22年度第1回離島航路共通予備船の整備に関する調査委員会 開催報告[2010年07月05日(Mon)]
第1回離島航路共通予備船の整備に関する調査委員会を開催(報告)
九州運輸振興センターでは、平成22年6月29日(火)、福岡市において「第1回離島航路共通予備船の整備に関する調査委員会(委員長:福田晴仁 西南学院大学准教授)」を開催いたしました。
なお、本調査は日本財団の助成を受け実施しているものです。
委員会では、福田委員長の司会進行により以下の議題について審議が行われました。
@ 調査企画書及び航路概要の説明
事務局から、本調査研究の背景と目的、調査内容、調査方法等の説明を行うとともに、これ
らを踏まえて共通予備船の実現に向けた課題の整理等を行うこととしている旨の説明を行い、
併せて、今回対象地域内の航路の実態等の説明を行った。
A 予備船の現状と課題
航路事業者関係委員(7委員)から、それぞれの航路におけるドッグ時等の予備船の運航実
態、問題等について説明があった。
B 行政における共通予備船に対する考え
行政関係委員(5委員)から、それぞれの行政の立場において、ドック時等の運航確保によ
る離島住民の足や生活安定のための施策考えについて説明があった。
C その他
今回の委員会は、これから個別の実態把握や課題の整理を行った上で、各委員からの活発な意見・提案等を予定していましたが、第1回である今回から、オブザーバーで参加された3名の方を含め、活発な議論が展開され、如何に予備船の確保が切実な課題であるかということが再確認されました。
最後に、今回の調査研究が、対象地域内の「共通予備船の実現」に直接結びつく結果報告をまとめるという強い意志を持って取組むことを確認しました。
(参考) 「離島航路共通予備船の整備に関する調査委員会委員名簿」