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熊本大学 公衆衛生看護学研究室
はじめまして。
熊本大学 大学院保健学教育部・医学部保健学科
公衆衛生看護学研究室です。
どうぞよろしくお願いします。
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熊本大学 大学院保健学教育部・医学部保健学科 公衆衛生看護学研究室さんの画像
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ご挨拶[2022年02月09日(Wed)]
公衆衛生看護学教員.png
 公衆衛生看護学研究室講座に興味関心を
持って下さり有難うございます。
 当分野では公衆衛生看護学に関する教育・研究・実践を行っています。地域に暮らす全ての人々を対象に、命の誕生から終焉まで、各々の時期の健康維持・増進、生活の質(QOL)の向上を実現するために、人々や地域に存在するあらゆる資源を活用して教育・研究・実践に取り組んでいます。
 大学には、地域住民の生活や実践現場の活動がより良くなっていくために教育研究活動を行うという使命があります。したがって、大学は、できるだけ現場の活動に触れ、現場の課題を共有できるところに位置することが重要です。現場や地域の課題解決につながるべく、公衆衛生看護学の理論・モデル・手法について発信し、社会に役立つエビデンスを地域住民や現場の皆さまと作り出し集積していくことが使命です。
 研究テーマとしては「地域におけるあらゆるライフステージにある人々の健康課題と健康リスク要因に応じた、ケアプログラムおよびケアシステムの開発」、「地域における障害や慢性疾患をもつ人々(当事者)の病いと回復のナラティブに基づく共生社会実現に向けたケアシステムの開発」、「健康リスクのある子どもを支える多職種連携プログラムの開発」、「子育て不安解消や児童虐待予防に向けた子育ち・子育てプログラムの開発」、「地域の住民グループ活動における独居高齢者の健康を保持するための相互交流プログラムの開発」などに取り組み、看護学のエビデンス構築に貢献しています。
 私たちの取組みに関心のある方はぜひ一度、ご連絡ください。お待ちしております。

The Public Health Nursing Course is involved in the development of knowledge and techniques and the generation and development of norms and theories to promote health maintenance, prevent and recover from health ailments, lengthen lifespan, improve quality of life, and achieve a peaceful society by focusing on all of the people and communities (groups, organizations, regions) who exist in a region, as well as the care systems that they are involved in.
Students will be involved in such research topics as Developing Care Programs and Care Systems in Response to Health Issues and Health Risk Factors for Local People in All Different Stages of Life, Developing a Care System for Achieving an Inclusive Society based on the Narrative of Disease and Recovery for People with Disabilities and Chronic Illnesses in a Community, Development of an Interdisciplinary Coordination Program to Support Children with Health Risks, Development of Child-Rearing Programs to Eliminate Child-Care Stress and Prevent Child Abuse, and Development of Mutual Exchange Programs in Local Resident Group Activities to Maintain Health of Elderly People Living Alone. Through this we contribute to building evidence in the field of nursing.
教授 大河内 彩子[2022年02月09日(Wed)]
【略歴】大河内先生.jpg
愛媛県出身 東京大学大学院医学系研究科
ハワイ大学大学院人類学部(皇太子明仁親王奨学金奨学生)
看護師・保健師勤務を経て、愛媛大学大学院医学系研究科看護学専攻 助教、同講師
横浜市立大学大学院医学研究科 准教授
2018年4月より 現職

【研究テーマ】
発達障害や虐待等により発達上のリスクのある「気になる子ども」の早期発見・早期支援に向けて、「気になる子ども」概念の明確化、地域の保健・医療・福祉・教育関連の専門職の視点を生かした乳幼児健診システムの検討、これら地域の多職種連携プログラムの開発と評価を行っています。

中途障害や慢性疾患を得たことにより人生や生活の再構築を余儀なくされた人びとや子ども・その家族のセルフケア確立と新たなアイデンティティへの適応、自律に基づく社会参加の実現に向けて、セルフマネジメントプログラムや当事者主体の地域ケアシステムの開発を行っています。

【研究プロジェクト】
 工学的手法を活用した看護ケアモデルの開発の一環として、 「気になる子ども」のストレスマネジメント方略としての身体感覚を見える化する評価システムの開発を行っています。
 発達の凹凸のある「気になる子ども」人口は子どもの約1割であり、彼らの不安を軽減し、不登校・ひきこもりを予防する必要があります。彼らのインテロセプション(身体感覚への気づき、内受容感覚)の程度を高めるための支援をセンサーやVRなどの工学的手法を用いて行い、彼らが身体感覚に敏感になり、親や支援者に不安を伝え、援助要請ができるようになることを目指しています。また、同時に啓発プロジェクトを通して、社会の側にも発達の凹凸への理解を促進していきます。
 ウェアラブルセンサーの使い心地やVRコンテンツの設定などについて、当事者の皆様のお声をお聞きし、計画に反映させていきたいと考えています。本プロジェクトにご興味のある方、ご参加をご検討いただける方は、ぜひご連絡ください。

VR1.jpg
VR2.jpg

【主な学会活動】
日本公衆衛生学会会員
日本看護科学学会会員
日本健康学会会員
日本地域看護学会会員
熊本県母性衛生学会会員
【委員】
2019年10月-現在 全国保健師教育機関協議会機関紙「保健師教育」査読委員
2019年10月-現在 日本看護科学学会 和文誌専任査読委員
2019年7月-現在 日本公衆衛生学会 代議員
2019年6月-現在 熊本県母性衛生学会理事
2020年8月-2023年3月 熊本市老人福祉センター指定管理者選考委員会委員
2020年4月-2023年3月 熊本市社会福祉審議会委員
2018年11月-2020年10月 文部科学省 大学設置・学校法人審議会 (大学設置分科会) 専任委員
2016年1月-2020年1月 日本健康学会 (旧日本民族衛生学会) 編集委員
2015年8月-2019年7月 日本地域看護学会 査読委員
2015年4月-2018年3月 神奈川県小児保健協会 理事

【研究業績へのリンク】
https://researchmap.jp/read0146703

講師 金森 弓枝[2022年02月09日(Wed)]
金森.jpg
【略歴】
熊本県出身
山口大学大学院医学系研究科(保健学博士)
宮崎県(保健師)等への勤務を経て、日本赤十字九州国際看護大学助手・同助教
2019年4月 熊本大学生命科学研究部 助教
2023年8月 熊本大学生命科学研究部 講師

【研究テーマ】
保健師時代に高齢者保健活動や感染症保健活動に関わりながら、社会動向と共に常に変化する保健師及び保健機関の責務を考え続けてきました。その中で、現在は独居高齢者支援に着眼し研究を行っています。超高齢社会を迎え、独居高齢者のセルフケア能力の向上や健康感の向上を目指した支援を行うことは肝要です。特に、地域で保健活動に携わる保健師をはじめとした専門職が有効な支援を行うことは、閉じこもりや孤立の予防につながります。そのため、専門職が配慮すべき視点を専門職サイドからではなく、独居高齢者が持つ特性から導くことを重要視し、研究に取り組んでいます。 また、地域で住民が望む生活を実現するには、住民、専門職、関係機関の連携協働が必須な時代が到来しています。そのため、健康な地域づくりの基盤となる地域社会における互助を、住民一人一人の主体的健康づくりに最大限につなげる体制を多方面から構築する必要性を念頭に、保健活動推進に向けた研究に取り組んでいます。

【主な学会活動】
日本看護科学学会会員
日本公衆衛生学会会員
日本地域看護学会会員
日本公衆衛生看護学会会員
日本在宅ケア学会会員

【研究業績へのリンク】
https://researchmap.jp/kanamori-kumamoto-u

助教 谷川 千春[2022年02月09日(Wed)]
谷川写真.jpeg
【略歴】
愛媛県出身
九州看護福祉大学大学院看護福祉学研究科
行政保健師(玉名市)としての勤務を経て
2021年4月より現職

【研究テーマ】
行政保健師として、母子保健、成人保健、介護予防事業等に携わる中で、健康の維持・増進は、個人の努力だけで成しえるものではなく、個人が置かれた環境によって大きく左右されることを実感しました。地域保健に係る保健師は、広い視野を持って、地域の実態に応じた各個人の「健康なくらし」を支えることが必要です。 社会やコミュニティに対する信頼度、お互い様という相互扶助の規範、人と人とのつながりであるネットワークの3要素を資本としたソーシャルキャピタルの培われ方が、個人の健康度にどのような影響を与えるのかについて研究しています。高齢者や子育て期の母親など、様々な対象について研究することにより、行政保健師としての役割を明らかにしたいと考えています。

【研究業績へのリンク】
https://researchmap.jp/yoshi0208

ホームページ[2022年02月09日(Wed)]
こちらから当研究室のホームページをご覧いただけます。
http://www.kumamoto-communityhealthnursing.jp/
スクリーンショット (33).png
2020年度保健師コース生[2022年02月09日(Wed)]
石見 怜奈、伊藤 佳菜子、岩井 愛、内山 未裕、緒方 咲良、金澤 萌々香、河原 環、 隈部 奈津美、瀬口 瑞彩、新留 千晴、西田 翠、東 友希乃、堀 碧香、前田 理子、松尾 歩実、松本 陽向子、宮ア 美月、村上 遥香、村上 愛実、渡部 菜々子
2020年度リサーチトレーニング学生[2022年02月09日(Wed)]
学生氏名:研究テーマ
井上 みなみ:
独居高齢者の生活における近隣住民との交流が精神的健康にもたらす影響について
佐藤 沙彩:
青年期の発達障害を持つ人に対する自己理解を促進する支援の難しさに関する研究
納富 麻由美:
糖尿病の重症化予防での行動変化ステージにおける対象の行動変容を促す要因について
広城 拓郎:
職種と禁煙継続の差に関する実態調査研究
薬師寺 香:
国民健康保険の特定保健指導積極的支援における画一的なプログラムの実施が脱落に与える影響についての研究
山中 美歩:
特定健康診査受診者の特性と特定健康診査未受診者が受診者へと変化する要因の検討
2019年度保健師コース生[2022年02月09日(Wed)]
荒木 はるな、井上 みなみ、内田 詩乃、江上 千晶、江口 咲里、川邉 愛梨、黒木 愛加、 佐藤 沙彩、鮫島 美優、田中 真葵、谷川 結依、納富 麻由美、野中 夢月、肥合 萌乃、 平川 響、広城 拓朗、松浦 由沙、三浦 望実、薬師寺 香、山中 美歩
2019年度リサーチトレーニング学生[2022年02月09日(Wed)]
学生氏名:研究テーマ
上田 みのり:
災害時において自己開示を促進する保健師の行動要因
上野 佐和子:
在宅療養を継続する医療的ケア児の同胞にとって必要とされる支援に関する研究
有働 由梨:
公営団地に居住している独居高齢者が閉じこもり状態に移行するまでのプロセス研究
木ア 朱音:
地域高齢者の特性と介護予防事業の認知との関連
松尾 みさき:
就労しながら子育てを行う女性がもつ、地域支援に対するニーズと不安 について
中野志歩美:
慢性心不全を有する独居高齢者への遠隔看護介入の有用性の検討―自己管理能力の促しー
西田乃理枝:
見守り活動が対象となる在宅独居高齢者にもたらす効果の質的研究
2018年度保健師コース生[2022年02月09日(Wed)]
学生氏名:研究テーマ
奥村 真実:
地域住民を対象とした運動習慣の現状や継続に影響する因子について
宮久 祥乃:
退院後在宅で生活する患者に対する支援と地域との連携について
岩本 美咲:
認知症高齢者と地域包括ケアシステムの関連、またシステムをうまく機能させるための看護師・保健師の関わりについて
清家 実祐:
高齢者に対する市町村などからの支援の有無によって要介護度や健康状態に差が出るのかについて(疫学調査)
中村 優子:
地域住民に対する疫学調査(地域に特徴的な生活習慣の傾向を知り、健康課題と関連付ける)。地域の住民組織の関わりが地域の健康課題に対してどのような影響をもたらしているのか
松林 沙耶佳:
・農村地区における住民の生活習慣、生活習慣病に対する保健師のかかわり
・地区の住民組織と保健師とのかかわり、協働について
・歯科保健に対しての保健師、他職種の取り組み
・地域包括支援センター保健師と市町村保健師との連携の実際について
浦田 姫佳:
認知症高齢者のBPSDに対する家族の感情
中川 知香子:
「認知症高齢者の家族の介護負担」について家族が必要としている支援制度や介護における負担感は認知機能低下と比例するのか
荒木 涼:
在宅終末期における訪問看護師の役割について
奥平 穂乃花:
がん患者の在宅移行における病棟看護師の役割
寺本 愛:
在宅移行における病棟看護師の役割について
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