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シュタイナー学校の「現在」を伝える [2020年06月28日(Sun)]
京田辺シュタイナー学校では年3回、学校報『プラネッツ』を発行しています。編集を担当している学校報WGは学内に20ほどあるワーキンググループ(WG)のひとつで、特集内容や執筆者の決定、原稿依頼、校正、デザイン、印刷手配等一連の作業を保護者が分担して行います。
特集テーマは最近では「誌上学校見学会」「シュタイナー教育100周年」等があり、教員・保護者・学外のゆかりのある方々が執筆します。その他、教員による「クラスだより」、卒業演劇・卒業プロジェクトや研修旅行などの報告、卒業生による近況報告、保護者の「こえ」欄など、内容は多岐にわたります。

「クラスだより」は、各学年の担任・担当教員がクラスの様子を伝えるものです。本校では基本的に参観を行わないので、学年会(保護者会)や学級通信とともに、授業の内容や生徒と教員の関わりあい、子どもたちの成長の様子を知ることができる楽しみな機会です。ほのぼのとしていたり、少し辛口だったり、笑えたりホロリとしたりするエピソードがコンパクトな字数で伝えられ、プラネッツの中でも人気のコーナーなのではと思います。

新型コロナウイルスの感染拡大により3月初めから臨時休校となり、そのまま年度をまたいでしまった4月下旬のある日のこと、いつものようにWGのメーリングリスト上を次号の相談などが行き交う中、「こんな状態が続いたら『クラスだより』はどうしようか」という声がありました。実際その頃は「クラスだより」どころか、コロナは、休校は、いつまで続くのか、子どもの遊びは、親の仕事は、家庭学習は、等々、先の見えないことばかりで、皆が途方に暮れていたと思います。
そんな中、あるメンバーの「コロナの時期にどのように過ごしたかの記録になる」「このコロナの中でどのように子どもたちとつながり、過ごしたか、奮闘する様子をお伝えできたら」という言葉は、内向きがちだった皆の心に「編集魂」を甦らせ、予定通りの発行に向けて背中を押してくれました。
教員も、各年齢の子どもたちにふさわしい形での自宅学習や交流の方法を模索し、新しい試みに苦労しながらも確かな手応えを得た様子を書き残してくれました。そこには、離れていても寄り添い合う心、地に足をつけた逞しさ、明るい希望が表れていました。

5月下旬から徐々に登校が始まり、6月半ばからは通常授業に戻りました。まだまだ緊張は続きますし、楽しみにしていた行事が中止・延期になるのは、日々成長している子どもたちにとっては辛い経験です。けれど何年か経った時に、この「コロナ禍」にこそ、子ども、親、そして教員もが大きく成長・変容する種が蒔かれていたのだと実感するのではないか、そうなって欲しい、と思います。

そして、7月1日に発行される『プラネッツ』97号が、その大事な記録となりますように。

Y.T.
Posted by 京田辺シュタイナー at 06:16 | その他 | この記事のURL
オンライン学年会 [2020年05月18日(Mon)]
新型コロナウィルスの影響が社会のいたるところに現れています。
京田辺シュタイナー学校でも、休校が続いているのはもちろん、この間に予定されていた行事や会議が中止・延期になっています。教員と保護者がクラス単位で教室に集まって、日ごろの授業やクラスの様子、また家庭での様子などを話し合う「学年会」も、娘のクラスではすでに2回中止になりました。

そんな中、クラス担当の先生からお知らせがありました。
「12年生の学年会をオンラインで行います」

さあ大変!
オンライン会議。最近よく聞くけど、何をどうしたらいいの?!
そう思ったのは私だけではなかったようで、学年会本番前に、まず練習をすることになりました。
先にいろいろと勉強して会議の環境を整えてくれた保護者が模擬学年会を主催し、そこに、私のようにオンライン会議初心者の保護者が参加します。日時を変えて2回、1回30分程度、どちらでも都合のいい方にどうぞ、とのこと。
その当日は・・・。
「声が聞こえない!」「ビデオが写らない!」
「そもそも参加できない!(これは私)」
すったもんだの30分。
私の場合、1回目はなぜか会議に参加できず、あえなく断念。インターネットなどで理由を調べて、2回目は無事参加することができました。

さて、本番の学年会。
先生も保護者も慣れないながら、何とか1時間半の学年会を終えることができました。
このオンライン学年会自体、オンライン授業の可能性を考えての「お試し」でもありました。

久しぶりに見る顔に、なんだかうれしくなるのも、いつもとは違う感覚でした。
親でさえこうなのだから、ましてや子どもたちは、クラスメイトに会いたいだろうな。

新型コロナウィルスの一日も早い収束を願ってやみません。

n*h

Posted by 京田辺シュタイナー at 09:58 | その他 | この記事のURL
春の校庭 [2020年05月08日(Fri)]
4月の下旬、用事があって、休校中の学校へ行きました。
校門を開けて久しぶりに中に入ると、校庭は春の花でいっぱいでした。

京田辺シュタイナー学校には、学校の植栽の手入れや管理を担う保護者のグループがあります。
「卒業生や入学生が、たくさんの花に囲まれて門出の日を迎えられるように」と、毎年秋の終わりに全校の保護者に呼び掛けて球根の植え込みや花壇の植え替えを行うのも、このグループです。そうして植えた花が、今年も満開の時期を迎えていたのでした。

ちょうど、メンバーのひとりが黙々と花壇の水やりや草取りをしていました。
いつもは決まった曜日にメンバーが集まって行っている作業。今は新型コロナウィルスの感染拡大を考慮して、各自で時間を見つけて別々に作業に来ているとのことでした。

平日の午後。
本来なら生徒たちは授業中で、きっと学校はたくさんの声や物音であふれていたはず。
来年はどうか、この色とりどりの花の中でみんながいつも通りの新学期を迎えられますように。今、この困難な状況に直面しているすべての子どもたちに、そのような春が訪れますようにと心から願っています。

みなさま、どうぞお気をつけてお過ごしください。

n*h
家と花.jpg


Posted by 京田辺シュタイナー at 23:24 | その他 | この記事のURL
京田辺シュタイナー学校は20周年を迎えます [2020年01月13日(Mon)]
明けましておめでとうございます。
本年も皆さまが心穏やかにすごせる良き一年となりますよう、お祈り申し上げます。

昨年はシュタイナー教育が100周年を迎え、世界中で100周年記念イベントが開催されました。
シュタイナー教育発祥の地ドイツでは、本校の高等部生徒が和太鼓を披露した100周年記念式典が開かれました。
国内においては、「2019年夏 企画展in渋谷 世界がかわる学び〜シュタイナー教育100周年〜」(※ブログ記事はこちら)、「シュタイナー教育100周年記念イベントin京都」を開催しました。
また来月、2月4日〜9日までは「シュタイナー教育100周年記念 世界がかわる学び –写真パネル展in京都−」を京田辺市立中央図書館ギャラリーかんなびにて開催予定です。

そして、2020年度は京田辺シュタイナー学校が創立20周年を迎えます。NPO法人立として学校を作り、現在まで続いていることに、これまで様々な形で学校にかかわって下さったすべてのみなさまに、感謝の念を感じずにはいられません。

本年もどうぞよろしくお願いします。

:y…k:
Posted by 京田辺シュタイナー at 22:15 | その他 | この記事のURL
始業式 [2018年01月14日(Sun)]
新しい年を迎え日常の生活に戻りつつありますが、みなさまはどのような新年を迎えられたのでしょうか?本年がみなさまにとって素敵な一年となりますようお祈り申し上げます。そして今年もどうぞよろしくお願いします。

京田辺シュタイナー学校も各学期の始まりに始業式を行います。1年生から12年生までがホールに集まり、教員からのお話を聞きます。本校には校長という立場の教員はいないため、いろいろな教員が交代で話をします。その話も私が小、中学生時代に聞いていたものとは全くちがうようで、いろんな国の童話だったり、昔話だったりと、子どもたちはいつも楽しみにしています。
「今回はどの先生の話やろな?」
「どんな話するんやろ?」
と学校に行くのが待ち遠しい様子です。
今年は、5年生の担任の話でした。干支にちなんでか、犬の出てくる話だったようです。我が家の息子たちによると、犬とネコのコンビが狼とイノシシのコンビと勝負をして犬とネコが勝った、と話してくれましたが、話の内容はだいぶ省かれているような気もします。それでも素語りの話を毎回聞いている彼らにとっては、今回のお話にもじっくり浸れたであろうことは感じ取れました。

新年を迎えた3学期の始業式にはいつもとは違う楽しみがあります。ホールに集まった後に、近くの酒屋神社に初詣に出かけます。神社から戻ると教室で七草がゆを作り、クラスごとに食べます。そういうわけで例年1月7日の人日の節句が初登校というのが京田辺シュタイナー学校の年初めですが、今年は日曜日と重なったため、1月9日が初登校日となりました。

各クラスで七草がゆをいただきながら、わいわいと冬休みの出来事などを話している子どもたちの様子が思い浮かびます。冬休みのあいだ、ひっそりとしていた校舎も息を吹き返したように暖かくなっていることでしょう。

:y…k:
Posted by 京田辺シュタイナー at 15:44 | その他 | この記事のURL
8年生の机 [2017年03月27日(Mon)]
京田辺シュタイナー学校では、春休み期間中に1日だけ、卒業した12年生を除く全学年の登校日があります。

この日、子どもたちは担任の先生から「かがやき」(*)を受け取るのですが、もうひとつ大仕事があります。
それは、今までの教室から次の学年の教室に自分の机を運ぶこと。
ただし、初等・中等部を卒業する8年生は例外で、これまで自分が使っていた机をきれいに磨いて、4月に入ってくる新1年生のために準備をするのだそうです。そして自分たちは新たに高等部用の机をもらうのだとか。(おそらくその机は、12年生が卒業前に新9年生のために磨いてくれたのでは…)

ネジで高さが調節できるようになっている机とイスは、1年生の時に使ったものを、成長に合わせて高さを変えながら8年間使うので、同じ学年でも、机の高さは使っている子どもによって違います。教室の中にそのバラバラの高さの机が並んでいるのを見ると、私は、ひとり一人の子どもがその子なりに成長するということがとても自然に受け入れられているような気がして、温かい気持ちになります。

娘は8年生。先日初等・中等部を卒業し、この春高等部に進学します。小さいときから小柄で、身長順では入学以来常にクラスの前から3番目以内。それでも8年間でそれなりに高くなっていた娘の机は、4月からはまた新1年生用に低くなって、今度はどんな子と一緒に大きくなるのかな。

n*h

(*)「かがやき」とは、年度末に担任の先生、専科の先生からおくられる各生徒の1年間の成長についての手書きのメッセージです。一般にいう通信簿のようなものですが、点数評価はありません。そこに子ども一人ひとりに向けて、担任の先生から詩の贈り物があります。

Posted by 京田辺シュタイナー at 11:22 | その他 | この記事のURL
新年のごあいさつ [2017年01月11日(Wed)]
あけましておめでとうございます。
2017年のお正月はいかがお過ごしでしたでしょうか?

京田辺シュタイナー学校の三学期は1月7日から始まりました。
初日は、例年通り、それぞれの学年で七草がゆを囲み、全校で氏神さまへのお参りをしました。
1年生と12年生が手をつないで、氏神さまへ、連れだって歩く姿は本校ならではの微笑ましい光景です。
3年生の娘は、園芸の授業で自分たちが育てたお米の入った七草がゆを食べたそうで、『美味しかった!おかわりした!』と喜びもひとしおの様子でした。
寒さを増す京田辺の冬ですが、子供の笑顔と元気にふれると体の奥が、温まる気がします。
今年もみなさまにとってよき一年となりますようにお祈り申し上げます。

C.T
Posted by 京田辺シュタイナー at 14:20 | その他 | この記事のURL
クリスマス生誕劇 [2016年12月22日(Thu)]
京田辺シュタイナー学校では、毎年クリスマスの生誕劇を上演しています。
この劇はオーストリアの小さな村に古くから伝わるものを、ルドルフ・シュタイナーが再編したもので、世界中のシュタイナー学校で教員から子どもたちへの“おくりもの”として上演されています。

天使ガブリエルから受胎告知を受けたマリアが、ヨゼフと一緒にベツレヘムにむかい、厩で御子イエス・キリストがお生まれになる。羊飼いたちは天使ガブリエルから生誕を知らされ、お祝いに駆けつける。という誰もが知っている内容ですが、毎年、見終わったあとは、心がとてもあたたかくなり、勇気が湧いてくる劇なのです。

私は毎年観劇しています。初めのころは、どの教員がどの役をするのかを我が家の子どもたちと予想するのが楽しかったのですが、近年は、演じる役によって日々接している教員とはまったく違っていて、演じている役そのものに見えてくるのが不思議に感じます。演じることの楽しさが、こちらにも伝わってくるのです。

毎年、教員は生誕劇を演じるにあたって、そこに祈りを込めていると思います。今年、私は観劇に来ることができた子どもたち、大人はもちろん、会場に足を運ぶことのできなかった人々にも大いなる恵みと光が届いたような、そんな気持ちになりました。

このクリスマス生誕劇は学校関係者以外のかたも観劇していただくことができます。今年は12月17日(土)に上演は終了しましたので、また来年、お申込みいただければ幸いです。詳しくは、メルマガ、ホームページで見ることができます。みなさまとも一緒に観劇できるとうれしく思います。

今年はこのブログが最後となります。今年も京田辺シュタイナー学校にお心をお寄せくださり、本当にありがとうございました。来年もまたどうぞよろしくお願いします。みなさまがよきクリスマスと新年を迎えられますように。

 :y…k:
Posted by 京田辺シュタイナー at 23:24 | その他 | この記事のURL
曽爾高原で交流会 [2016年11月13日(Sun)]
 この秋、10月31日から11月2日にかけて、奈良県にある曽爾高原青少年自然の家で、全国のシュタイナー学校高等部生徒による「高等部交流会」が開かれました。集まった高等部生徒は243名。集まった学校は北海道のいずみの学校、横浜シュタイナー学園、千の葉学園、賢治の学校、藤野のシュタイナー学園そして本校の6校です。

 息子と娘はふたりとも高等部生。各地のシュタイナー学校の高等部生と会えることを、前からとても楽しみにしていました。今回の交流会を主催したのは本校でしたので、本校の9年・10年・11年の生徒の有志が、実行委員として会の準備をしていました。

 息子と娘は実行委員ではありませんが、交流会での「出し物」については我が家でも出発前から話題にのぼっていました。また実行委員の子どもたちは大人顔負けの細やかさで準備を重ねていました。

「実行委員は準備で忙しいそうやわ」
「ハロウィーンだから、仮装すんねん。昔つくったあのカボチャの衣装まだ使えるかなぁ?」
「交流会で歌う歌の練習に行ってくるわ」etc・・・。

ハロウィーンパーティーのほかにも、キャンプファイヤーやドッジボール大会、オリエンテーリングや室内のゲームなど盛りだくさんだったようです。

 子どもたちが泊まる部屋には、各校から数名ずつが入り、男子の部屋でも女子の部屋でもおしゃべりに花が咲いたとのこと。

11月2日の午後、息子と娘がふたりそろって交流会から戻ってきました。

「楽しかったで」
「前にうちの学校に来てくれた横浜の子たちいたやろ。その子たちとまた会えたわ」
「友だちできたで」
「うちら似てるなぁ、って言われた。似てるんかな?」
「北海道行ってみたいわ」etc・・・。

子どもたちの世界が、またひとつあたたかく広がった3日間だったようです。 

                              k/k
Posted by 京田辺シュタイナー at 20:34 | その他 | この記事のURL
プレスクールで交流会 [2016年04月09日(Sat)]
入学式を一週間後に控えた4月のある日、本校に新入学される子どもさんたちのプレスクールがありました。新1年生の担任は、我が子(新10年生になります。)が一昨年まで担任を持って頂いたJ先生です。
そのご縁で、新1年生の子どもたちがプレスクールの時間を過ごすあいだ、旧Jクラスの保護者と新1年生保護者の方々とで交流会の時間を持つことになりました。

 わたしたち新10年保護者はJ先生にも相談して、交流会の企画を立てました。その企画では、自分たちが経験したり失敗したりしたことをざっくばらんにお伝えして、新しく学校に来られた方達の本校での子育てのお役に立てたらいいな、と考えました。

 交流会の目玉は「あるある寸劇」。「こんなことあったんですよ。」という私たちの子育て中の失敗談を、見て笑っていただきながら、今後の学校生活の参考にしていただけたらいいな、と考えながら作った寸劇です。
 「生活のリズム」「テレビについて」「学校のできごと」「習い事について」などなど、毎日のくらしに関わるそしてわたしたちの経験(つまり失敗)満載の内容になりました。
 見て下さった新1年生の保護者の方達にはたくさん笑っていただいたのですが、それでも「いろんなことに気をつけなくちゃいけないんだなぁ」と小さなプレッシャーを感じられた方もいらしたかも・・・。
「そうした方が沢山だったらどうしよう」と思いつつ、同時に「でも大丈夫、いつでも相談に乗って下さる担任の先生がいるのだから!そして、支え合う仲間もいるのだから!」とも思うのは、年の功というやつでしょうか。

寸劇のあとは、卒業生の母でもある新10年生のお母さんが14年間にわたる体験談を語り、さらに小さなグループに分かれてのグループトーキング。
あっという間に時間は過ぎてしまい、時間が足りないと感じるほどでした。

 こんな形で、新しく学校に来られたみなさん、そして弟妹を新1年生に入学させられた在校家庭のみなさんと交流の時間を持てたことは、わたしたち新10年保護者にとって、新鮮なありがたい時間でした。
 これからもこのご縁を大事にしていきたいな、と思うひとときでした。
k/k
Posted by 京田辺シュタイナー at 12:53 | その他 | この記事のURL
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