、鳥インフルエンザが京都府で発生しました。真っ白な防疫服に身を包み、マスクにゴーグルをつけて鶏の殺処分をする映像がテレビで大々的に流れ、発生個所から半径30km圏内の鶏卵は移動制限となり、右京支部に卵を届けてくれていた産直生産者もこの30km圏内の移動制限のため、卵を出荷できず廃棄処分しなければならない事態となりました。マスコミでのセンセーショナルで大々的な報道もあり、「京都産の卵は危険」といった風評被害も急速に拡大しました。

そんな中、京都生協では出荷制限され窮地にある生産者を励ますための集会を急遽開催。過去に同じく風評被害等に苦しめられた産直生産者が集まり、自身の経験を語り、鶏卵生産者を力強く励ます集会となりました。
私もその集会に参加し、まずは苦しみのただ中にいるこの生産者の声をみんなに聴いてもらおうと生産者に職場に来ていただき職員学習会を開催しました。学習会当日、私は行政区委員会のため参加できなかったのですが、商品普及プロジェクト(注1)の職員が学習会終了後、生産者に「組合員へのメッセージを一言書いてください!」とお願いし、その手書きのメッセージをそのまま印刷して生産者の想いを組合員に届けるとともに、組合員から生産者へ励ましのメッセージを募集しました。

翌週、組合員から生産者への励ましの声が驚くほど返ってきました。中には小さな子どもが一生懸命書いてくれたものもありました。プロジェクト職員はメッセージをまとめながら、たまらない気持ちになったと話してくれました。組合員から集まった生産者へのメッセージはすべて生産者に届け、またメッセージの中からいくつか選んで改めて組合員にニュースでお返ししました。
そんな生産者を励ますプロジェクト職員と組合員、そして生産者の間での声の循環を見た右京行政区委員会・京北行政区委員会(注2)の皆さんも「私たちも一緒に取り組みたい」と声を上げてくれて、学習会や生産者を応援する企画を1年間取り組んでくれました。

そんな20年前に右京支部であった出来事も間違いなく現在の京都生協を構成する大切な、たいせつな構成要素の一部なのだと思っています。そして時には抽象化された「生協」を具体的な「生協」に還元したいと思います。

高木英孝(くらしと協同の研究所事務局長)

(注1)商品普及プロジェクト:支部職員が課題ごとに作っているいくつかのプロジェクトの中で、商品の普及を進めるためのプロジェクト
(注2)行政区委員会:機関として位置付けられていた組合員の委員会

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