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九州経済圏における交通及び観光の振興と近代化を図るための事業を行い、もって地域経済の均衡ある発展に寄与し、あわせて民生の安定に資することを目的として、調査研究事業、施設整備事業、その他広報啓発等事業を柱に活動しています。

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離島航路で使用する冷凍コンテナを提供しました[2023年12月27日(Wed)]
             離島航路で使用する冷凍コンテナを提供しました

 (公財)九州運輸振興センターは、鹿児島県内の離島航路で使用する冷凍コンテナ11個を製作、離島航路事業者5社へ提供し、12月11日に鹿児島新港旅客ターミナル(鹿児島市)において引渡し式を行いました。
 日本財団の離島活性化活動と連携した取り組みで、同財団の支援と助成を受けており、当日はセンターの竹永健二郎理事長、離島航路事業者の代表者等、関係者約30名が参加しました。

hp2.png

 冷凍コンテナは、離島住民への生鮮食品や冷凍・冷蔵品の安心・安全な輸送の為に不可欠なものとなっており、この取り組みは離島航路の持続的な運営確保を支援することにつながっています。

 引渡式には、野元雅幸国土交通省九州運輸局鹿児島運輸支局長、鈴木圭祐鹿児島県企画部交通政策課長を来賓に迎え、竹永理事長から「日本財団の支援と多大な助成により製作した冷凍コンテナが離島における食料の保管や輸送サービスの質の向上等に少しでもお役に立てれば幸いです。末永く大切に使ってほしい」などの挨拶に続き、関係航路3社の代表者へ目録が手渡されました。

 引渡しを受けた航路事業者を代表して奄美海運竃{坊隆幸社長から「冷凍コンテナは、地域住民への新鮮な食材や生活物資を確実に安心、安全に輸送する機材として活用され、地域にとっては必要不可欠な施設であり、提供して頂いた(公財)九州運輸振興センターと、これに助成を頂いた日本財団には大変感謝している。永く大切に使用させていただく」との謝辞がありました。

 引渡し後、ターミナル横に整列した真新しい冷凍コンテナの見学では、あいにくの雨の中、製作メーカーによる機能や利用方法などの説明が行われ、引渡式は無事に終了しました。

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Posted by 九州運輸振興センター at 13:39 | 施設整備事業 | この記事のURL

令和4年度 冷凍コンテナの引渡し式について[2023年02月01日(Wed)]
            離島航路で使用する冷凍コンテナを提供しました
            −電源設備のない地域・場所での使用に期待が−


 (公財)九州運輸振興センターは、鹿児島県内の離島航路で使用する冷凍コンテナ9個を製作し、12月16日に鹿児島新港旅客ターミナル(鹿児島市)において引渡し式を行い、離島航路事業者3社へ提供しました。
 日本財団の離島活性化活動と連携した取り組みで、同財団の支援と助成を受けており、当日はセンターの竹永健二郎理事長、離島航路事業者の代表者等、あわせて約30名の関係者が参加しました。

 冷凍コンテナは、離島住民への生鮮食品や冷凍・冷蔵品の安心・安全な輸送の為に不可欠なものとなっており、この取り組みは離島航路の持続的な運営確保を支援することにつながっています。

 引渡式には、中原禎弘国土交通省九州運輸局鹿児島運輸支局長、市山拓朗鹿児島県企画部交通政策課主事を来賓に迎え、竹永理事長から「日本財団の多大な助成により製作したこれらコンテナが離島住民の生活向上に役立てれば幸いです。末永く大切に使ってほしい」などの挨拶に続き、関係航路3社の代表者へ目録が手渡されました。

 引渡しを受けた航路事業者を代表して奄美海運竃{坊隆幸社長から「離島住民の生活に密着した冷凍コンテナの需要は毎年急激に増大している。離島航路に必要不可欠な資機材であり、提供して頂いた(公財)九州運輸振興センターと、これに大きな助成を頂いた日本財団には大変感謝している。」との謝辞がありました。

 引渡し後、ターミナル横に整列した真新しい冷凍コンテナの見学では、電源設備のない地域・場所での使用が可能となるよう今年度試験的に製作した発電機を取り付けた冷凍コンテナ2個への注目が高く、製作メーカーによる機能や利用方法など説明や参加者による運転状態の確認などが行われ、参加者からは「これまで以上に温度管理が容易になる」「活用範囲が広がる」などの意見が聞かれました。


冷凍コンテナ9個.png

発電機付冷凍コンテナ2個.png

Posted by 九州運輸振興センター at 15:03 | 施設整備事業 | この記事のURL

令和4年度簡易待合所の引渡しについて[2022年12月12日(Mon)]
        十島村の諏訪之瀬島で使用する簡易待合所を無償提供しました

 (公財)九州運輸振興センターは、鹿児島県十島村の諏訪之瀬島に設置する簡易待合所を製作し、鹿児島県十島村へ無償提供しました。
 これは、日本財団の離島活性化事業と連携した取り組みで、同財団が支援。11月15日に同センターの福山二也専務理事から十島村の福澤章二副村長へ目録が手渡され、引渡しが行われました。

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 十島村は、鹿児島市の南約200〜330キロメートルの海上に位置し、通称「トカラ列島(有人島7島、無人島5島で構成)」と呼ばれており、7つの有人島に約650人が生活しています。このトカラ列島への唯一の交通、輸送機関であり生活物資の輸送や島民の足として、鹿児島港南埠頭から「フェリーとしま2」が週2便運航しており、島民の方はこの船舶を利用し九州本土や奄美大島への移動を行っています。

 諏訪之瀬島は人口76人が暮らす島で、今でも活発に活動している火山を有しています。港には火山灰からの避難壕として、また、真夏の炎天下での強烈な日射や雨の日や風の日の風雨を避けフェリーを待つために待合所として2基設置されていましたが、その内の1基は激しい風雨や火山灰による老朽化が激しく、修理しても使用も出来なくなってきたことから、島民から簡易待合所の設置が強く求められていました。

 十島村では、その設置について検討を進めていましたが、財政上の事情等で設置できなかったことから、当センターへ相談、設置要望が出されたところです。
 その要望を受け、当センターの海運振興関連施設整備事業として、日本財団の離島活性化事業の一環としての支援と助成を受け、今般、諏訪之瀬島へ設置する簡易待合所を製作し、無償提供することとし、引渡しを行ったものです。

HP写真2.png

 今回、引渡された「簡易待合所」は、九州本土から遠く、火山灰や風雨の厳しい場所に設置されることから、屋根部分を従来の鉄の骨組みテント生地張から、木製の骨組みの上にアルミ複合板の屋根とし、破損した際に地元住民でも容易に修繕ができるよう制作しています。

Posted by 九州運輸振興センター at 17:16 | 施設整備事業 | この記事のURL

令和3年度 冷凍コンテナの引渡し式について[2021年11月09日(Tue)]
離島航路で使用する冷凍コンテナを提供しました
〜離島住民の生鮮食品等の安全輸送のために〜


 (公財)九州運輸振興センターは、鹿児島県内の離島航路で使用する冷凍コンテナ6個を製作し、離島航路事業者3社へ提供しました。日本財団の離島活性化活動と連携した取り組みで、同財団の支援と助成を受けています。令和3年10月29日に鹿児島新港旅客ターミナル(鹿児島市)において引渡し式を行い、同センターの竹永健二郎理事長、離島航路事業者の代表者等、あわせて約30名の関係者が参加しました。
 
 冷凍コンテナは、離島住民への生鮮食品や冷凍・冷蔵品の安心・安全な輸送の為に不可欠なものとなっており、この取り組みは離島航路の持続的な運営確保を支援することにつながっています。引渡式には、国土交通省九州運輸局の中原禎弘鹿児島運輸支局長、鹿児島県企画部の滝澤朗交通政策課長を来賓に迎え、竹永理事長から「日本財団の多大な助成により製作したこれらコンテナが離島住民の生活向上に役立てれば幸いです。末永く大切に使っていただきたい」などの挨拶に続き、関係航路3社の代表者へ目録が手渡されました。

 引渡しを受けた航路事業者を代表して、奄美海運(株)の本坊隆幸社長から「離島住民の生活に密着した冷凍コンテナの需要は毎年急激に増大している。離島航路に必要不可欠な資機材であり、提供して頂いた(公財)九州運輸振興センターと、これに大きな助成を頂いた日本財団には大変感謝している。」との謝辞がありました。

 その後、ターミナル横に整列した真新しい冷凍コンテナの見学を行い、製作メーカーが機能や利用方法などを出席者に説明し、引渡式は無事に終了しました。

コンテナ.jpg
今回提供した6個の冷凍コンテナ


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航路事業者から謝辞を受ける

Posted by 九州運輸振興センター at 14:06 | 施設整備事業 | この記事のURL

令和2年度バリアフリー対応型タラップ(五島旅客船向け)の引渡しについて[2021年03月03日(Wed)]
五島・奈留港で使用するバリアフリー対応型タラップを無償提供
〜奈留港のフェリーへの乗下船がさらに安全に〜


 (公財)九州運輸振興センターは、長崎県五島市奈留港に設置するバリアフリー対応型タラップを製作し、長崎県の五島旅客船(株)に無償提供しました。
 日本財団の離島活性化事業と連携した取り組みで、同財団が支援。令和3年2月19日に同センターの福山二也専務理事から五島旅客船(株)の安田舟平取締役へ目録が手渡され引渡しが行われました。

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 五島旅客船(株)は、長崎県本土西方の海上に位置する五島列島の福江島、奈留島、若松島、中通島を結ぶ航路事業者で、引渡されたバリアフリー対応型タラップは奈留島にある奈留港に設置されます。

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 これまで奈留港で使用していたタラップがバリアフリー対応型でないことから、同社では令和3年3月末からの新造船フェリー就航にあわせ、島民をはじめとする乗降客の安全・安心のため、当センターへ相談、設置要望が出されていました。

 今回設置されたタラップは、他港での設置後の要望を多く取り入れ、タラップを渡る際に足元の海面が見えない工夫や、離島の陸上作業員の高齢化等に対応するために軽量化を図るなど陸上作業員にも優しい作りとなっています。

Posted by 九州運輸振興センター at 16:33 | 施設整備事業 | この記事のURL

令和2年度バリアフリー対応型タラップ(甑島商船向け)の引渡しについて[2020年12月03日(Thu)]
甑島・鹿島港で使用するバリアフリー対応型タラップを無償提供

〜鹿島港のフェリーへの乗下船がさらに安全に〜


 (公財)九州運輸振興センターは、鹿児島県薩摩川内市鹿島港に設置するバリアフリー対応型タラップを製作し、鹿児島県の甑島商船(株)に無償提供しました。
 これは日本財団の離島活性化事業と連携した取り組みで、同財団が支援。11月30日に同センターの福山二也専務理事から甑島商船(株)の鈴木一浩代表取締役専務へ目録が手渡され、引渡しが行われました。

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 甑島商船(株)は、鹿児島県本土西方の約30キロメートル離れた海上に位置する上甑島、中甑島、下甑島の3島からなる甑島列島(人口約4千人)と九州本土を結ぶ唯一の航路事業者で、引渡されたバリアフリー対応型タラップは下甑島にある鹿島港に設置されます。
 島民をはじめとする乗降客の安全・安心のため、当センターへ相談、設置要望が出されました。
 既に甑島の「里港」「長浜港」には日本財団の支援を受け設置した同様のタラップが整備されており、今回の「鹿島港」への設置で島内全ての港に整備されたことになります。

IMG_5781.jpg

IMG_5788.jpg

 今回設置されたタラップは、他港での設置後の要望を多く取り入れ、タラップを渡る際に足元の海面が見えない工夫や、手すりの延長、スロープの角度をより緩やかにする等、乗降客の利用をより考えた作りになっています。また、太陽光発電による蓄電方式を採用し、ボタン一つで上下動や横移動できるなど陸上作業員にも優しい作りとなっています。


Posted by 九州運輸振興センター at 17:23 | 施設整備事業 | この記事のURL

令和2年度冷凍コンテナの引渡式について[2020年11月18日(Wed)]
離島航路で使用する冷凍コンテナを提供しました

−離島住民の生鮮食品等の安定輸送のために−


(公財)九州運輸振興センターは、鹿児島県内の離島航路で使用する冷凍コンテナ7個を製作し、離島航路事業者4社へ提供しました。日本財団の離島活性化活動と連携した取り組みで、同財団の支援と助成を受けています。令和2年11月11日に鹿児島新港旅客ターミナル(鹿児島市)において引渡し式を行い、同センターの竹永健二郎理事長、離島航路事業者の代表者等、あわせて約30名の関係者が参加しました。

今回引渡された冷凍コンテナ7個.JPG
 
 冷凍コンテナは、離島住民への生鮮食品や冷凍・冷蔵品の安心・安全な輸送の為に不可欠なものとなっており、この取り組みは離島航路の持続的な運営確保を支援することにつながっています。引渡式には、国土交通省九州運輸局の金平成市鹿児島運輸支局長、鹿児島県企画部の滝澤朗交通政策課長を来賓に迎え、竹永理事長から「日本財団の多大な助成により製作したこれらコンテナが離島住民の生活向上に役立てれば幸いです。末永く大切に使っていただきたい」などの挨拶に続き、関係航路3社・1村の代表者へ目録が手渡されました。

冷凍コンテナ引渡式.JPG

 引渡しを受けた航路事業者を代表して、奄美海運(株)の迫田昌社長から「離島住民の生活に密着した冷凍コンテナの需要は毎年急激に増大している。離島航路に必要不可欠な資機材であり、提供して頂いた(公財)九州運輸振興センターと、これに大きな助成を頂いた日本財団には大変感謝している。」との謝辞がありました。

IMG_5740.jpg

 その後、ターミナル横に整列した真新しい冷凍コンテナの見学を行い、製作メーカーが機能や利用方法などを出席者に説明し、引渡式は無事に終了しました。

Posted by 九州運輸振興センター at 10:22 | 施設整備事業 | この記事のURL

令和2年度風雨防止用通路シェルターの引渡式について[2020年11月05日(Thu)]
福岡県新宮町へ風雨防止用通路シェルターを無償提供しました


(公財)九州運輸振興センターでは、日本財団の離島活性化事業と連携し、同財団の支援を受け、福岡県新宮町新宮漁港に設置する風雨防止用通路シェルター12基を製作し、11月4日に当センター理事長の竹永健二郎から町営渡船「しんぐう」を運航する新宮町の長ア武利町長へ引渡しを行いました。

 今回、引渡されたシェルターは、福岡県新宮町新宮漁港から北西約7.5キロメートル、町営渡船で約20分の海上に浮かぶ「相島(最近では猫の島で有名。約250人の方が生活しています。)」向け航路の本土側の港に設置されるものです。

引渡したシェルター.JPG

 新宮漁港の待合所から船の接岸場所までに距離があることから、平成16年に日本財団の支援と助成により同型のシェルターを整備していましたが、真夏には強烈な日射を浴び、風雨にさらされているため、塩害や経年劣化が進み、支柱の腐食や天幕の破損が酷くなっていました。これまで町が修繕で対応していましたが安全面で支障が出てきたことから、新たな設置の検討が進められ、財政上の事情等を鑑み、当センターへ相談、設置要望が出されました。
 今年度、当センターの海運振興関連施設整備事業として、日本財団の離島活性化事業の一環としての支援と助成を受け、高さを20cm高くした風雨防止用通路シェルター12基を製作し、無償提供することとなりました。

引渡したシェルターと竹永理事長(左)、長崎町長(右).JPG

引渡式の様子.JPG

 参加した関係者からは「日本財団と九州運輸振興センターのお蔭で設置できた」「高さなど規格も良くなっており利用者にとっても優しく、有難い」「利用者が多い時は待合所で待てないので大変助かる」等のお礼の言葉を沢山頂きました。

Posted by 九州運輸振興センター at 16:37 | 施設整備事業 | この記事のURL

令和2年度簡易待合所の引渡しについて[2020年08月12日(Wed)]
十島村へ平島及び諏訪瀬島で使用する簡易待合所を無償提供

                        
(公財)九州運輸振興センターでは、日本財団の離島活性化事業と連携し、同財団の支援を受け、鹿児島県十島村の平島(南之浜港)及び諏訪瀬島(切石港)に設置する簡易待合所を製作し、令和2年8月7日、鹿児島本港南埠頭において十島村への引渡しを行いました。

 十島村は、鹿児島市の南約200〜330キロメートルの海上に位置し、通称「トカラ列島(有人島7島、無人島5島で構成)」と呼ばれており、7つの有人島に約700人が生活しています。このトカラ列島への唯一の交通、輸送機関であり生活物資の輸送や島民の足として、鹿児島港南埠頭から「フェリーとしま2」が週2便運航しており、島民の方はこの船舶を利用し九州本土や奄美大島への移動を行っています。

 十島村の平島、諏訪瀬島の港にはフェリーを待つための待合所がなく、利用者は真夏の炎天下では強烈な日射を浴びながら、また、雨の日や風の日に風雨にさらされて乗船を待つ状況にあり、島民から簡易待合所の設置が強く求められていました。

引渡しされた2基(手前が平島向け、奥が諏訪瀬島向け).JPG

 十島村では、その設置について検討を進めていましたが、財政上の事情等で設置できなかったことから、当センターへ相談、設置要望が出されたところです。
 その要望を受け、当センターの海運振興関連施設整備事業として、日本財団の離島活性化事業の一環としての支援と助成を受け、今般、平島(南之浜港)及び諏訪瀬島(切石港)へ設置する簡易待合所を製作し、無償提供することとし、引渡を行ったものです。

平島向け簡易待合所.JPG

平島向け(前面開放)

諏訪瀬島向け簡易待合所.JPG

諏訪瀬島向け(前面扉付)

 今回、引渡された「簡易待合所」は、九州本土から遠く、また風雨の厳しい場所に設置されることから、屋根部分を従来の鉄の骨組みテント生地張から、木製の骨組みにアルミ複合板の屋根とし、破損した際に地元住民でも容易に修繕ができるよう制作しています。


Posted by 九州運輸振興センター at 17:52 | 施設整備事業 | この記事のURL

令和元年度バリアフリー対応型タラップの引渡式について[2019年11月06日(Wed)]
大分県姫島村へバリアフリー対応型タラップを無償提供しました

〜これまで以上に利用者や作業者に優しいタラップに〜


 (公財)九州運輸振興センターでは、日本財団の離島活性化事業と連携し、同財団の支援を受け、大分県姫島村姫島港に設置するバリアフリー対応型タラップ1基を製作し、10月10日、姫島港で当センター理事長 竹永健二郎から姫島村 藤本昭夫村長へ引渡しを行いました。

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 今回、引渡されたタラップは、大分県国東半島の北、瀬戸内海西端、周防灘と伊予灘の境界の海上に位置する姫島(約2,000人が在住)と九州本土とを結ぶ唯一の交通手段として、姫島村が運航する航路(姫島〜国見間、フェリーで約20分)の姫島港に設置されるものです。

 姫島村では、平成16年3月に日本財団の助成を受け九州で初めてとなるバリアフリー対応型タラップを設置していましたが、長年の風雨等の影響による老朽化に伴い修繕補修では乗降客の安全に不安があることから新たな設置の検討を進めていました。
 しかし、財政上の事情等で新設が難しいため、今般当センターへ相談、設置要望が出されました。
 その要望を受け、当センターの海運振興関連施設整備事業において、日本財団の離島活性化事業の一環での支援と助成を受け、今般、姫島村向けのバリアフリー対応型タラップを製作し、引渡を行ったものです。

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 今回設置されたタラップは、タラップを渡る際に足元の海面が見えない工夫や太陽光発電による蓄電方式を採用し、タラップの上下動がこれまでの人力からボタン一つの電動で動かせるなど、利用者はもとより陸上作業員にも優しい作りとなっています。

 引渡式の後には早速フェリーで利用され、関係者の方から「作業が楽になった」「フェリーに安心して乗り込める」など嬉しい言葉が沢山ありました。

Posted by 九州運輸振興センター at 16:26 | 施設整備事業 | この記事のURL

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