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たかが石、されど石 [2019年06月05日(Wed)]
 6年生の息子は今、鉱物学のエポックに取り組んでいます。こっそりノートをのぞいてみると、地下から真っ赤なマグマが噴出する絵とともに、火山岩(マグマが地表で急激に固まったもの)、深成岩(マグマが地下深くで固まったもの)、堆積岩(海底に砂や泥が積もったもの)などの言葉が記され、ページをめくると六角形の水晶が水色のグラデーションで美しく描かれておりました。

 そんな折り、木津川の河川敷で開かれる「かわらの石観察研究会」なるイベントへのお誘いがクラスであり、参加しました。
主催は京都にある公益財団法人・益富地学会館。
5月下旬の日曜日、クラスの担任、子ども、保護者、約30人が参集。他にもたくさんの親子連れの方々がおり、皆でJR加茂駅から歩いて木津川に向かいました。
岩石や鉱物の分類を簡単に教えてもらい、ハンマーを手に広い河原へ散らばります。

 普段は気にもしない石は、ごつごつ、ざらざら、白っぽいもの、黒っぽいものなどさまざま。鉱物鑑定士の先生たちが初歩的な質問でも答えてくれます。
子どもたちはハンマーで花崗岩を割って断面に黒光りする電気石(トルマリン)を見つけて喜んだり、雲母がキラキラ光る石や変わった模様の石を見つけては先生を質問攻めにしたり。
いつの間にか浅瀬で「生き物探し」になっていた人もいましたが…。

 地学未履修の私ですが、「チャート」(生物岩)に興味を持ちました。実は太古の深海底にたまった放散虫(プランクトン)などの遺骸でできたもの。プレートの移動などではるばる運ばれてきたと聞いて感動してしまいました。小さな石に悠久の歴史が刻まれています。

 大地のダイナミズムを学ぶ鉱物学のエポック。
地域で開かれた観察会のおかげでその学びが「体感」として子どもたちに染み込んだと思います。
真夏のような暑さでしたが、親子ともども格別な一日でした。

N.S.
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Posted by 京田辺シュタイナー at 19:05 | 生活 | この記事のURL