• もっと見る
« 授業 | Main | はじめまして»
秋祭りで初出店 [2023年11月16日(Thu)]
久しぶりに人数制限がなくなった今年の秋祭り。7年生の息子のクラスは初めての出店を経験しました。どんな店にするかの話し合いを1学期に始めたそうなのですが、様々な意見が出てなかなか決まらず、難航したようです。何個か候補があったようですが、息子はお化け屋敷をしたいと言って、クラスの話し合いに向けて家で準備をしていました。もしお化け屋敷をするとしたら、教室のレイアウトはどうするかという図を描いたり、人がたくさん並んだ時にどの様にしたら待ち時間を少しでも短くできるか考えたりと、知恵を絞ってクラスのみんなにお化け屋敷をアピールしていたようです。最終的に、お化け屋敷と雑貨の店にする、ということに決まり、お化け屋敷グループと雑貨グループに分かれて(時には一緒に話し合いながら)夏休みから準備を始めていきました。

2学期になりいよいよ秋祭りが近づいてくると、準備をする作業量も増えてきました。部活が終わり帰宅して晩御飯を食べてから必要な物を黙々と作ったり、休みの日にも友達と電話で「ここはどうすればいいかな?」など相談していたりと、大変そうではあるものの、初めての出店に対する意気込みも感じられ、楽しそうだなと思いながら見ていました。

秋祭り当日、息子は「看板の絵を(自分も)描いたから見て!」と言って張り切って出かけていきました。お店の様子を見に行ってみると、たくさんのお客さまが並んで、お店に入るのを楽しみに待ってくれていました。7年生クラスの子どもたちは、お客さまに対する声かけや説明をする時などに緊張している様子も見られましたが、みんなで力を合わせて頑張って準備してきたのだな、ということが伝わってきて微笑ましく感じました。
クラスのみんなで協力して一から作り上げた初めてのお店。お客さまに喜んでもらえたことがとても嬉しかったらしく、帰ってきた息子の顔は満足感でいっぱいでした。n
Posted by 京田辺シュタイナー at 21:14 | 行事 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
和太鼓と娘 [2023年10月02日(Mon)]
昨秋、娘たちのクラスは和太鼓に取り組みました。
思春期の入り口に立ち、これまでとは少しずつ変わってきている我が子に、こちらもこれまでと同じように接してはいられなくなってきた…というタイミングでの、和太鼓。

夏休みに入ってすぐに始まった練習は、思っていたよりもずっとハードなようす。普段から根気や努力というものとは縁遠いところにいるナマケモノ属性の我が娘…。果たして最後までやり切ることができるのだろうかと、心配がよぎりました。

練習から帰ってくると「ただいま〜疲れたぁ〜…。」と、玄関先に倒れ込み、しばらくしてから勢いよく立ち上がると「今日はこんなん習った!」と、教わったことを実演混じりに話すようになりました。

しかし、本番のオープンデイが近づくにつれ、もう楽しみながらやってみせる余裕はなくなり、疲労で口がきけないほどクタクタになって帰ってきたかと思えば、そのまま一言も発さず、手垢で色の変わってしまった撥を握り、一心に打ち込みの練習をするようになりました。その真剣な眼差しと、凄まじい集中力に、見ているこちらも思わず息をのんでしまうほど…。

そんな日々を経て迎えた発表当日では、魂を震わせるような、天にも届く和太鼓の音色を響かせた6年生。みんなで一緒にやり遂げた後の子どもたちの顔には、達成感と、静かな深い感動があり、そのひとりひとりの姿にまた胸を打たれました。

翌月、法輪寺へ十三参りに行った際、好きな漢字・心に留めておきたい漢字を一文字選んで書くように言われた娘は、しばらく考えた末、『生』という字を書きました。どうしてその字を選んだのか訊くと、娘は「神様と世界が私という存在を必要としていたから、ここに生まれてきたんだってことが、みんなと太鼓をやって分かったから。」と、言いました。

さまざまなことに迷い、悩み、葛藤を抱えて過ごすようになっていた娘の、「感謝の気持ちで心がいっぱい…。私、幸せ!」という言葉と笑顔に、あぁ、この子は大丈夫だ。と、命の輝きとたくましさを感じさせられた、秋の一日となりました。
A.T

download.png

※2023年度秋祭りの詳細はこちらをご覧ください。
是非、子どもたちの打つ和太鼓の響きを、体感しにいらしてください。

※和太鼓については次の記事もあります。
和太鼓 〜わが家のエピソード〜
太鼓の響き
Posted by 京田辺シュタイナー at 22:56 | 行事 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
スポフェス [2023年07月10日(Mon)]
京田辺シュタイナー学校には、スポーツフェスティバル(通称スポフェス)というものがあります。4年前、編入して学校にようやく慣れてきた頃、初めてこの行事に参加しました。運動会のようなものですが、BGMもなくのんびりとした雰囲気。高等部の生徒たちが、笑いを交えながら上手に進行をしたり、その後ろで走り回って競技の準備をしたり、低学年の子どもの手を引いて誘導したりしている中、先生たちはテントの下で見守っているだけに見えたので、不思議に思って後で訊いてみました。すると、スポフェスは企画から準備、会場設営、当日の進行に至る全てを、高等部の生徒が担う高等部主催の会だというのです。子どもだけでそんなことできるの?そんなことさせてもらえるの?!と驚きつつ、おもしろい学校に来たなぁとワクワクしたのを思い出します。

あれから時はすぎて、全校でのスポフェス開催は4年ぶり。娘は10年生となり、スポフェスを主催する側となりました。9〜11年生が縦割りのグループに分かれて、それぞれ1〜8年生の競技を企画します。娘は8年生の競技を担当するグループになりました。企画会議の様子や競技を試行したときのエピソードを聞くのは、家族にとっても楽しいものでした。ソーラン節も踊ることになりました。生伴奏と歌声に合わせて踊るということで、楽器担当になった娘は、開催日が迫ってくると「ソーラン節ヤバイねん。楽器が一番ヤバイかも。」と、毎日欠かさず練習していました。

じゃんけん列車、赤とんぼ鬼ごっこ、海の怪獣、追っかけ玉入れ、しっぽ取り、四面ドッジボール、リレー、綱引き、障害物走など、話を聞いているだけでも楽しいゲームや競技。みんな開催をとても楽しみにしていましたが、残念ながら雨天により中止となり、スポフェスは朝のリズムの時間*を使っての分割開催となりました。保護者が競技を見ることはできませんでしたが、オープニングとしてのソーラン節だけは、保護者も含めて披露がありました。太鼓や管楽器、鍵盤ハーモニカなどの生伴奏と威勢のよい歌声。はっぴを翻しながら力強く踊る生徒たち。観ているだけで晴々とした気持ちになりました。

このブログを書いている間に知ったことですが、そもそもスポフェスは生徒の発案で始まった行事なのだそう。そして、生徒たちはスポフェスを開催するかしないか、毎年互いの意思を確認し合うところから話を始めるそうです。そういうわけで、来年の開催も高等部の決定次第。初・中等部の子どもたちにとっても、親のわたしたちにとっても、「おたのしみに」なのです。      
h
*遊びのような運動を通じて体を動かす時間。育ちに合わせて心と体に必要な動きが取り入れられる。
スポフェスの様子
https://www.instagram.com/p/CuDGZYoS1C1/
Posted by 京田辺シュタイナー at 22:56 | 行事 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
しずかなクリスマス [2022年12月13日(Tue)]
先日、冬の小さな祝祭「アドヴェントガーデン」が行われました。
アドヴェントガーデンは1年生と2年生の行事なので、2年生の娘は今年で最後です。最後となるとより感慨深いもので、爽やかな針葉樹の香り、大好きな先生のお話、微かに響くライアーの音、ささやかな灯火、その空間から届くあらゆるメッセージにジーンときました。一つ一つはささやかだけれど、奥深いこの経験が娘の成長を支えてくれるのだと、スパイラルを歩む娘の姿を見守りました。

行事が終わると、火を灯したりんごろうそくは家に持って帰ります。娘の両手に包まれ、大事に大事に運ばれて帰宅しました。

娘には、このりんごろうそくを使った大切にしている時間があるのです。いつもの寝る前の本の読み聞かせタイムが、この時期だけは部屋を真っ暗にしてりんごろうそくに火を灯し、その明かりで大好きな本を読んでもらう、という時間です。部屋を真っ暗にして、シュッ!とマッチを擦ると、暗闇の中から本がほわっと現れてとてもワクワクします。
普段は自分で本を読む5年生の兄もこの時間が大好きで、雰囲気が漂うとササッと寄ってきます。小さな灯火を真ん中にピッタリひっついて、一緒にお話を味わうその瞬間は、家族の至福のひとときです。

本を読み終わった後、兄妹どちらが火を消すかで少々揉めるのも毎年恒例です。ろうそくが短くなる頃には、火を消す問題の折り合いもついてきて、ふたりの関係にも静けさが訪れます。豊かな静けさが順々に揃ってくると、あぁ、もうすぐクリスマスだなぁと感じるのです。優しい光と部屋に満たされた蜜蝋の香りが子どもたちを夢の世界へと導いてくれるのか、いつもよりも早々と眠りについてしまいます。

華やかさは無いけれど、とっても幸せな我が家のクリスマス。
みなさまも、素敵なクリスマスをお過ごしください。

k.y
しずかなXmas.jpg

過去のアドヴェントガーデンの様子はこちらをご覧ください。
ブログ:
https://blog.canpan.info/ktsgktsk/archive/48

インスタグラム:
https://www.instagram.com/p/CW1m-8MvG8G/

Posted by 京田辺シュタイナー at 21:55 | 行事 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
秋祭り「赤ずきんの森」 [2022年11月28日(Mon)]
10月22日に学内にて秋祭り*が開催され、7年生が初出店しました。生徒たちが考えた様々なゲームを巡るお店です。お店の名前は「赤ずきんの森」。

夏休み前から準備を重ねた日々。7年生の娘は、ゲームに使う道具や景品を自宅でコツコツと製作していました。また、クラスの仲間と思いをぶつけ合い一緒に考え創りあげてゆく中で、笑いあり涙あり、喜びや悔しさも体験した様子でした。

そして、ついに迎えた当日。いつもの7年生教室が「赤ずきんの森」に変わっていました。そこには間違い探しやくじ引き、迷路、玉入れといったゲームが5つありました。それぞれのゲームには、赤ずきんはじめオオカミやおばあさん、森のお花や動物たちなど、『赤ずきん』の物語にちなんだものが登場し、様々な工夫が凝らしてあります。単純で簡単なゲームだったので、小学校低学年や幼児でも参加出来て、とても楽しんでいました。単純で簡単と聞くと「大人は楽しいの?」と思いそうですが、それがとっても楽しかったのです!

可愛らしい絵が描かれたスタンプカードを手にして室内を見回すと、全体の配置やディスプレイもとても美しく仕上がっていました。ゲームに使う小道具や大道具のひとつひとつが心を込めて作られ、とても芸術的であり、ゲームを楽しむだけではなく、鑑賞することも楽しませてもらったのでした。

私は、想像していたよりもはるかに完成度の高い空間が創りあげられていることに驚いてしまいましたが、派手な主張をするわけでもなく、どこか控えめでこぢんまりとして可愛らしい雰囲気に「このクラスらしいなぁ」と感じて、ほっこりあたたかい気持ちになりました。「赤ずきんの森」を巡りながら出会う7年生のこどもたちは、はにかんだ様子をみせながらも、いつもよりどこか凛々しく、頼もしく、晴々した顔に見えました。

わたしは、娘がこのクラスのみんなと共にこの日を迎えられたことが嬉しく、子どもたちを導いてくださった先生やクラスみんなへ感謝の気持ちがじんわりと沸き上がりました。子どもたちにこのような機会を与えていただけるこの学校を、改めて素敵な学校だなと感じた秋祭りでした。   M

*秋祭りの様子はこちらをご覧ください。
https://www.instagram.com/p/ClQ6beRvArA/

Posted by 京田辺シュタイナー at 19:42 | 行事 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
2022年オープンデイ にじいろの種の開催準備 [2022年09月26日(Mon)]
今年も準備をすすめている10月23日開催のオープンデイ「にじいろの種」。

開校22年目の今年度は、昨年よりも多くの方々にご来場いただけることを楽しみに、新しい取り組みも加えつつ絶賛準備中です。
昨年度からオープンデイ運営に携わっていますが、当日のことを考えながらあれこれ話し合ったり、チラシを作ったりと準備をしていると、保護者同士もほんとうに気心が知れていき、まるで学生時代の学園祭のような雰囲気で、大人になってからも同じ目的に向かって仲間とともに取り組んで何かを形作っていくことって楽しいな〜、と思う日々を過ごしています。

思えば、新型コロナウイルス感染症の影響で2020年度に入ってから、学外の方に本校へ足を運んでいただくのが難しい状況が続いていました。
そして、2020年度、にじいろの種はやむを得ず中止としました。
2021年度は、「どうにか工夫して、日頃お世話になっている地域の方々やシュタイナー学校を見てみたいという方々、小さな子ども達に心と体に優しいものをと考えていらっしゃる方々に会えないだろうか?」など色々と考えました。結局対象を絞って申込制とし、人数制限を設ける形になりましたが、小さな一歩を踏み出しました。

今年度も、オープンデイ開催まで1か月を切りました。
ぜひ、京田辺シュタイナー学校の教職員、保護者や生徒に会いに来てくださいね。
現在お申込み受付中です。

2022オープンデイにじいろの種(10月23日(日)開催)についての詳細はこちらをご覧ください。



秋の澄み渡る空の下で、皆様にお会いできるのを心待ちにしています。
T.M


2021年度のオープンデイについてのブログはこちらをご覧ください
Posted by 京田辺シュタイナー at 14:59 | 行事 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
花と緑の祭り [2022年06月19日(Sun)]

爽やかな風が心地良い5月、京田辺シュタイナー学校の祝祭行事の一つである「花と緑の祭り」で4年生がメイポールダンスを披露しました。4年生は純白の衣装を着て、花を飾り付けたローズマリーの冠を着けます。色とりどりのリボンが結び付けられたポールを囲んで輪になり、リボンを持って踊ると、その動きによって美しい彩りの模様が編まれていきます。

ゴールデンウィークが明けた頃、帰宅した息子がメイポールダンスの練習がはじまったことを話してくれました。日が近づくにつれ、息子の鼻歌がメイポールダンスの曲になり、聞いている私も一緒になってメロディーを口ずさむようになりました。みんなできれいにリボンを編めて嬉しかったこと、7年生の笛の伴奏で練習をしたこと、練習は楽しいけれど本番は緊張すること、などを話してくれ、お祭りに向かって気持ちが高まっていく様子が感じられました。

行事には保護者の関わりも欠かせません。庭で草花を育てたり、花冠の作り方を先輩保護者に教わったりして、新学期を迎えた頃から少しずつ準備を始めました。前日には花冠の土台づくりのためにクラスの保護者が集い、ローズマリーの香りに包まれながら手を動かして、保護者同士の交流も楽しめました。当日の朝、他学年の子どもたちや保護者から季節の草花を受け取り、4年生の子どもたちは色鮮やかな花冠を仕上げることができました。

保護者や他学年の子どもたちが見守るなか、生徒と同じ純白の衣装を着た担任を先頭に、スキップをしてやってきた4年生たち。はじめは少し緊張した面持ちでしたが、7年生による笛の演奏が始まった途端、イキイキとした表情でリズムよく踊る姿に心を動かされました。ダンスが終わり、ポールを見上げると、ひとりひとりの思いと力が注がれた見事な模様が編み込まれていました。帰宅した息子は真っ先に花冠を壁に飾り、満足気に眺めていました。

子どもたちの成長を感じるとともに、花と緑あふれる爽やかな季節ならではのお祭りの日をたっぷりと味わいました。

U
花冠.jpg

Posted by 京田辺シュタイナー at 18:39 | 行事 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
1年生になりました [2022年05月23日(Mon)]

4月のある日、少しドキドキしながら入学式へ。
門を入ると、八重桜やチューリップ、パンジーなど色とりどりのお花が出迎えてくれました。

娘にとっては待ちに待ったこの日。
春休み中、何度も「あと何回寝たら学校?」「楽しみでたまらない!」と言い続け、ようやく当日を迎えました。
式典の間、娘は緊張の面持ちでしたが、私は優しいお話や歌声溢れるあたたかな入学式の雰囲気に感動しきりでした。
家に帰ると、入学式で聞いた歌や、新しく覚えたお友達の名前を口にし、「学校に入ったんだ!」と、嬉しさが溢れんばかりの様子でした。

翌日から早速登校。
低学年の間は保護者が門まで送ります。
別れ際はちょっと不安な顔をするかな?という私の心配をよそに、娘は振り返ることもなく校舎へ向かって行きました。
しばらく見守っていると、お友達と話しながら教室へ入って行ったので、もうここが娘の居場所になったんだなと安心しました。

これから娘がどんなことを感じ、たくさんの学びと出会っていくのか、楽しみになりました。


Posted by 京田辺シュタイナー at 11:24 | 行事 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
今年は小さなオープンデイにじいろの種 [2021年12月10日(Fri)]
京田辺シュタイナー学校では毎年秋に、「秋祭り&バザー にじいろの種」を開催してきました。
6年生の太鼓に始まり、高等部生徒や教職員のコーラス、迷路ゲーム、フェイスペインティング、体にやさしい食べ物屋台、すてきな手作り雑貨店など。それはそれはワクワクするお祭りで、現在4年生のうちの子どもが幼稚園のときから我が家で一番楽しみなイベントでした。

それが昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、今年も開催は難しいかと思われました。けれども、オンラインではなくできればリアルで開催したいという保護者が集まって話し合い、安全性を第一に考えた小さなオープンスクールならできるのではないか、とチームを作って動き出したのです。
新チームの面々は、今までのバザーが大好きで、「またあれをやりたい!」というメンバーもいれば、新入学や編入のために過去のバザーを知らないというメンバーもいました。共通するのは、「この学校の楽しさをリアルに伝えたい!」という気持ちだけ。そんなひよっ子チームでしたが、さまざまな人からの温かい励ましと協力に助けられ、なんとかオープンデイ開催にこぎ着けることができました。

当日はお天気にも恵まれ、事前にお申込みいただいたご家族が続々と来てくださいました。飲食店はないものの、太鼓に始まり、人形劇、高等部生徒考案の迷路ゲーム、ノート展、物販などは例年通り。
意外と人気だったのは休憩室で、2年生教室を普段のしつらえのまま開放したところ、「こういうのが見たかったんです」というお声をいただきました。ラストは屋外での高等部生徒による歌と教職員による歌(とダンス?)。やんややんやの拍手喝采で初めてのオープンデイは幕を閉じました。
そして参加者が帰られたあとは、大車輪で教室を元通りにする作業が始まります。
先生方、駆けつけた保護者たち、力仕事担当の高等部生徒とお父さんたち。あれよあれよという間に見慣れた校舎に戻っていきました。
私たちメンバーも充実感でいっぱいです。「あぁ、楽しかった。またやろうね」と家路についたのでした。

参加してくださったみなさま、学校関係者が総出で関わるこのイベントはいかがでしたか?機会がありましたら、ぜひまたお越しください。本当にありがとうございました。

F

*「今年は小さなオープンデイ にじいろの種」お礼とご報告
Posted by 京田辺シュタイナー at 16:31 | 行事 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
「がすぽいどっつ」〜8年生秋祭り初出店〜 [2021年10月27日(Wed)]
「がすぽいどっつ」
この聞きなれないことばは何でしょう?

今年の学内の催し「秋祭り」で8年生の息子のクラスは初出店をしました。
例年、京田辺シュタイナー学校では7年生から出店をするのですが、昨年は新型コロナウイルスの影響で催しが中止となり、今年が初めての出店となったのでした。

「がすぽいどっつ」は8年生のお店の名前です。

この名前はどこかで区切れるのか?「GAS POINT .(dots)」かな?
など、いろいろ考えて息子に聞いてみましたが、息子の回答は「ぼくも知らない」でした…。
特に意味はないようでした。
クラスメイトが発言したこのおもしろい「音」で決めたようです。

意味はなくても、興味をひくネーミングで、気になるお店。
覗いてみようという気分にさせてくれる、ことば遊びのような店名。
私にとっては新鮮なことでした。

さて、どんなお店なのか?
息子に尋ねると、「ゲームを作ったり、クイズをたくさん考えてるで。景品も楽しみにしておいて。ぜんぶ自分たちの手作りやで。」とのこと。

秋祭り当日、クラスで力を合わせて、楽しい一日となるようがんばったお店「がすぽいどっつ」は盛況で、子どもから大人まで楽しめるゲームやクイズがたくさんありました。私は手作りの素敵な陶器のお皿をお土産(景品)としてもらうことができました。

V

がすぽいどっつ景品
Posted by 京田辺シュタイナー at 12:30 | 行事 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
| 次へ