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部活がんばってます! [2023年04月24日(Mon)]
4月の半ば、娘のいるバレーボール部で引退試合がありました。
例年京都府の私学交流大会に本校のバレーボール部も参加していますが、12年生はこの日を現役最後の試合としています。
ここ数年新型コロナウイルスの影響で中止や規模の縮小が続いていましたが、今年は待望の通常開催となりました。私も、娘が入部して3年目にして初めて試合を、そして娘のプレーを見ることができました。

試合はワンセットマッチで合計6校と対戦しました。一年の集大成として部員みんながとても大切にしている試合とあって、保護者だけでなく先生やクラスメートも応援に来てくれていました。自主練習が中心で、練習量も決して充分とは言えないわがチーム。はじめは、失点の度に胃が痛くなるような思いでしたが、ふと子どもたちの顔を見ると、たくさんの声援のもとプレーできることが嬉しくてたまらないといった様子で瞳が輝いています。得点した時の弾けるような笑顔、ミスした時に声を掛け合う時の爽やかな笑顔・・・。きっと緊張もしているのでしょうが、それ以上にみんな一瞬一瞬を味わい、楽しんでいるようです。控えの選手もピンチサーバーとして幾度となく出場し、活躍していました。

試合結果は、どちらかというと黒星のほうが多かったのですが、帰宅した娘は至って上機嫌。満ち足りたようすで、試合の解説や面白エピソードを紹介してくれました。大差で負けた試合についても「強いチームと戦ったほうが自分たちも強くなれる」と意外とポジティブで新しい一面を見た気がしました。小さい頃から、体を動かして遊ぶことより家でほっこりと過ごすことが多かった娘が、仲間と共に楽しみながらがんばっている様子に触れ、何とも言えない温かい気持ちになりました。

「みんなとパスをつなぐのが楽しいから・・・。」そう言って入部した娘も今年は10年生。気が付いたら、顧問の先生や上級生、陰で支えてくださる様々な方から受け取ったパスを下級生へとつないでいく立場となりつつあります。きっと今後も部活からたくさんのことを学んでいくのでしょう。
これからも、応援してるよ〜!
Y
Posted by 京田辺シュタイナー at 20:13 | クラブ活動 | この記事のURL
パソコン実習 [2023年04月05日(Wed)]
三学期の終わりに、娘のいる9年生のクラスでパソコン実習がありました。
例年この実習が終わるとパソコンを使えるようになるため、娘も以前から楽しみにしていました。

二日間の実習の初日、学校から帰った娘がおやつを頬張りながら色々と報告してくれました。
「電線をたくさんつなげて計算できる機械をつくったよ。」
少し前の学年会で担任の先生から説明があったのですが、今回の実習は「仕組みを理解した上で道具を使うことを大切にしたい」という考えから、コンピューターのしくみについて学ぶのだそうです。

「パソコンって1と0だけで計算してるんだよ。」
「全ての数を1と0だけで表せるんだよ。例えば・・・」
理系オンチの私は、わが子がこんなことを理解できるのかと驚きながら、娘の説明に耳を傾けました。
それでも、というか案の定、私には理解しきれなかったのですが、後日先生に詳しく説明していただく機会がありました。
実習では、コンピューター内での情報伝達に使われる「2進法」と「論理回路」について学んだ後、ごく簡単な「リレー式計算機(加算機)」を作り、回路図どおりに配線をつないで簡単な計算をしたそうです。
実際に配線をする前に「1の時に手をあげる役の人」と「0の時に手をあげる役の人」が回路図のとおりに並んで計算をするという、「人力2進法計算機」の体験もしたそうで、なんともこの学校らしくて面白いなぁと思いました。

二日間の実習が終わった後、パソコンを使用するにあたっての注意事項について各家庭で考えました。
「リビング等の大人の目の届くところで使用する」「スマホは使わない」などといった10年生の共通ルールに加え、使用時間や頻度、気を付けたいことなど、我が家でも娘と話し合ってルールを決めました。

10年生になると、文書の作成だけでなく、プレゼンや楽譜作成など、授業でパソコンを使う場面も出てくるそうです。乳幼児期、学童期とメディアにほとんど触れずに過ごしていた娘が、この先、どういう形でインターネットを通じて世界と出会っていくのでしょうか。しばらくは水先案内人として、大人の手腕も問われそうですが、その時々で程よい距離をとりながら、娘の船出を見守っていけたらと思います。
Y

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Posted by 京田辺シュタイナー at 09:48 | 授業 | この記事のURL