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かるた部誕生 [2023年01月23日(Mon)]
昨年、京田辺シュタイナー学校に新しい部として競技かるた部ができました。その経緯について、親からの視点で書いてみようと思います。

我が家と学校の歴史の中で、欠かせないものの1つが「かるた」でした。学校の恒例行事である新春の百人一首大会。これをきっかけに長男から始まった我が家のかるたへの情熱は、長女・次女を経て、最後の三女に受け継がれ、さらに大きく盛り上がることとなりました。

まず長男が11年生の頃から競技かるたを始め、26歳になった今でもずっと続けています。その姿を見ていたこともあってか、次いで三女も競技かるたを始めました。6年生の終わり頃に全日本かるた協会に属する「京都小倉かるた会」に入りましたが、偶然にも一学年下のMさんも説明会に参加していて、同時に入ることになりました。そして同じかるた会の仲間と共に切磋琢磨の競技かるたの道が始まりました。

真剣にかるたに臨む強い思いや日々の努力は、はたから見ていても、本当に心を打つものがありました。

競技かるたを続けていく中で、娘の心の中にある1つの思いが強まっていったようです。それは、京田辺シュタイナー学校に競技かるた部を作りたい!というものでした。当初から口にしていた目標は、かるた部としてみんなと一緒に公式の団体戦に出る!ということでした。

それを目指して、Mさんと一緒に作戦を練り、かるた部の創部を先生方に訴えプレゼンをしたり、生徒のみんなに競技かるたの説明やデモンストレーションをして部員を集めたり、顧問になってくれる先生を探したり…地道に続けていたようです。そうして色んな壁を少しずつ乗り越えながら、3年越しでようやく競技かるた部の創部を認めていただくに至りました。

娘たちのかるたへの強い思いをしっかり受け入れてくださった先生方、顧問を引き受けてくださった先生には、ただ感謝しかありません。

競技かるた部の部員は、現在10名です。何とか、かるた部として公式の団体戦に出る!という目標が叶って欲しいと思っています。

S•H
Posted by 京田辺シュタイナー at 08:15 | はじめまして | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
高等部からはじめまして [2021年08月21日(Sat)]
我が子は昨年、高等部に編入学しました。
編入して1年半が経ち、当初のことを驚きとともに振り返りました。

京田辺シュタイナー学校は、小学1年生から高校3年生までの一貫教育で、1学年1クラスのみ、20数名の少人数のメンバーで12年間学びます。そのうち高等部は、9年生(中学3年生)からの4年間を指します。

「中3の男子が、8年間一緒に過ごしてきたクラスに入って馴染めるのかどうか。」
編入に対して、まずはこの心配が大きかったのですが、特に印象に残る授業があります。

それは、『言葉の美学』という国語の授業です。
いったいどのような授業が行われるのか、想像がつかなかったのですが、3週間のエポック授業を終えて持ち帰ったのは、手作りの詩集でした。
そこには、自分の名前に文章を寄せて自己紹介した詩や、クラスメイトへ向けてお互いに贈る詩、願いや想像、夢などの詩に手書きのイラストが添えられ、製本されていました。

現代の中学3年の子どもがクラスメイトの異性に対して、果たしてお互いに「君は花のようだ」、「風のようだ」と、学校の授業の中とはいえど、心を寄せて美しい詩を贈れるものでしょうか。
友を大切に慈しむ純真な気持ちが言葉になって溢れていたことに、私はとても驚きました。

友の存在を、光や波や竹、あるいは宇宙に例えてイメージを表現した創作に、心豊かな感性、素直な温かさや優しさを感じ、このクラスの一員として学ばせてもらえることができ本当によかったなと、思いました。
初等・中等部での8年間、友だちとの深い関わりを体得して育ち、お互いを認め合い、それを喜びとして一緒に学んできたからこそ、新しい編入生を受け入れる時にも、心から温かく迎えてくれるのかと、胸がいっぱいになりました。息子もそんなクラスメイトに触発されて、素直で明るい自己紹介や贈る言葉を書いていたことが嬉しかったです。

反抗期や思春期で複雑な感情を、こうして美しく言葉に表現し、友から「風となれ!嵐をまきおこせ!」とエールをもらえたら、それは素晴らしく力になるなぁと感動しています。

当初の馴染めるか、などという心配はすっかり吹き飛び、毎日楽しそうに登校する姿を心から感謝して見守っています。
高等部4年間のカリキュラムは、私にとっても新鮮な学びとなり、これからの授業もとても楽しみなのであります。

j

*エポック授業など、シュタイナー教育の特色はこちらをご参照ください。
Posted by 京田辺シュタイナー at 16:24 | はじめまして | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
新年ごあいさつ〜2015年1月 [2015年01月08日(Thu)]
みなさまあけましておめでとうございます。
お正月、どのように過ごされましたでしょうか?
本校の3学期は1月7日から始まりました。子どもたちは毎年恒例の七草がゆをいただき、氏神様へのお参りをして学校での新年を迎えました。
寒さの中、それでも子どもたちの元気な声が校内のそこここで聞こえています。
2015年もよい年になりますように。みなさま今年もどうぞよろしくお願い致します。

k/k
Posted by 京田辺シュタイナー at 08:45 | はじめまして | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
ブログスタッフご挨拶 [2010年08月08日(Sun)]
ブログ「未来への種」を読んでくださっている皆様、
ありがとうございます。

まだ始まったばかりのブログですが、
これから学校についての話題を次々にお伝えして、
皆さんに、もっともっと学校のことを
知っていただきたいと思っています。
どうぞよろしくお願い致します。

と、ご挨拶させて頂いている私たちは、
この学校に子どもを通せている3人の母親です。
3人ともこれまでの(色々な長さの)人生の間、
ブログというものに全く縁はなく、
IT音痴といって良いくらいの実力(?)の持ち主ぞろい。
でも、困った時は、周囲の人の助けを借りながら、
それぞれに頑張って、そして楽しみながら記事を更新していきます。

記事には、学校の運営や行事のこと、
子どもが持ち帰る授業や生活のこぼれ話、
時には、学校が発行している
『プラネッツ』という季刊誌から拝借するなど、
3名それぞれが話題を持ちより、ご紹介していく予定です。
どうぞお楽しみに。

:n.m:  k/k  n*h
Posted by 京田辺シュタイナー at 14:51 | はじめまして | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
どうぞよろしくお願いいたします。 [2010年06月16日(Wed)]
NPO法人京田辺シュタイナー学校です。
今年で、開校10年目を迎えました。
節目となる歳に、学校には様々な変化が訪れています。
このブログ開設もその一つです。

これから、学校の持続発展教育(ESD)への取り組みや
学校のユニークな運営などについて発信していきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

:n.m:
Posted by 京田辺シュタイナー at 10:56 | はじめまして | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)