地区踏査[2022年02月09日(Wed)]
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地区踏査[2022年02月09日(Wed)]
はじめまして。[2022年02月09日(Wed)]
熊本大学 大学院保健学教育部・医学部保健学科 公衆衛生看護学研究室です。
この度ブログを開始しました! このブログを通じて、教育・研究活動についての発信を行っていきますので、卒業生や行政保健師の皆様、保健師を目指す方々をはじめ地域の皆様とつながっていけたらと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。 アクセス[2022年02月09日(Wed)]
国立大学法人 熊本大学 大学院 生命科学研究部 環境社会医学部門
看護学分野 健康科学講座 〒862-0976 熊本市中央区九品寺4丁目24番1号 https://www.kumamoto-u.ac.jp/campusjouhou お問い合わせ[2022年02月09日(Wed)]
【事務手続きなど】
生命科学系事務課 保健学事務チーム 〒862−0976 熊本市中央区九品寺4丁目24番1号 総合的なお問い合わせは (総務担当) 096-373-5452 入試・学生に関することについては (教務担当) 096-373-5571 【教員研究室】 大河内研究室【教授:大河内彩子】 TEL: 096-373-5518 Email: okochi 金森研究室【助教:金森弓枝】 TEL: 096-373-5512 Email: yumiek 谷川研究室【助教:谷川千春】 TEL: 096-373-5512 Email: tanigawa Eメールは @kumamoto-u.ac.jp を付けて送信してください。 講師実績[2022年02月09日(Wed)]
前向き子育てセミナー 講師 (神奈川県県民局次世代育成部次世代育成課)
前向き子育て講座 講師 (横浜市立大学COC事業 UDCN並木ラボ) くまもと県民カレッジ 「キャンパスパレア」講師 第14回「くまもと教育の日」阿蘇フォーラム 特別支援教育 講師 熊本県市町村保健師協議会 研修会 講師 児童養護施設 職員研修 講師 発達障がい者・家族の会(熊本)『プリズム』 交流会 講師 トリプルP[2022年02月09日(Wed)]
「子育てのストレス」は誰でも感じるもの―保護者の皆さんの心のケアをしていきたい
前向き子育てセミナーのファシリテーターとして、地域看護の現場で子育ての不安を抱える多くの母親と出会い、「子育てを学ぶ」機会の大切さを感じてきました。 子育て中の保護者は「しんどい」「つらい」と言いにくいケースが多いと感じています。「こんな弱音を吐いていいのか」「自分が至らないからではないか」とひとり悩んでいる方も多いと思います。 出産前に子育てについて学ぶ機会に恵まれないため、多くの人は、子育てに自信が持てないまま子どもを育てることになります。子育てをしてはじめて「結果を出せない焦燥感」にかられる人も多いと思います。子育てにストレスがあるのは当たり前なのです。心のケアをして、そのストレスを軽減することで予防の一策になるし、虐待予備軍の解消にもなるでしょう。 仕事と子育てを両立する保護者には、子どもと関わる時間が短いことに葛藤する人が多いと思います。「関わりは短時間でいい、子どもの目を見て、いい関わりの時間をつくろう」という前向き子育て トリプルPのヒントには救われる人も多いでしょう。 ワーク・ライフ・バランスという言葉がありますが、ライフがよくなればワークがよくなります。前向き子育てのヒントを学んで、親が生活を振り返り自分自身を調整するようになると、子どもも穏やかになります。家が安定するとストレスも減り、仕事も安定します。まだまだ子育てしながら働くことを後ろめたいと感じる人もいます。前向き子育てを一緒に学ぶことで子育てを楽しいと思えるように伝えていきたいし、子育てを職場全体、社会全体で応援できる環境を作っていきたいと考えています。 2019年度オープンキャンパス ※2020年度のオープンキャンパスはWeb開催となりました。[2022年02月09日(Wed)]
2019年8月9日(金) 熊本大学医学部保健学科のオープンキャンパスが行われました。保健師課程履修生(3年生)が、来訪された高校生や保護者を対象に健康教育を実施し、日頃の勉強の成果を発揮しました。
熊本市「仮設住宅等退去者生活・健康調査」の結果を報告書を作成いたしました。[2022年02月09日(Wed)]
熊本市では、仮設住宅退去者の生活状況と健康状態を把握し、個々の状況に応じて、必要な支援につなぐことを目的に、「仮設住宅等退去者生活・健康調査」が実施されました。当研究室では、アンケート調査の結果を分析し、下記の報告書をまとめました。
https://www.city.kumamoto.jp/hpKiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=34781&class_set_id=2&class_id=246 くまもとの健康と地域づくりを考える会 研修会を開催しました。[2022年02月09日(Wed)]
看護職が相互につながり合い保健活動の一助を見出すことを目的に、初開催となった今年度は県内外の行政保健師や教育関係者等33名が参加しました。新任保健師に必要なコミュニケーションスキルをテーマに、大分県立看護科学大学の木嶋彩乃先生、コロナ禍で新人研修が中止された中で新任保健師としてスタートした卒業生からの講演の後、当講座の助教も加わり、討論が行われました。参加者からは新人・先輩双方からの意見が出され、新人と先輩が双方向に能動的に働きかける重要性が導かれました。今後も本学保健師課程の同窓生をはじめ保健師・看護師・助産師の方々の意見に耳を傾けながら共に学ぶ機会を設け、地域保健活動の発展に尽力してまいります。
研究業績(谷川千春)[2022年02月09日(Wed)]
研究業績(金森弓枝)[2022年02月09日(Wed)]
研究業績(大河内彩子)[2022年02月09日(Wed)]
後期博士課程(博士課程)一部抜粋[2022年02月09日(Wed)]
■保健科学特論T
保健医療における課題と研究倫理について、公衆衛生看護学の立場から実践にもとづき明らかにする。 ■特別研究 地域看護学・公衆衛生看護学・在宅看護学における意義ある研究課題を設定し、適切な研究方法を選択の上、研究計画書を作成し、研究計画に基づきデータ収集・分析を行い、研究論文(博士論文)を完成させ、公表する。 後期博士課程(博士課程)一部抜粋[2022年02月09日(Wed)]
■保健科学特論T
保健医療における課題と研究倫理について、公衆衛生看護学の立場から実践にもとづき明らかにする。 ■特別研究 地域看護学・公衆衛生看護学・在宅看護学における意義ある研究課題を設定し、適切な研究方法を選択の上、研究計画書を作成し、研究計画に基づきデータ収集・分析を行い、研究論文(博士論文)を完成させ、公表する。 前期博士課程(修士課程)一部抜粋[2022年02月09日(Wed)]
■保健研究方法論
看護学・検査技術科学・医用放射線科学分野における研究についての基本的な内容を理解し、今後の研究に活用できることを目指して、研究の必要性や方法論、研究の進め方について具体的事例や倫理的側面も含め学びます。 ■公衆衛生看護学特論 地域で生活する、あらゆる健康レベルの個人・家族・集団・組織を対象として、各々の健康とQOLの向上と地域社会の変革を目標として展開される公衆衛生看護学ならびに保健師・地域看護職の活動における国内外の動向を学びます。今日の公衆衛生看護学を構成する主要な理論や概念について最新の知見に基づき体系的に修得します。 ■公衆衛生看護学活動論 公衆衛生看護における対象(個人・家族・集団・組織・地域)のケアに関する概念・理論を理解し、対象や地域の特性に応じた地域看護活動の質の維持、向上に向けて取り組むべき実践と研究の課題について探求します。 ■公衆衛生看護学演習 地域看護診断の理論および技法を修得するとともに、任意の地域(コミュニティ)における健康課題ならびにその背景について明確にします。また、その健康課題の解決に向けた地域ケアシステムやケアプログラムや保健計画の開発に求められる知識、技術、態度の修得ならびに統合を目標に、フィールドワークを通してそのプロセスを実践的に学びます。 ■在宅看護アセスメント論 高度な在宅看護実践に向け、急性期や慢性期、終末期など在宅療養者の健康レベルと生活状況、家族のケア能力を考慮した包括的アセスメントと在宅療養支援のアウトカム評価の手法を身につけます。 ■在宅ケアマネジメント論 在宅看護に関連する保健医療福祉制度、ならびに豊かな在宅療養のためのケアマネジメント、連携・協働のための知識・技術を習得し、在宅看護領域の看護師としての能力を身につけます。 ■在宅看護援助論特論 臨床判断や倫理的判断、権利養護等に対する理解を深め、在宅看護領域の看護師に求められる実践能力を身につけます。 ■看護学特別研究 地域看護学・公衆衛生看護学・在宅看護学における意義ある研究課題を設定し、適切な研究方法を選択の上、研究計画書を作成し、研究計画に基づきデータ収集・分析を行い、研究論文(修士論文)を完成させ、公表する。 学部【4年次】[2022年02月09日(Wed)]
■地域特性健康論U
環境や地域特性と健康事象との関連について理解し、地域における保健活動の取り組みについて考えることができる。 ■国際保健学U グローバルヘルスにおける概念と課題を知り、地球規模で健康を捉えることの重要性を看護との関わりの中で考えていくことができる。 ■公衆衛生看護学実習 市町村(20日間)、県型保健所(5日間)を拠点にし、対象エリアの地域において、公衆衛生看護の展開を見学、実践する。令和2年度はコロナ禍の影響で、学内実習となった。 学部【3年次】[2022年02月09日(Wed)]
■公衆衛生看護活動論
保健師活動の専門的な関わりとして、ライフステージの個別支援を核に、保健師活動の長期スパンの考え方を理解し、地域ケアシステムを創っていく一連の過程を理解する。 ■地域統計情報論 集団の健康問題を理解する上で必要な基本的な疫学手法および保健統計の基礎について理解できる。 地域住民の健康や保健行動に影響している文化や歴史、生活様式を含むその地域の特性について理解でき、地域における保健活動の取り組みについて考えることができることを目指す。 ■健康教育論T ライフステージにおける健康課題を明らかにし、対象者となる住民の自立に向けた企画書を作成と評価ができることをねらいとする。 ■住民健康学習論 地域住民の健康課題解決に向けた有効な方法として、地域住民自身がもつ力の強化があり、その意義と必要性を理解し実践できることを目指す。 同じような健康課題を抱えながら社会活動を実践しているセルフヘルプグループへのインタビューを行い、社会活動の難しさと面白さを実感するとともに、地域住民との直接的な触れ合いを経験する。 ■保健医療福祉行政論 保健医療福祉行政の理念や仕組み、歴史的変遷等について学習するとともに、保健医療福祉の理念ならびに実際を理解する。また、保健医療福祉計画の策定及び評価について模擬演習を通して実践的に学習する。 ■ライフスタイルと健康援助論 学生自身のライフスタイルを行動科学にもとづいて診断評価し、行動変容ができるようにする。 ■学校産業・保健 地域看護活動の重要な領域である学校・産業保健分野における保健師活動に必要な知識・技術・態度を涵養する。 ■公衆衛生看護管理論 暮らしやすい地域づくりのために、地域全体の望ましい「あるべき姿」を描き、その達成のために公衆衛生看護管理を理解する。 学部【2年次】[2022年02月09日(Wed)]
■公衆衛生看護学概論
公衆衛生看護の成り立ちや概要、目的について学習することを通して、地域看護の目的等を理解し、看護職種間連携・協働に役立てる。 2017年度保健師コース生[2022年02月09日(Wed)]
勇 香穂、石本 怜奈、岩本 美咲、犬童 陽子、浦田 姫佳、小笠原 優樹、奥村 真実、折田 沙織、川畑 妃凡乃、清田 莉帆、古林 愛莉、清家 実祐、田中 花鈴、坪田 菜乃佳、中尾 友佳、中村 優子、福原 早織、松林 沙耶佳、宮久 祥乃、山口 春佳
2018年度保健師コース生[2022年02月09日(Wed)]
学生氏名:研究テーマ
奥村 真実: 地域住民を対象とした運動習慣の現状や継続に影響する因子について 宮久 祥乃: 退院後在宅で生活する患者に対する支援と地域との連携について 岩本 美咲: 認知症高齢者と地域包括ケアシステムの関連、またシステムをうまく機能させるための看護師・保健師の関わりについて 清家 実祐: 高齢者に対する市町村などからの支援の有無によって要介護度や健康状態に差が出るのかについて(疫学調査) 中村 優子: 地域住民に対する疫学調査(地域に特徴的な生活習慣の傾向を知り、健康課題と関連付ける)。地域の住民組織の関わりが地域の健康課題に対してどのような影響をもたらしているのか 松林 沙耶佳: ・農村地区における住民の生活習慣、生活習慣病に対する保健師のかかわり ・地区の住民組織と保健師とのかかわり、協働について ・歯科保健に対しての保健師、他職種の取り組み ・地域包括支援センター保健師と市町村保健師との連携の実際について 浦田 姫佳: 認知症高齢者のBPSDに対する家族の感情 中川 知香子: 「認知症高齢者の家族の介護負担」について家族が必要としている支援制度や介護における負担感は認知機能低下と比例するのか 荒木 涼: 在宅終末期における訪問看護師の役割について 奥平 穂乃花: がん患者の在宅移行における病棟看護師の役割 寺本 愛: 在宅移行における病棟看護師の役割について 2019年度リサーチトレーニング学生[2022年02月09日(Wed)]
学生氏名:研究テーマ
上田 みのり: 災害時において自己開示を促進する保健師の行動要因 上野 佐和子: 在宅療養を継続する医療的ケア児の同胞にとって必要とされる支援に関する研究 有働 由梨: 公営団地に居住している独居高齢者が閉じこもり状態に移行するまでのプロセス研究 木ア 朱音: 地域高齢者の特性と介護予防事業の認知との関連 松尾 みさき: 就労しながら子育てを行う女性がもつ、地域支援に対するニーズと不安 について 中野志歩美: 慢性心不全を有する独居高齢者への遠隔看護介入の有用性の検討―自己管理能力の促しー 西田乃理枝: 見守り活動が対象となる在宅独居高齢者にもたらす効果の質的研究 2019年度保健師コース生[2022年02月09日(Wed)]
荒木 はるな、井上 みなみ、内田 詩乃、江上 千晶、江口 咲里、川邉 愛梨、黒木 愛加、 佐藤 沙彩、鮫島 美優、田中 真葵、谷川 結依、納富 麻由美、野中 夢月、肥合 萌乃、 平川 響、広城 拓朗、松浦 由沙、三浦 望実、薬師寺 香、山中 美歩
2020年度リサーチトレーニング学生[2022年02月09日(Wed)]
学生氏名:研究テーマ
井上 みなみ: 独居高齢者の生活における近隣住民との交流が精神的健康にもたらす影響について 佐藤 沙彩: 青年期の発達障害を持つ人に対する自己理解を促進する支援の難しさに関する研究 納富 麻由美: 糖尿病の重症化予防での行動変化ステージにおける対象の行動変容を促す要因について 広城 拓郎: 職種と禁煙継続の差に関する実態調査研究 薬師寺 香: 国民健康保険の特定保健指導積極的支援における画一的なプログラムの実施が脱落に与える影響についての研究 山中 美歩: 特定健康診査受診者の特性と特定健康診査未受診者が受診者へと変化する要因の検討 2020年度保健師コース生[2022年02月09日(Wed)]
石見 怜奈、伊藤 佳菜子、岩井 愛、内山 未裕、緒方 咲良、金澤 萌々香、河原 環、 隈部 奈津美、瀬口 瑞彩、新留 千晴、西田 翠、東 友希乃、堀 碧香、前田 理子、松尾 歩実、松本 陽向子、宮ア 美月、村上 遥香、村上 愛実、渡部 菜々子
ホームページ[2022年02月09日(Wed)]
助教 谷川 千春[2022年02月09日(Wed)]
【略歴】 愛媛県出身 九州看護福祉大学大学院看護福祉学研究科 行政保健師(玉名市)としての勤務を経て 2021年4月より現職 【研究テーマ】 行政保健師として、母子保健、成人保健、介護予防事業等に携わる中で、健康の維持・増進は、個人の努力だけで成しえるものではなく、個人が置かれた環境によって大きく左右されることを実感しました。地域保健に係る保健師は、広い視野を持って、地域の実態に応じた各個人の「健康なくらし」を支えることが必要です。 社会やコミュニティに対する信頼度、お互い様という相互扶助の規範、人と人とのつながりであるネットワークの3要素を資本としたソーシャルキャピタルの培われ方が、個人の健康度にどのような影響を与えるのかについて研究しています。高齢者や子育て期の母親など、様々な対象について研究することにより、行政保健師としての役割を明らかにしたいと考えています。 【研究業績へのリンク】 https://researchmap.jp/yoshi0208 講師 金森 弓枝[2022年02月09日(Wed)]
【略歴】 熊本県出身 山口大学大学院医学系研究科(保健学博士) 宮崎県(保健師)等への勤務を経て、日本赤十字九州国際看護大学助手・同助教 2019年4月 熊本大学生命科学研究部 助教 2023年8月 熊本大学生命科学研究部 講師 【研究テーマ】 保健師時代に高齢者保健活動や感染症保健活動に関わりながら、社会動向と共に常に変化する保健師及び保健機関の責務を考え続けてきました。その中で、現在は独居高齢者支援に着眼し研究を行っています。超高齢社会を迎え、独居高齢者のセルフケア能力の向上や健康感の向上を目指した支援を行うことは肝要です。特に、地域で保健活動に携わる保健師をはじめとした専門職が有効な支援を行うことは、閉じこもりや孤立の予防につながります。そのため、専門職が配慮すべき視点を専門職サイドからではなく、独居高齢者が持つ特性から導くことを重要視し、研究に取り組んでいます。 また、地域で住民が望む生活を実現するには、住民、専門職、関係機関の連携協働が必須な時代が到来しています。そのため、健康な地域づくりの基盤となる地域社会における互助を、住民一人一人の主体的健康づくりに最大限につなげる体制を多方面から構築する必要性を念頭に、保健活動推進に向けた研究に取り組んでいます。 【主な学会活動】 日本看護科学学会会員 日本公衆衛生学会会員 日本地域看護学会会員 日本公衆衛生看護学会会員 日本在宅ケア学会会員 【研究業績へのリンク】 https://researchmap.jp/kanamori-kumamoto-u 教授 大河内 彩子[2022年02月09日(Wed)]
【略歴】
愛媛県出身 東京大学大学院医学系研究科 ハワイ大学大学院人類学部(皇太子明仁親王奨学金奨学生) 看護師・保健師勤務を経て、愛媛大学大学院医学系研究科看護学専攻 助教、同講師 横浜市立大学大学院医学研究科 准教授 2018年4月より 現職 【研究テーマ】 発達障害や虐待等により発達上のリスクのある「気になる子ども」の早期発見・早期支援に向けて、「気になる子ども」概念の明確化、地域の保健・医療・福祉・教育関連の専門職の視点を生かした乳幼児健診システムの検討、これら地域の多職種連携プログラムの開発と評価を行っています。 中途障害や慢性疾患を得たことにより人生や生活の再構築を余儀なくされた人びとや子ども・その家族のセルフケア確立と新たなアイデンティティへの適応、自律に基づく社会参加の実現に向けて、セルフマネジメントプログラムや当事者主体の地域ケアシステムの開発を行っています。 【研究プロジェクト】 工学的手法を活用した看護ケアモデルの開発の一環として、 「気になる子ども」のストレスマネジメント方略としての身体感覚を見える化する評価システムの開発を行っています。 発達の凹凸のある「気になる子ども」人口は子どもの約1割であり、彼らの不安を軽減し、不登校・ひきこもりを予防する必要があります。彼らのインテロセプション(身体感覚への気づき、内受容感覚)の程度を高めるための支援をセンサーやVRなどの工学的手法を用いて行い、彼らが身体感覚に敏感になり、親や支援者に不安を伝え、援助要請ができるようになることを目指しています。また、同時に啓発プロジェクトを通して、社会の側にも発達の凹凸への理解を促進していきます。 ウェアラブルセンサーの使い心地やVRコンテンツの設定などについて、当事者の皆様のお声をお聞きし、計画に反映させていきたいと考えています。本プロジェクトにご興味のある方、ご参加をご検討いただける方は、ぜひご連絡ください。 【主な学会活動】 日本公衆衛生学会会員 日本看護科学学会会員 日本健康学会会員 日本地域看護学会会員 熊本県母性衛生学会会員 【委員】 2019年10月-現在 全国保健師教育機関協議会機関紙「保健師教育」査読委員 2019年10月-現在 日本看護科学学会 和文誌専任査読委員 2019年7月-現在 日本公衆衛生学会 代議員 2019年6月-現在 熊本県母性衛生学会理事 2020年8月-2023年3月 熊本市老人福祉センター指定管理者選考委員会委員 2020年4月-2023年3月 熊本市社会福祉審議会委員 2018年11月-2020年10月 文部科学省 大学設置・学校法人審議会 (大学設置分科会) 専任委員 2016年1月-2020年1月 日本健康学会 (旧日本民族衛生学会) 編集委員 2015年8月-2019年7月 日本地域看護学会 査読委員 2015年4月-2018年3月 神奈川県小児保健協会 理事 【研究業績へのリンク】 https://researchmap.jp/read0146703 ご挨拶[2022年02月09日(Wed)]
公衆衛生看護学研究室講座に興味関心を 持って下さり有難うございます。 当分野では公衆衛生看護学に関する教育・研究・実践を行っています。地域に暮らす全ての人々を対象に、命の誕生から終焉まで、各々の時期の健康維持・増進、生活の質(QOL)の向上を実現するために、人々や地域に存在するあらゆる資源を活用して教育・研究・実践に取り組んでいます。 大学には、地域住民の生活や実践現場の活動がより良くなっていくために教育研究活動を行うという使命があります。したがって、大学は、できるだけ現場の活動に触れ、現場の課題を共有できるところに位置することが重要です。現場や地域の課題解決につながるべく、公衆衛生看護学の理論・モデル・手法について発信し、社会に役立つエビデンスを地域住民や現場の皆さまと作り出し集積していくことが使命です。 研究テーマとしては「地域におけるあらゆるライフステージにある人々の健康課題と健康リスク要因に応じた、ケアプログラムおよびケアシステムの開発」、「地域における障害や慢性疾患をもつ人々(当事者)の病いと回復のナラティブに基づく共生社会実現に向けたケアシステムの開発」、「健康リスクのある子どもを支える多職種連携プログラムの開発」、「子育て不安解消や児童虐待予防に向けた子育ち・子育てプログラムの開発」、「地域の住民グループ活動における独居高齢者の健康を保持するための相互交流プログラムの開発」などに取り組み、看護学のエビデンス構築に貢献しています。 私たちの取組みに関心のある方はぜひ一度、ご連絡ください。お待ちしております。 The Public Health Nursing Course is involved in the development of knowledge and techniques and the generation and development of norms and theories to promote health maintenance, prevent and recover from health ailments, lengthen lifespan, improve quality of life, and achieve a peaceful society by focusing on all of the people and communities (groups, organizations, regions) who exist in a region, as well as the care systems that they are involved in. Students will be involved in such research topics as Developing Care Programs and Care Systems in Response to Health Issues and Health Risk Factors for Local People in All Different Stages of Life, Developing a Care System for Achieving an Inclusive Society based on the Narrative of Disease and Recovery for People with Disabilities and Chronic Illnesses in a Community, Development of an Interdisciplinary Coordination Program to Support Children with Health Risks, Development of Child-Rearing Programs to Eliminate Child-Care Stress and Prevent Child Abuse, and Development of Mutual Exchange Programs in Local Resident Group Activities to Maintain Health of Elderly People Living Alone. Through this we contribute to building evidence in the field of nursing.
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