ナミホシヒラタアブ
[2012年11月27日(Tue)]
ここへ来て、ぐっと気温が下がり、さすがに、虫さんたちが活動する姿がほとんど見られなくなりました。
それでも、朝方、青空が広がりましたので、倉敷みらい公園へちょっと行って見ました。
お目当てはツワブキの植え込みです。現在、花が満開です。きっと、ハナアブ類が来ているだろうと・・・。
到着して、観察していますと3種のハナアブとツマグロキンバエがツワブキの花で食事をしていました。想像通りでした。
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本日はナミホシヒラタアブ(ハエ目、ハナアブ科)の姿をちょっとご紹介させていただきます。
ツワブキはキク科の植物で集合花になっていますね。
筒状花がたくさん集合し、雄しべや、くるっと巻いた雌しべなども見え、ナミホシヒラタアブは立ち上がったしべを抱えるようにしています。
蜜ではなく、雄しべの花粉を舐め摂っているのがうかがえます。頭には花粉がつき、花粉媒介の役をしていることもわかります。
成虫は、決して、人をおそったり、ハチのように刺したりもしません。幼虫はアブラムシを捕食する、アブラムシの天敵です。増えて欲しい虫さんです。
(青野孝昭)
それでも、朝方、青空が広がりましたので、倉敷みらい公園へちょっと行って見ました。
お目当てはツワブキの植え込みです。現在、花が満開です。きっと、ハナアブ類が来ているだろうと・・・。
到着して、観察していますと3種のハナアブとツマグロキンバエがツワブキの花で食事をしていました。想像通りでした。

本日はナミホシヒラタアブ(ハエ目、ハナアブ科)の姿をちょっとご紹介させていただきます。
ツワブキはキク科の植物で集合花になっていますね。
筒状花がたくさん集合し、雄しべや、くるっと巻いた雌しべなども見え、ナミホシヒラタアブは立ち上がったしべを抱えるようにしています。
蜜ではなく、雄しべの花粉を舐め摂っているのがうかがえます。頭には花粉がつき、花粉媒介の役をしていることもわかります。
成虫は、決して、人をおそったり、ハチのように刺したりもしません。幼虫はアブラムシを捕食する、アブラムシの天敵です。増えて欲しい虫さんです。
(青野孝昭)