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はじめての映画 [2020年09月24日(Thu)]
ふだんテレビや映画とは縁遠い生活を送っている我が家ですが、この夏、家族でDVDを見る機会がありました。

7年生になって間もない頃、担任の先生から子ども達に、「特別な時にだけテレビやDVDなどをお家の人と内容を選んで、見ることがあってもいい」とのお話がありました。
事前に保護者会で、メディアとの付き合い方についてじっくり話し合っていたこともあり、私の心も準備万端。早速、クラスメイトと情報交換して、色々と言ってくるに違いない…。娘の反応を楽しみにうかがっていましたが、しばらく経っても何事も無かったような日々が続きました。

夏休みも近づいたある日、娘と二人で本の紹介雑誌を見ていると、児童文学を原作とした映画の特集頁がありました。どれも娘が慣れ親しんだお話ばかりで、瞬く間に見たい映画のオンパレードとなりました。それでも、なんとか、夏に一本だけ好きな映画を見るということで無事、交渉成立です。
その後は、楽しくも悩ましい作品選びとなりました。紆余曲折を経て、以前見たことがあるミュージカルの映画に決まりました。「パパも絶対にいっしょにみようね。」久しぶりの娘からのお誘いに、夫もうれしそうです。

9月のはじめ、待ちに待った日がやって来ました。途中で、娘の方から「目が悪くなるといけないから」と言って中断しましたが、翌日も、無事、家族そろって残りを見ることが出来ました。鑑賞後は、映画についてのおしゃべりに花が咲きました。その後も、舞台となった地域の写真集を見たり、モデルとなった人物について調べたりして、娘だけでなく、家族にとっても、心に残るひと時となりました。

余韻を楽しみつつも、娘は、早くも冬休みの映画の会を思い描いている様子です。「お友達はどんな映画を見ているんだろう…。」ふと、私が言うと、「映画を見ていない人が、悲しい気持ちになるといけないから、お友達とは映画の話をしないことになっているの」と娘がサラリと言いました。
こんな風にして、それぞれにあった形とタイミングで、新しい世界の扉を開けることができるのって、いいなと改めて思いました。
C.T



※京田辺シュタイナー学校のメディアに対しての考え方はこちらの「教育や学校生活に関して:Q5」をご覧ください。
Posted by 京田辺シュタイナー at 19:47 | 生活 | この記事のURL
クラブ活動 [2020年09月08日(Tue)]

京田辺シュタイナー学校では6年生の後半からクラブ活動が始まります。

9年生の娘は器楽部と硬式テニス同好会に入っています。
器楽部では年に二回演奏会あり、この秋にも学内向けの定期演奏会が開催される予定です。
例年は学校のホールでの開催ですが、今年はコロナ禍の影響で1階の縁側のような廊下での開催とのこと。
いつもと違うことに戸惑いつつも、新しい曲の練習に一生懸命取り組んでいます。

テニス同好会は月に二回、京田辺市のテニスコートを借りて練習しています。OBの保護者がコーチです。
試合などはありませんが楽しく続けています。
体験入部で初めてテニスラケットを握った娘ですが、久しぶりの練習でコーチに上手くなったな!と言ってもらえるようになりました。
家での自主練もよかったようです。

予定されていたことが変更になったり、中止になったりすることの多いこの頃ですが、前を向いて生きている子どもたちの姿が頼もしいです。

SN*








Posted by 京田辺シュタイナー at 20:45 | クラブ活動 | この記事のURL
6年生「オペレッタ」 [2020年08月29日(Sat)]
長かった梅雨がようやく明けたころ、例年より短い夏休みが始まりました。
先の見えない情勢に、そして日々の暑さに、つい気を落としがちな私の隣で、子どもたちは、この休みの一時も逃さず楽しむことに全力を注いでいる様子。
            
子どものパワーって本当にすごい!と感じる日々です。
                       
3年生の娘が1学期に体験した羊の毛刈り。
その羊毛をほぐしておくという夏休みの課題を一緒に取り組みながら、その手触りや無心になれる時間に、私はホッと一息つかせてもらっています。

さて、そんな夏休みが始まる前。
6年生の息子が音楽の時間に取り組んできた「オペレッタ」の、保護者へ向けた発表がありました。                                    
休校が続いた1学期、ようやく登校が再開された6月から、週に2回の音楽の時間に取り組んできた「オペレッタ」。                          
「ソロで歌うねんで!1人1人違う役をやるねん。」
「セリフもあるねん。」    
「歌が長いと1人で歌うの難しいな〜。」
息子が家で一番話してくれたのが、このオペレッタのこと。               
習いだした歌の練習もよくしていました。
6年生になって、急に背が伸び、体つきがしっかりし、声も少しずつ低くなりつつある息子。 
「んんんー。声が出にくいな〜。」などと言いながら練習する姿には、まだまだ素直な子どもらしさを感じますが、そんな姿も少しずつ少なくなるのかなとちょっとさびしく思ったり。

そういえば、私が小学生の頃は、音楽のテストのとき、クラスのみんなの前で1人で歌うのがとても恥ずかしくて嫌でした。息子も同じように感じているのかな?と思うと、そうでもない様子。  
       
1年生から毎日の授業に、体を動かしたり、楽器を奏でたり、歌ったり、演じたり、様々な芸術が学びの手段となっているため、みんなの前で1人で歌うことも、彼にとっては日常のひとつ、のようです。
また、いつも同じクラスのみんなで取り組む、という安心感もあるようです。

そして、本番当日。                                
新型コロナウィルス感染症の影響で、現在までの学内の行事のほとんどが中止になっており、クラスの子どもたち全員に会うことも久しぶり。子どもたちの立ち居振る舞い、それぞれのソロパート、全員の声がそろった美しいハーモニー。

どの瞬間からも、この数か月会えずにいた間の子どもたちの大きな成長が見てとれた、とても貴重な機会となりました。 

「今日は、全然緊張しなかった。」帰ってきて、頼もしいことを言う息子。

思春期の始まりを迎えつつある今、親としてどのように寄り添っていくか、私も日々学びながら格闘していきたいと思います。

2学期もまた、子どもたちに素晴らしい学びの日々が続きますように。

*「オペレッタ」…音楽劇のひとつ。歌やオーケストラの演奏する音楽と、セリフの部分で成り立つ。全体が音楽中心のオペラに対し、セリフの部分や演劇的要素が大きいことが特徴。
   
                                                  I.M
 
Posted by 京田辺シュタイナー at 10:11 | 授業 | この記事のURL
美術の時間 [2020年08月09日(Sun)]
先日、普段から「絵は苦手」と言っている12年生の娘が、10枚ほどの絵を大きなビニール袋に入れて学校から持ち帰りました。8年生から11年生までの美術の授業で描いたものだそうです。
娘が絵を一枚ずつ袋から出しては描いたときの話をするのを聞きながら、水彩画、鉛筆を使ったらしいスケッチ、木炭画などを一緒に見ました。

「最後がこれ」と言って取り出したのはA1サイズくらいの油彩画。先に見た画用紙の木炭画と同じような構図ですが、色がありサイズも大きいせいか印象がかなり違いました。
まず白黒の絵を木炭で模写し、それを基に油彩画を描いたそうです。
「油絵は、もっと抽象化している人もいたけど、私はこの構図を変えたくなかったから授業のたびにひたすら色を重ねてた」
夜の海を小さな船が進んでいるその絵は、微妙に色が違う青を丁寧に重ねて夜の雲を表現してあり、その隙間から黄色い月明かりが見えていました。

後日、『親と先生でつくる学校 京田辺シュタイナー学校12年間の学び』(せせらぎ出版)を開いてみると、11年生の美術の授業について次のような説明がありました。
『白黒コピーされた絵画作品の中から一つを選び、木炭でその模写を行います。次に、模写を通して感じ取った主観的な要素を、今度は油彩絵具を使って色彩ドラマで表現していきます。また、形を単純化させたり、変化させたりしながら抽象的表現を試みます。』

このような授業で描かれた絵だったようです。

「この絵、いいね」と言うと、「いいやろ?」と娘。
娘が過ごした美術の時間が、ちょっとうらやましくなりました。

n*h

Posted by 京田辺シュタイナー at 00:02 | 授業 | この記事のURL
シュタイナー学校の夏休み [2020年07月28日(Tue)]

「シュタイナー学校はいつから夏休み?」

先日、関東に住んでいる友人から連絡がありました。友人の長男は公立学校、次男は私立学校に通っています。友人の実家は関西なので、彼女が帰省するたび、家族ぐるみでお付き合いをさせてもらっています。
例年、シュタイナー学校の夏休みが彼女の息子さんたちの学校より2週間くらい早く始まるため、今年はどうかな?ということで連絡をくれたみたいです。

今年は新型コロナウィルスの影響で、京田辺シュタイナー学校は7月31日まで登校日となりました。例年は、夏休み前には午前中の授業のみで下校する日が1週間くらいありましたが、今年は5年生以上は最終日まで通常通りの授業があります。1学期最後の行事「星の祭り」は、今年は中止となり、少しさびしさはありますが、こういう年もあるのだ、という感じで我が子たちは淡々と過ごしているように見えます。

京田辺シュタイナー学校の初等、中等部の夏休みは8月1日から31日までです。
高等部は少し変則的で、学年によってバラつきがありますが、いずれにせよ、例年よりは短い夏休みを迎えようとしています。

今年はどんな夏休みにしようか…。子どもたちと色々話し合っています。

:y…k:
Posted by 京田辺シュタイナー at 16:44 | 生活 | この記事のURL
「かわいいうわぐつ」 [2020年07月16日(Thu)]


6月に入って登校が徐々にはじまったある日。
「今日、1年生のうわぐつ見たよ!」と、
ぱっとあかるい顔で学校から帰ってきたわが子の姿がありました。

わが息子は今年2年生になりました。
コロナの影響で休校になる前には、
「ずうっと1年生でいたいなぁ。12年生、ほんまにもう抜けちゃうねんなぁ。いややなぁ。ずうっといてほしい、だから2年生になりたくない。」
なんてさびしそうに言っていたのに。
(抜ける、というのは、いなくなる、という意味だそうです)

今年は、新1年生の入学式に参加することがかないませんでした。
だから、かわいいうわぐつが靴箱に並んでいるのを見つけて、まだ見ぬ1年生たちが学校に来ていることを知り、心がはずんだのでしょう。

それからの数日間は、
「今日も1年生に会えなかった。会えたのはうわぐつだけ。明日は会えるかなぁ!」
と、ころげまわって楽しみにしている様子でした。
そんな様子をみていると、こちらまでうれしくなるものです。
楽しみに待てることは、子どもの十八番だと、つくづく思います。

そして、わたしも小さな楽しみのひきだしをいつも持っていたい。
どんな状況にあっても、しっかりあきらめず生きていけるように。

そんなことを考えながら、もうサイズがきつくなったぼろぼろのうわぐつと、昨年よりひとまわり大きくなった新しいうわぐつを見比べて、
「お母さんも、2年生の君に会えて、とってもうれしいよ。」
と心の中でつぶやきました。

この春、入学・進学されたみなさま。
遅くなりましたが、おめでとうございます。


a.t
Posted by 京田辺シュタイナー at 20:50 | 生活 | この記事のURL
シュタイナー学校の「現在」を伝える [2020年06月28日(Sun)]
京田辺シュタイナー学校では年3回、学校報『プラネッツ』を発行しています。編集を担当している学校報WGは学内に20ほどあるワーキンググループ(WG)のひとつで、特集内容や執筆者の決定、原稿依頼、校正、デザイン、印刷手配等一連の作業を保護者が分担して行います。
特集テーマは最近では「誌上学校見学会」「シュタイナー教育100周年」等があり、教員・保護者・学外のゆかりのある方々が執筆します。その他、教員による「クラスだより」、卒業演劇・卒業プロジェクトや研修旅行などの報告、卒業生による近況報告、保護者の「こえ」欄など、内容は多岐にわたります。

「クラスだより」は、各学年の担任・担当教員がクラスの様子を伝えるものです。本校では基本的に参観を行わないので、学年会(保護者会)や学級通信とともに、授業の内容や生徒と教員の関わりあい、子どもたちの成長の様子を知ることができる楽しみな機会です。ほのぼのとしていたり、少し辛口だったり、笑えたりホロリとしたりするエピソードがコンパクトな字数で伝えられ、プラネッツの中でも人気のコーナーなのではと思います。

新型コロナウイルスの感染拡大により3月初めから臨時休校となり、そのまま年度をまたいでしまった4月下旬のある日のこと、いつものようにWGのメーリングリスト上を次号の相談などが行き交う中、「こんな状態が続いたら『クラスだより』はどうしようか」という声がありました。実際その頃は「クラスだより」どころか、コロナは、休校は、いつまで続くのか、子どもの遊びは、親の仕事は、家庭学習は、等々、先の見えないことばかりで、皆が途方に暮れていたと思います。
そんな中、あるメンバーの「コロナの時期にどのように過ごしたかの記録になる」「このコロナの中でどのように子どもたちとつながり、過ごしたか、奮闘する様子をお伝えできたら」という言葉は、内向きがちだった皆の心に「編集魂」を甦らせ、予定通りの発行に向けて背中を押してくれました。
教員も、各年齢の子どもたちにふさわしい形での自宅学習や交流の方法を模索し、新しい試みに苦労しながらも確かな手応えを得た様子を書き残してくれました。そこには、離れていても寄り添い合う心、地に足をつけた逞しさ、明るい希望が表れていました。

5月下旬から徐々に登校が始まり、6月半ばからは通常授業に戻りました。まだまだ緊張は続きますし、楽しみにしていた行事が中止・延期になるのは、日々成長している子どもたちにとっては辛い経験です。けれど何年か経った時に、この「コロナ禍」にこそ、子ども、親、そして教員もが大きく成長・変容する種が蒔かれていたのだと実感するのではないか、そうなって欲しい、と思います。

そして、7月1日に発行される『プラネッツ』97号が、その大事な記録となりますように。

Y.T.
Posted by 京田辺シュタイナー at 06:16 | その他 | この記事のURL
休校中にミニ畑を作りました [2020年06月10日(Wed)]
 休校の間、家で出来ることはないかな?と考えた時、4年生の息子と一緒にミニ畑を作ろう、と思いつきました。我が家はマンションですが、1階なので小さな庭があります。毎年プランターで夏野菜を作っているのですが、今年は庭の土を掘り返して、地植えに挑戦してみよう、と思いました。
 まずは場所を決めてから、シャベルで土を掘り返していきます。息子も張り切って手伝ってくれました。3年生の時に園芸で鍬やシャベルを使っていたので、手慣れた様子です。休校中で力が有り余っているので、発散させるのにもちょうど良い感じでした。ひとしきり土を掘り返して、その日は終了。体は疲れましたが、息子と一緒に色々と話をしながら作業をするのは楽しい時間でもありました。
 別の日に肥料を入れて畝を作り、その数日後にきゅうりとミニトマトの苗を植えて支柱を立てて、1×1.8mのミニ畑が完成しました。息子は毎朝、水やりをして、収穫を楽しみにしています。
 緊急事態宣言が解除されたとはいえ、まだ様々な制限がある状況ではありますが、小さな楽しみを見つけながら、日々を過ごしていきたいと思います。
                                           n.m.

IMG_1591.jpg


    (苗を植えてから約3週間経った畑の様子)
                     
 
 
Posted by 京田辺シュタイナー at 09:45 | 生活 | この記事のURL
オンライン学年会 [2020年05月18日(Mon)]
新型コロナウィルスの影響が社会のいたるところに現れています。
京田辺シュタイナー学校でも、休校が続いているのはもちろん、この間に予定されていた行事や会議が中止・延期になっています。教員と保護者がクラス単位で教室に集まって、日ごろの授業やクラスの様子、また家庭での様子などを話し合う「学年会」も、娘のクラスではすでに2回中止になりました。

そんな中、クラス担当の先生からお知らせがありました。
「12年生の学年会をオンラインで行います」

さあ大変!
オンライン会議。最近よく聞くけど、何をどうしたらいいの?!
そう思ったのは私だけではなかったようで、学年会本番前に、まず練習をすることになりました。
先にいろいろと勉強して会議の環境を整えてくれた保護者が模擬学年会を主催し、そこに、私のようにオンライン会議初心者の保護者が参加します。日時を変えて2回、1回30分程度、どちらでも都合のいい方にどうぞ、とのこと。
その当日は・・・。
「声が聞こえない!」「ビデオが写らない!」
「そもそも参加できない!(これは私)」
すったもんだの30分。
私の場合、1回目はなぜか会議に参加できず、あえなく断念。インターネットなどで理由を調べて、2回目は無事参加することができました。

さて、本番の学年会。
先生も保護者も慣れないながら、何とか1時間半の学年会を終えることができました。
このオンライン学年会自体、オンライン授業の可能性を考えての「お試し」でもありました。

久しぶりに見る顔に、なんだかうれしくなるのも、いつもとは違う感覚でした。
親でさえこうなのだから、ましてや子どもたちは、クラスメイトに会いたいだろうな。

新型コロナウィルスの一日も早い収束を願ってやみません。

n*h

Posted by 京田辺シュタイナー at 09:58 | その他 | この記事のURL
春の校庭 [2020年05月08日(Fri)]
4月の下旬、用事があって、休校中の学校へ行きました。
校門を開けて久しぶりに中に入ると、校庭は春の花でいっぱいでした。

京田辺シュタイナー学校には、学校の植栽の手入れや管理を担う保護者のグループがあります。
「卒業生や入学生が、たくさんの花に囲まれて門出の日を迎えられるように」と、毎年秋の終わりに全校の保護者に呼び掛けて球根の植え込みや花壇の植え替えを行うのも、このグループです。そうして植えた花が、今年も満開の時期を迎えていたのでした。

ちょうど、メンバーのひとりが黙々と花壇の水やりや草取りをしていました。
いつもは決まった曜日にメンバーが集まって行っている作業。今は新型コロナウィルスの感染拡大を考慮して、各自で時間を見つけて別々に作業に来ているとのことでした。

平日の午後。
本来なら生徒たちは授業中で、きっと学校はたくさんの声や物音であふれていたはず。
来年はどうか、この色とりどりの花の中でみんながいつも通りの新学期を迎えられますように。今、この困難な状況に直面しているすべての子どもたちに、そのような春が訪れますようにと心から願っています。

みなさま、どうぞお気をつけてお過ごしください。

n*h
家と花.jpg


Posted by 京田辺シュタイナー at 23:24 | その他 | この記事のURL
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