(公財)九州運輸振興センターは、令和6年度事業として鹿児島県内の離島航路で使用する冷凍コンテナ10個を製作、離島航路事業者5社へ提供し、12月11日に鹿児島新港旅客ターミナル(鹿児島市)において引渡し式を行いました。
日本財団の離島活性化活動と連携した取り組みで、同財団の支援と助成を受けており、当日はセンターの竹永健二郎理事長、離島航路事業者の代表者等、関係者約30名が参加しました。
冷凍コンテナは、離島住民への生鮮食品や冷凍・冷蔵品の安心・安全な輸送の為に不可欠なものとなっており、この取り組みは離島航路の持続的な運営確保を支援することにつながっています。

引渡式には、野元雅幸国土交通省九州運輸局鹿児島運輸支局長ほか来賓に迎え、竹永理事長から「日本財団の支援と多大な助成により製作した冷凍コンテナが離島における食料の保管や輸送サービスの質の向上等に少しでもお役に立てれば幸いです。末永く大切に使ってほしい」などの挨拶に続き、関係航路5社の代表者へ目録が手渡されました。

引渡しを受けた航路事業者を代表してマリックスライン滑竰j直哉社長から「冷凍コンテナは、新鮮な食材や生活物資を確実に安心、安全に離島へ輸送する機材として重要であり、こうした支援は非常に有難い。提供して頂いた(公財)九州運輸振興センターと、これに助成を頂いた日本財団には大変感謝している。永く大切に使用させていただく」との謝辞がありました。

引渡し後、ターミナル横に整列した真新しい冷凍コンテナの見学では、、製作メーカーの
担当者から機能や利用方法などの説明が行われ、関係者は熱心に聞き入っていました。