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クレヨンが小さくなると [2022年04月07日(Thu)]
春休みのある日、1年生を終えた娘は、学校から持ち帰った物を手提げ袋から取り出して、鼻歌まじりに何かを始めました。
娘が鼻歌をうたうのはご機嫌な証拠です。
フンフン♪しながら手を動かすうちに、段々と歌詞もついてきます。
「かわいい かわいい キイロちゃん、だいすき だいすき〜♪」
一年間学校で使ったクレヨンを、綺麗にお掃除しているのです。ガラスの器にオイルを入れて、ウェスにオイルを含ませて、優しく磨いています。

そんな姿を見ると、入学して登校し始めた頃からのこの一年を思い出さずにはいられません。
クレヨンは、1色ずつ先生から手渡され、そのたびに新しい色と出会っていきます。
クレヨンを先生から貰った日には、
「今日は、青のクレヨンもらったよ!」
「黄色のクレヨンもらったよ。ただの黄色じゃないよ!“あたたかい黄色”って色なんよ!」と、前のめりで話してくれました。
そして、絵を描いた日には「クレヨンを、こうして持つと、綺麗に塗れるんよ、見ててね!」と、描いて教えてくれました。
また、文字を習った時には、
「先生が教えてくれた字で、お手紙書いてあげようか??」
『月火水木金土日 あいうえお あいうえお あいうえお あいうえお』と、習った字がズラリと並んだお手紙を書いてくれた事も。

たくさんの色にときめいて、大好きな先生のお話を描き、初めて出会う文字を書き、学ぶ喜びを感じた一年間を過ごしました。
初めは大きく角ばっていたブロッククレヨンも、今、磨かれ娘の手の中にあるのは角に丸みがあり、あの頃よりひと回り小さくなっています。
クレヨンが小さく見えるのは、娘の手も大きくなっているのかな。
クレヨンが小さくなるたびに、娘の心も身体も大きくなっていくようです。

入学前に、「絶対に桃色よ!」とせがまれて、クレヨンケース.jpg
作ったクレヨンケースも、使い込まれて娘の手にすっかり馴染みました。

この春から、娘は2年生。
親の私が、何よりもいちばん嬉しい事は、娘が「学び」を「喜び」と感じている事。
2年生でも、たくさんの喜びを感じて、ぐんぐん大きくなってね!
鼻歌をうたう娘の後ろ姿に、そっと想いを寄せました。
k.y

1年生の学びの様子はこちらをご覧ください。
Posted by 京田辺シュタイナー at 22:24 | 生活 | この記事のURL