安倍内閣でゆとり教育の見直しをするそうですね。
授業時間を10％増しにするんだとか。

報道を見ている限りでは、このことばかりで、肝心のことが議論されていないように見えます。

物事を行うに当たっては、

1.どんなことを目的にするのか。
2.どんな方法で行うのか。
3.行ったことがうまく行っているかどうか、効果測定の方法はどうするか。

という順序で決めていくのが当たり前だと思うんですが、まず、日本国の学校教育がどんなことを目的にしていて、国民にどんな教育をしようとしているのか、非常にあいまいなように思えます。

また、その目的を達成する方法として、授業時間を増やさねばならないという結論に達したのであれば、良いと思うのですが、授業時間をなぜ10%増やさねばならないのか、増やす時間数もなぜ10％なのか、さっぱり分かりませんよね？

頭の良い人たちが委員になっていると思うのですが、こんなことが話し合われていないのか、あるいは報道する人が理解できていないのか、あるいは情報を出していないのか、いずれにしても不思議な報道のされ方だと思います。

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